ヤクルトスワローズの2軍施設が埼玉・戸田市から茨城・守谷市に移転するそうで…。

戸田の2軍施設、移転検討 ヤクルト、茨城県守谷市と協議―プロ野球(時事通信)

夕方前にこのニュースを見て「ほう、それは興味深いニュースだ」と。ここらへんが圏央道ができたりつくばエクスプレスができたりJR常磐線が上野東京ラインで東京駅や品川駅まで直通できたり…で、茨城県の交通アクセスが良くなったのもあるんでしょうね。それと町おこしの誘致とかも。

ヤクルトは15日、埼玉県戸田市にある2軍施設について、茨城県守谷市への移転に向け協議、検討を開始すると発表した。

 選手寮の老朽化などが理由で、不十分だった施設の拡充も図るという。

 江幡秀則球団専務によると、2019年に台風で戸田市の球場が水没したことが、移転へ動きだすきっかけの一つとなった。ヤクルトは、新しい施設の26年開業を目指して守谷市と協議を進める予定。球場、サブグラウンド、室内練習場、クラブハウス、選手寮を新たに建設するという。 

さすがに戸田市に比べると「ちょっと遠い」感はありますけども、河川敷で大雨の時に水没してしまうんであれば…それは仕方ないっすね(大汗)。

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地元の守谷市(とその近隣市町村)とWin-Winの関係になる事を祈ってます。

ヤクルト 2軍施設移転を検討している茨城県守谷市こんなところ 東京都心から40キロ圏内(スポニチ)

スポニチさんに守谷市の紹介の記事がありました。40キロ圏内ってことはさほど遠いって感じではないっすねえ。

 ヤクルトが2軍施設の移転を検討している茨城県守谷市。

 茨城県の南部に位置し、市の南側を流れる利根川を境に千葉県と隣接している。南西は野田市、南は柏市と接する。

 面積は35・71平方キロメートルで、人口は6万9996人(令和4年4月1日現在)。東京の都心部からは約40キロ圏内にある。JR東京駅から守谷駅まではつくばエクスプレスを利用して1時間以内。JR秋葉原駅からは最短32分。

 神宮球場から守谷インターチェンジまでは高速道路を使って1時間ほどでいける。

特に最近は守谷から少し北の方に15分ぐらい常磐道を走ると圏央道のジャンクションができてまして、そこから東北道にも関越道にも中央道にも東名道にも都心(特に首都高速)を通らずにチームのバスさえあれば地方都市(プロ・アマ問わず。どうも最近は練習試合をするノンプロ・アマチュアの強豪チームが意外に北関東に多いんだそうです)への遠征も本当にラクにできると思うので、これは結構いい話だと思いますね。ちなみに単純比較になるかはビミョーですが中央線快速の中央特快で東京駅→立川駅までが平日で約40分ぐらいなんで「所要時間は多摩地方(立川だの八王子だの…)とさして違いはない」んでしょうね。

思えば元横綱の稀勢の里関が引退して部屋持ち親方になった荒磯部屋→二所ノ関部屋(最近、元大関・若島津の二所ノ関親方が停年になって親方株を交換したらしいんですね。で、一気に二所ノ関一門の総帥になってました(大汗))が、同じ茨城県南部の阿見町というとこに非常に大きな建物の相撲部屋を建設中でして。

これはもともと稀勢の里関が茨城県(牛久市だったか龍ケ崎市だった)の出身で、都心(特に国技館から近い両国界隈)だと土地が高くてなかなか土俵を2面置いたりトレーニングルームとかも置くのが面積的にきつい…という事で、地元のサポートを得て茨城県に思い切って移転することにしたんだそうですね。で、こちらも国技館のある両国まで出るにはJR常磐線(ひたち野うしく駅が最寄りだそうです)か高速の常磐道で小一時間ほどかかるんですが、そういう意味では「交通アクセスがしっかりしてきた今だからこそ、茨城県はアリなのかも」と思った次第でした。

