・「ファンによる守備妨害」認められる珍事 一度はファウルもロッテ・井口監督のリクエストでアウトに(スポニチ)
昨日、さんざんネット界隈でもこのシーンの動画が流されてましたけども…あれは角中じゃなくても誰でも怒るわ。怪我したらどーすんだか。
◇パ・リーグ ロッテ0ー3楽天(2021年5月1日 楽天生命)
ファンによる守備妨害が認められる珍しいプレーが起きた。
4回1死二塁、楽天・小深田の三塁側フェンス際の飛球をロッテ左翼手・角中が捕球できず一度はファウルに。井口監督がリクエストしてリプレー検証が行われた結果、審判団は「観衆の妨害がなければ捕球できていたと判断し、打者をアウトとします」と説明し、左邪飛となった。
試合後の井口監督は「リクエストする前に審判が本当は(映像を)見ないといけない」と振り返った。
つーか、あのシーン、客が「うっかり」身を乗り出して…だったら、角中に「すんません」と頭を下げて然るべきな話なのに、どー見ても「俺が悪いんじゃねえもん」「なんか文句あんのか、コラ」と馬鹿みたいに開き直ってましたからね。フライ取り損ねて顔とかに当たったら骨折しかねないぐらい危ないプレーなのに。
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「次にこれやったら」客を退場にしろよ、楽天球団。
・1日の楽天ーロッテ戦で観客が〝守備妨害〟 MLBなら退場処分(東スポ)
「次回」からはちゃんと「球場内規則」を改定して、そういう客は退場させろよ、楽天球団よ。
1日の楽天ーロッテ戦(楽天生命パーク宮城)で観客の守備妨害によりファール判定がアウトに覆るシーンがあった。
場面は楽天が3点をリードして迎えた4回一死二塁。楽天の1番・小深田が打ち上げた左翼ファールゾーンへの飛球を追いかけたロッテの左翼手・角中が捕球体勢に入ったところ、スタンド前列の観客が立ち上がりグラウンド側に乗り出して手を伸ばしてきた。
これに視界をさえぎられるような形になった角中はこの邪飛の捕球に失敗。三塁塁審の判定はファールとなった。
しかし、これにロッテ・井口監督が確認を求めると審判団がベンチ裏へと下がり協議。数分後、木内球審が「ただ今の打球に関し、観客の妨害がなければ捕球できたと判断しましたので、アウトと判定します」と場内アナウンスを行いこのファール判定は左邪飛へと記録が変更された。
試合後、井口監督は「リクエストをする前に、本当は審判が見なくちゃいけないはず」と最終的にリクエストの形で判定が覆った今回の判定プロセスに疑問を投げかけた。
MLBであれば、球場規則もあり、フェンスを越えて選手のプレーを妨害した観客に対しては、「退場処分とする」ことはフェンス際の客席に向け明記されてもいる。
この妨害がメジャーの球場で発生していれば、間違いなく退場が命じられることだろう。
ただ、球場係員の対応も含めてそのような文化のない日本でそれを実際に断行できるのかという問題を提示した今回の観客による〝守備妨害騒動〟だった。
これ、歌舞伎座とかで言えば、花道の途中で客が歌舞伎役者の着物の脚の裾を引っ張って演技を邪魔する行為と全く同じだからな。
そして楽天球団側がこれをほとんど咎めることもなくそのまま試合終了までほったらかし(多少の注意をしにいったらしいですけども)というのも、後味がよろしくない。というかNPBのスタジアムはこういうグラウンドにせり出してる形の客席が増えただけに、やはりこのようなケースにどうするか、みたいな対処法は最低限考えたほうがいいんだろうね。
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