・【速報】WBC日本代表の近藤、朗希らに市民栄誉賞 千葉市長「大きな感動と勇気」(千葉日報)
さすが千葉市長サン、仕事が早い。そして千葉市出身の日ハム→ソフバンの近藤健介選手にも…というのもなかなか(笑)。その勢いで千葉マリンの新スタ計画もどうぞよろしくです(^_^;)
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝した日本代表で、千葉市の神谷俊一市長は23日の定例会見で、14年ぶりの王座奪還に貢献した同市ゆかりの近藤健介選手(ソフトバンク)と佐々木朗希投手(千葉ロッテ)、吉井理人投手コーチ(千葉ロッテ監督)の3人に市民栄誉賞を贈る意向を表明した。
神谷市長は「大きな感動と勇気を市民に与えてくれた。感謝の気持ちを伝えたい」と述べた。
同市緑区出身の近藤選手は不動の二番打者として全試合に出場。驚異的な出塁率で上位打線の一角を担った。佐々木投手は1次ラウンドのチェコ戦と準決勝のメキシコ戦に先発し、160キロ超の豪速球で世界を驚かせた。吉井コーチは世界一と評された日本代表の投手陣を陰で支えた。
よくよく考えてみれば「千葉県」ではなく「千葉市」ってのがポイントなんでしょうね。果たして千葉県までエリアを広げたら何人ぐらいの侍ジャパンの選手・コーチなどが対象になるのやら。日ハム球団は2軍が鎌ケ谷市に本拠地を置いてるぐらいですしねえ…。
で、このニュースで思い出したのが、昨秋、天皇杯で優勝した(個人的には千葉ロッテ同様ご贔屓にしている)ヴァンフォーレ甲府が、
・山梨県、VF甲府に県民栄誉賞授与へ、セール開始など祝福ムード高まる(産経新聞/2022年10月17日付)
やはり本拠地の山梨県から県民栄誉賞を受賞してたんすねえ…。
16日のサッカー天皇杯で初優勝を果たしたJ2ヴァンフォーレ甲府(VF甲府)について、山梨県の長崎幸太郎知事は17日の定例記者会見で、「県民栄誉賞を授与することを検討している」と明らかにした。また、商業施設で優勝セールが始まったほか、金融機関の入り口には優勝ポスターが張られるなど、県内で祝福ムードが高まっている。
長崎氏は、「今回の快挙は県民を大いに元気づけ、笑顔と勇気を与えてくれた。これにあやかり、日本一魅力的な県になるように挑戦していきたい」と話した。
山梨県庁では本館ロビーに優勝祝賀の垂れ幕が掲げられたほか、当面、夕方に県庁舎をVF甲府のチームカラーである赤と青にライトアップする。
そして千葉ロッテのZOZOマリンスタジアムと同様に、ヴァンフォーレ甲府もホームスタジアムとしている小瀬スポーツ公園陸上競技場(以前の山梨中銀スタジアム→現在のJITリサイクルインクスタジアム)の老朽化による新スタ問題を抱えているというなんとも偶然が(大汗)
で、甲府の方は稼働率および維持費の兼ね合いもあり、計画段階だった山梨県総合球技場が現在の山梨県知事の鶴の一声で凍結されてしまいまして、この時の県民栄誉賞の話が出た時も「褒めるのはタダだからな」「栄誉賞もいいがスタジアムもどーにかしろ」と…。まあそういう意味では、現在の千葉マリンスタジアムは、土地は千葉県、建物は千葉市の所有物で、仮に現在地に作る(新築リフォーム級の大改装工事になるのだろうか)としても、幕張メッセの大駐車場に「新スタ」として作るとしても千葉県と千葉市の意向はどーしても外せないわけで、この「市民栄誉賞」を契機に、話がより加速化するといいんすけどねえ。あ、できれば 今回のWBCの準決勝・決勝で使ってたマイアミの開閉式屋根つきドーム球場みたいなのがいいんすけどと(以下略)。
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余談:日ハムの新スタ近くの「新駅建設費」がえらく膨らむそうで…。
・日ハム新球場「エスコンフィールド」 アクセス整備進むも、“新駅建設費”が影を落としていた!(Merkmal)
ちなみにこちらは「余談」ではありますが…。
臨時列車6本に臨時停車も
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表「侍ジャパン」が優勝した余韻も冷めやらぬ中、プロ野球が3月30日、北海道日本ハムファイターズと東北楽天ゴールデンイーグルスの試合で開幕する。開幕戦が行われるのは、ファイターズの新しい本拠地となる北海道北広島市の「エスコンフィールドHOKKAIDO」。球場を含む北海道ボールパークFビレッジへの交通アクセスも整いつつある。