※ちなみに現在の二所ノ関部屋は、つくば市の筑波大学の施設を借りて稽古してるそうです。

【ヤクルト】なぜ茨城・守谷? 2軍施設移転協議の経緯 発端は19年台風で戸田球場水没…球団が説明(スポーツ報知)

で、スポーツ報知さんには経緯の説明の記事がありました。これはわかりやすい(笑)

プロ野球の東京ヤクルトスワローズとその親会社であるヤクルト本社は15日、茨城県守谷市との間で、同市への東京ヤクルトスワローズ2軍施設の移転に関する協議、検討を開始することになったと発表した。

 この計画についてヤクルト球団の江幡専務は以下の通り経緯を説明した。

 ―施設が手狭になったことが理由の一つ

 「そうですね。スタンドも(増設したくても)仮設しかできない。ほとんどのお客さんが土手から見てるような状況でもありますし、寮に併設されている屋内練習場も以前よりは少しは大きくなったとはいえ、まだまだ狭い状況。土地的にもこれ以上広くすることはできないと、そういうところがありました」

 ―19年には台風で水没したこともあった。

 「それももちろん大きな理由の一つです。やっぱりあそこは残念ながら大雨が降ると水門を空けられてしまう場所なので」

 ―移転はいつ頃から検討してきた?

 「いろいろ今言ったような問題があって、ちょっと何とかしなくちゃいけないねなんて話は出てたんですが、具体的に動き出したのは2019年ですか、台風で4メーター半水没したという、それが一番動き出すきっかけになっています」

 ―守谷市から提案を受けたのはいつ頃?

 「去年、1年ちょっと前ですかね」

 ―他の自治体からも提案はあった?

 「実はやっぱり、一番近いところがいいわけですから、戸田市内、埼玉県内、東京都内含めて色々とリサーチはしたんですけど、既存の球場なんかも見てきたんですけどやはり市民の方も使っていらっしゃるし、プロが使用するには相当大改修しないといけないと施設は使えない、で新たに土地を購入して施設を建てようとしても埼玉とか東京はまとまった土地を獲得するのが非常に難しいとか、そんな状況もある中で少しずつ少しずつ外に向けて広げてリサーチをしていった結果として茨城の南部というところで、いくつかの候補の中で守谷市さんとお話がまとまったということですね」

 以下は球団リリースの主な概要。施設、球場の場所など詳細は今後、守谷市側と協議を進めるという。

【協議開始に至った経緯】

 現在、埼玉・戸田にある2軍施設の選手寮の老朽化に加え、各施設が手狭になったことから、より充実した2軍施設の整備を行うため新たな2軍施設候補地を検討してきた。今回、茨城県守谷市より2軍施設誘致の提案があり検討した結果、東京ヤクルトスワローズ、ヤクルト本社および守谷市にて移転の実現に向けた具体的な協議、検討を進める運びとなった。

【移転施設の概要】

(1)東京ヤクルトスワローズ2軍球場

(2)東京ヤクルトスワローズ2軍サブグラウンド

(3)室内練習場

(4)選手寮およびクラブハウス

【今後の予定】

2026年度の施設開業を目指し、協議、検討を進めていくが、その内容に関しては必要に応じて発表する。

いずれにしても2軍施設が地元に定着して皆から愛されるようなチームになってほしいですね。

ついでに個人的には贔屓にしている千葉ロッテもゆくゆくは千葉県内に2軍施設を移転しちゃえばいいのにね。かつて誘致を表明してた成田市(←なにせ成田国際空港と成田山新勝寺という年間数千万人が行き来する施設が2つもある全国的にも稀有な街なんで町おこしにも非常に熱心ゆえに、地元からのバックアップは半端ないでしょう(笑))や、順天堂病院との提携をしてるご縁でその大学病院がすぐそばにある浦安市の埋立地あたりにでも。

以上です。

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