MotoGPのようなモータースポーツの世界にも、筋肉増強剤のドーピング違反が(驚)


Jiří RotreklによるPixabayからの画像

MotoGPイアンノーネに暫定資格停止処分、ドーピング陽性反応(時事通信/AFP)

「はー、またランス・アームストロングみたいな海外の自転車選手がやらかしたのか」と思って記事を読んだら、バイクレースの世界の話だった。いやー、そっちの世界でも「ある」んだな、そういうのって(;゚Д゚)

【AFP=時事】国際モーターサイクリズム連盟(FIM)は17日、世界ロードレース選手権(WGP)のMotoGPクラスに参戦しているアプリリア(Aprilla Racing Team Gresini)のアンドレア・イアンノーネ(Andrea Iannone、イタリア)に対し、ドーピング検査で陽性反応を示したとして暫定資格停止処分を科したと発表した。

 現在30歳のイアンノーネは、先月3日に開催されたマレーシアGP後に行われた抜き打ちの尿検査でアナボリックステロイド(筋肉増強剤)に陽性反応を示したという。今後は異議申し立てを行い、B検体の検査を要求することができる。

 イアンノーネはインスタグラム(Instagram)に「私は完全に落ち着いている。ファンとアプリリアには安心してほしい」「今シーズンを含め、私は何年にもわたって継続的に検査を受け続けてきた。もちろんいつも陰性だったから、今回の件で前向きな結果が得られることを確信している」と記した。

 今季のMotoGPクラスで計43ポイントを挙げたイアンノーネは総合16位に終わり、年間王者に輝いたレプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)に大差をつけられた。

百歩譲って(?)、これが「興奮剤」だったらまだわかるんですけどね。スピードを落とさなきゃならんとこをあえてハイテンションでコーナーをスピード出してクリアすれば、そりゃ他の選手たちがスピードダウンする箇所ですから順位やタイムは良くなるのは道理…なんですけど、ここの場面で発覚したのが「筋肉増強剤」ってのがよくわからないんすよね。

まあ強いて言うのならば、バイク競技もただバイクに跨ってるだけではなく、対戦相手との駆け引き、事故らない為の集中力(まあ時速200キロ300キロも出てるとこで事故ったりしたら、命にも直結しますし…)、更にそれらに関するコースの位置取り…などを必死に頭をフル回転させてつつ、同じレース場を何十周・何百周も回るレースが大半ゆえに「その長時間のレースに耐えられるだけの持続性・耐久性」は必要だろうから、そこでのスタミナを持続させるためにやったんだろうか…としか、あくまでも素人考えではそこまでしか及ばないのがなんとも申し訳ない次第で。

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競走馬にカフェイン、特攻隊に覚醒剤…なら聞いたことがあるのだけど。

ま、こういう「基本は人力以外の競技等で確信犯的にドーピングをやらかした」の話として私が記憶にあるのは、競馬の競走馬にカフェインやアルコール、覚醒剤などを投与した例(ヒサヨシ事件・キタシバスペイン事件といった当該の馬の名前が名付けられてるほどの競馬史に残る不祥事にもなっています)とか。

あとこれはスポーツ競技ではないんですが(そしてここでスポーツ系の話と同列にして「例」として取り上げるのは本当はモラル的には良くないのかもしれませんが…)、太平洋戦争時の「特攻隊」の隊員にメタンフェタミン(いわゆる「覚醒剤」の一種ですね)や、ヒロポンを打ってひどく興奮させて敵機などに突撃していった…という話は聞いたことがあるぐらいですかね。

さて、今後の展開はどういうことになるんだか。

かつてのサッカー・川崎フロンターレ(当時)の我那覇選手のような「冤罪」のような結末を迎えるも選手人生を大きく一変させてしまった例もあるんで、この陽性反応一発でアウトと決めつけるのも早計でしょうし、改めて異議申し立てや再検査の結果待ち…なんでしょうけど、それにしても「モーターレースにも、それなりのドーピング検査もある上に、それにひっかかる選手もたまにいるんだな」というのは勉強になりましたわ、ええ(大汗)

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