JR北海道は3月18日に実施したダイヤ改正で、ナイター開催日の夜に、球場最寄り駅である北広島駅発、札幌駅行きの臨時列車を走らせることにした。21時台から23時台にかけて、臨時快速5本を走らせるほか、定時発車とは別に、試合終了時刻に合わせた臨時快速列車も1本運転する。
また、今回のダイヤ改正で、新型コロナ禍で土日祝日に一部間引き運転していた札幌駅~新千歳空港駅間の特別快速エアポートを全面再開させたが、ナイターの日は、このうち2本を北広島駅に臨時停車させて、帰宅客の利便を図る。なお、北広島駅を20時以降に発車する札幌方面への列車はすべて6両編成にして輸送力を確保する。
一方、バス会社も運行体制を整えた。ナイターのある日は、札幌バスセンターから北広島駅前、北広島駅前からFビレッジ前行きのバスが出る。試合後もFビレッジ前から北広島駅前行きが出発する。
3月1日には、北広島駅から球場に通じる歩道橋「BIGBOSS Bridge(ビッグボスブリッジ)を、新庄剛志監督が地元の幼稚園の子どもたちと手をつないで「渡り初め」をした。
長さ35m、幅4mの小さな橋だが、球場に直接つながる大事な橋だ。北広島市が3億6000万円かけて造り、橋の名前は施設命名権(ネーミングライツ)を取得した北海道ボールパークFビレッジの運営会社がつけた。
試合のチケット販売も、ことの外好調で、こけら落としとなる開幕第1戦のチケットはすでに売れ切れ。4月1日、2日も、満員になりそうな気配だという。
(中略)
こうした期待感に水を差すような話だが、ここにきて新たな難題が起こった。球場に隣接して建設されるはずのJRの新駅の建設計画が、総工費の高騰で、見直さざるを得なくなったのだ。
この計画は北広島市がJR北海道に請願し、工費を全額負担することで合意したが、資材や労働賃金の高騰などで、JRが2019年に公表した総工費の試算より4割高の115億円から125億円になるとされ、計画をやり直さねばならなくなったのである。建設候補地が斜面のため、線路をカープして取り付けなければならないのも高騰の理由のひとつだという。
最初の計画では、新球場から200mほどの場所に建てられるはずだったが、それを諦めて、JRが中心になって別の候補地を複数挙げて検討している。仮に適当な場所が見つかっても、工費が下がるという保証はない。
関係者によると、2027年末までには、なんとしても新駅を建設したいというが、うまくいっても4年後の話だ。鉄道を利用して北広島駅で降りてバスに乗り換えて球場へ、という今の形がそれまで続くとなると、道民の8割が日ハムファンだといわれる土地柄だけに、どんな反応が起きるだろうか。いささか心配になってくる。
なんとなくですが、札幌・新さっぽろ・北広島などの駅前から臨時バスを出したり、いっそスタジアム真横に(?)びっくりするぐらいの大駐車場をとりあえず用意してみて今年1年でどーなるかを様子見でいいんじゃないですかね?実際に北海道界隈、もっと言えば札幌圏界隈がどんぐらい車社会なのかもわからんですし(その分、ビールの売上は下がりそうなのが辛いとこかもしれませんけどね)。
ちなみに先日開業した、JR京葉線の「幕張豊砂駅」は、おおよそ120億円だったそうです(実はまだ南北を通す自由通路は完成していないのですが概算で125億円から115億円まで圧縮はできたそうで、そしてその半分以上を新駅の真ん前にあるイオンモールが出したという話らしいんすけどね(^_^;))。なので通常の駅として使用する「幕張豊砂駅」と、今度、日ハムの新スタにできる予定の「北海道ボールパーク駅」(仮称)がほぼ同程度の建設費になるとすると…いやあ試合日や球場稼働されてる日は別にしても年間トータルの使用頻度を考えると、その新駅の建設費を受け持つ北広島市も結構悩ましいでしょうな。果たして「そこまでスタジアムに来るお客さんはJRを大いに使ってくれるのかどうか」というのも読みづらいだけに。
さて千葉ロッテの方は、千葉マリンの新スタ(仮)がどこにできるかはわからんのですが、もし前千葉市長→現在の千葉県知事氏の公約通りに幕張メッセの大駐車場にできたとしたら、幕張豊砂駅の利用客も増えるんでしょうね。とはいえたぶん海浜幕張駅・幕張本郷駅・稲毛駅などへの臨時バスも出して一極集中させないように分散はさせるんでしょうが、個人的にはできるだけ幕張豊砂駅からの徒歩圏内に作ってもらって、イオンモールも幕張豊砂駅も「潤う」ようにしてあげてほしいな、とは思う次第です。まあそれが何年後になるかはわかりませんが(苦笑)
以上です。
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