【千葉ロッテ】まさか6投手の継投で完封勝ちをするとは(^_^;)

※修正しました(勝ち投手はチェン様だったようです)

・ロッテ“ブルペンデー”完封　ボルシンガー先発回避で奇襲　石川が初の中継ぎ登板(スポニチ)

昨日はボル様の足首捻挫で中継ぎの唐川が予告先発されてて「は?」と思ったんですが…ロッテの五右衛門および中継ぎ陣の継投が凄かった。前半戦のいい締めになりましたな(笑)

【7月10日 M5-0F】
唐川投手(1回),チェン投手(3回),石川投手(2回),松永投手(1回),田中靖投手(1回),益田投手(1回)の継投で完封勝利！
角中選手と井上選手とレアード選手が適時打を記録！
▼本日の成績はこちらhttps://t.co/oHeMLX2xgw #chibalotte pic.twitter.com/0KFc3ZPazF
— 千葉ロッテマリーンズ公式アカウント (@Chiba_Lotte) July 10, 2019

災い転じて、完封リレーだ。ロッテ・井口監督が前半最終戦でかけた奇襲が見事に成功した。先発は18年7月5日以来となる唐川だった。
　簡単に2死を取り、近藤を四球で出したが中田をフォークで中飛に打ち取った。ベンチに戻ると唐川はナインとハイタッチ。「最初から1イニングと言われていたので」。わずか1回18球でマウンドを左腕チェンに譲った。
　先発予定のボルシンガーが右足首捻挫で登板回避。緊急事態で指揮官が選んだのが、「ショートスタート」だった。チェンは「ロングリリーフは僕の仕事」と3回1安打無失点。打線の援護を受け、好投に白星が付いた。
　さらなる驚きは5回だ。開幕投手を務めた石川がプロ初の中継ぎ登板。右肘違和感から約1カ月ぶりに復帰し、2回4安打無失点に切り抜けた。7回からは松永、田中、益田の「勝利の方程式」で逃げ切り。6投手の完封リレーを達成した。
　最大6あった借金は1まで返済。「ブルペンデー」に切り替え、ピンチを乗り切った井口監督は「みんなの頑張りで戻って来た」と笑顔。「栗山流オープナー」を導入する日本ハムの前で披露した継投については「はやりになっていますけど、基本は先発がしっかり投げること。もうないと思う」とあくまでも緊急手段と強調した。

ま、良い意味で「びっくり」しました(笑)。

先発の唐川が1イニング投げて、

チェン様が2-4回の3イニングを完封し、

ここまで先発で不調続きだった五右衛門が5-6回を投げて、

松永が7回を1イニング投げて三者凡退で抑え、

8回にタナヤスがやはり1イニング投げてやはり三者凡退で抑え、

9回の締めを守護神・益田がやはり三者凡退でびしっと抑えて完封勝利…と。

うーん、こんなに投手陣が凄いロッテ、久々にみたわ(爆)

先に「オープナー」を導入した日ハムのお株を奪うとは(笑)

・日本ハム、時代変わって「オープナー」初成功！貯金「１」(サンスポ/5月2日付)

こちらは今年の5月のサンスポさんの記事。まあ「オープナー」を導入して成功させたのは日ハムだったんすけどね(苦笑)

（パ・リーグ、西武２－７日本ハム、４回戦、２勝２敗、１日、メットライフ）日本ハムの令和最初の勝利は、継投策がズバリとハマった。
　「やってやろうと思った。いつも通り抑えることを心がけました」と今季初先発の堀。４月２８日の中継ぎ登板から中２日で２回１／３を投げ、２安打１失点で降板した。
　この日の先発まで救援で１０試合に登板していた左腕は三回、左手人さし指の皮がはがれて緊急降板となったが、役割は果たした。
　今季の日本ハムは、救援投手が先発で短いイニングを投げ、２番手以降で先発投手が投げる「オープナー」を採用。敗れた試合もあったが、２番手以降の投手も粘投し、開幕２７試合目で初めて成功した。
　チームは貯金を１とした。３番手でマウンドに上がり、３回１失点で２勝目を挙げた先発右腕のロドリゲスは「チームが必要なところで投げる」と与えられた場所でフル回転する覚悟だ。
　投手起用や極端な守備シフトなど、今季は新戦術を続々と繰り出す栗山監督も「時代が変わったので、こっちの流れにならないかと勝手に思っている。いい方にいけばいい」と手応えをつかんだ。

で、こちらに「オープナー」の解説の記事もありました。

オープナー
　試合開始時に、本来は救援で起用する投手を先発登板させて１、２回の短いイニングを投げた後、本来の先発投手をロングリリーフで起用したり、そのまま救援投手で継投する戦術。中継ぎ投手を１、２イニングずつ投げさせてつなぐ投手の起用法を「ブルペンデー」と呼び、その発展型といえる。昨季、米大リーグのレイズが５５試合で採用し話題となった。

うーん、ボル様の足首捻挫という緊急事態とはいえ、まさかこれを実践して完封勝利までやってのけるとは思わなかったなあ、しかも日本では最初にそれを持ってきた(と思われる)日ハム相手に…そこは昨年まで日ハムの投手コーチをしてた吉井コーチにも何か思うこともあったんかなあ(苦笑)。

でも昨日の試合、完全に流れを作ったのは、先発の唐川であり、2回から3イニングを完封したチェン様だったと思いますね。彼らがあっさりと先制点を許してたらこうはいかなかったでしょう。

千葉ロッテ(@Chiba_Lotte)・チェン投手(@kuanyu1029 )が3イニングを投げ無失点で今季初勝利！ #chibalotte #チェンチェン大丈夫 pic.twitter.com/3prRNBcRY7
— パ・リーグ.com / パーソルパ・リーグTV公式 (@PacificleagueTV) July 10, 2019