「東アジア反日武装戦線」の桐島聡でも、人生の最期に医療費・入院費で国のお世話になるんだなと(失笑)

【速報】連続企業爆破事件の「東アジア反日武装戦線」メンバー 桐島聡容疑者(70)とみられる男 神奈川県内の工務店で勤務か 警視庁公安部(TBSニュース)

昨日「え、あの桐島聡、捕まったん?」という話の続きになりますが…。

逃亡中の極左ゲリラ。いやー「大坂正明」に続いて「桐島聡」も捕まるとは( ゚д゚)ポカーン

2024年1月26日

娑婆でフツーに働いてたのと末期がんで余命幾ばくがない状態で病院で自白したって件がなんとも凄まじい。

警視庁公安部に身柄を確保された過激派「東アジア反日武装戦線」のメンバー桐島聡容疑者(70)とみられる男が、入院する前、神奈川県内の工務店で働いていたことがわかりました。

捜査関係者によりますと、神奈川県鎌倉市の病院に入院している男が、「桐島聡です」と名乗り出たという情報がおととい寄せられ、警視庁公安部が桐島聡容疑者(70)とみられる男に事情聴取しています。

男は事件の関係者しか知り得ない当時の状況などについて話しているということで、公安部は男が桐島容疑者である可能性が高いとみて、DNA型の鑑定を進めています。

男は偽名で入院していて、末期のガンを患い、治療中だということですが、自ら病院を訪れたわけではなく、体調を悪化させて運ばれてきたということです。病状は深刻で時折、意識を失うこともあるということです。

その後の捜査関係者への取材で男が入院する前、神奈川県内の工務店で働いていたことも新たに分かりました。

警視庁は今後、男が桐島容疑者だと特定できたとしても、病状などから逮捕せずに任意で捜査を進める方針です。

桐島容疑者は1975年4月、東京・銀座の「韓国産業経済研究所」で起きた爆破事件で指名手配されていました。

しかし50年近くも身元を隠して娑婆で働いたりして逃げれるもんなんだな…と。最終的には末期がんでこのままという事も大いに有り得るのかもしれないけど。

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結局は、医療費と入院費で国にお世話になるのか(失笑)

桐島聡容疑者「岡山に女と一緒にいる」の電話から49年不明…鎌倉の病院に名乗る男(読売新聞)

お仲間の人がダッカ事件の超法規的措置で国外逃亡しちゃったから時効が止まってなかったようなもんだっただけに。

歴史的な事件が急展開した。1970年代に連続企業爆破事件を起こした過激派組織「東アジア反日武装戦線」のメンバー、桐島聡容疑者(70)を名乗る男が見つかった。半世紀にわたって逃亡を続ける桐島容疑者なのか。発見の一報に衝撃が広がった。

 「『桐島聡』と名乗る男性が入院している」――。公安部に神奈川県警から情報が寄せられたのは25日だった。公安部は神奈川県鎌倉市内の病院に捜査員を派遣。本人の可能性が高いとの感触を得た。

 捜査員の一人は、「桐島容疑者の足取りはつかめていなかった。本人であれば、長年追い続けた捜査員たちの悲願が果たされる」と興奮した様子で話した。

 男が入院中の鎌倉市内の病院前には26日夕、報道陣約30人が集まり、騒然とした雰囲気に包まれた。

 連続企業爆破事件を巡っては、75年5月、主要メンバー7人が一斉に逮捕されたが、桐島容疑者は捜査の目をかいくぐってきた。

 手配資料などによると、桐島容疑者は広島県神辺町(現・福山市)出身で、県内の高校を卒業後、72年に明治学院大学に入学した。

 75年4月、在学中に東アジア反日武装戦線の「さそり」グループのメンバーとして事件を起こし、逃走直前まで、東京都新宿区歌舞伎町の大衆料理店でアルバイトをしていたとされる。

 事件後の75年5月20日に渋谷区内の銀行で現金を下ろした後、同31日に広島県の実家に電話をかけ、「岡山に女と一緒にいる」などと父親に伝えたのを最後に、足取りが途絶えていた。

 捜査幹部は、「単独で50年近くも逃げ切れるはずがない。本人と特定されれば、逃亡に協力した人物がいないかについても捜査していく」と話した。

まあ警察当局も50年近く何やってんの?っていうツッコミも無くはないのですが(苦笑)、これはDNA鑑定も街中の膨大な防犯カメラもなかった時代の名残と、今も昔も極左に少なくない数で存在していた「シンパ」の面々の援助もあって…前の記事でも書きましたが60-70代の頃に大学生で左翼運動に没頭してた人たちの中には、会社経営や医者などでかなりの財産を築いた人も居てそういう人たちからのカンパや援護もあって匿われつつ転々と逃亡するってこともあったそうで。

それに加えて「警察の捜査がヌルかった(←これはたぶん10-15%は要因としてあるんじゃないでしょうかね。各セクションの縄張り意識とかも)」ことや幾つかの偶然とラッキーもあって「たまたま」逃げ切れたのかもしれないけども。たぶん50年前ぐらいの写真レベルだと、整形手術もそうですがたぶん10-15kgぐらい太ったり痩せたりした程度でも指名手配書とはちょっと違う風貌になれたのかもしれないですね。今だったらたぶん目の瞳の形とかをコンピューターで分析した「こいつは本人です」みたいな鑑定結果も出るんでしょうけども。

で、興味深いのはこの記事の後半にこんな話も。

指名手配された容疑者が長期間潜伏していたケースは過去にもある。

 1971年11月の「渋谷暴動」を巡っては、指名手配されていた中核派活動家、大坂正明被告(74)(1審で懲役20年、控訴中)が約46年間逃亡を続け、2017年5月に広島市内のマンション一室で発見された。

1970年代を中心に世界各地でテロを起こした過激派グループ「日本赤軍」の重信房子・元最高幹部(78)は、75年8月の国際手配から25年間、潜伏を続けていた。

 オウム真理教による事件では、11年の大みそかに特別手配中の教団元幹部、平田信受刑者(58)(懲役9年が確定)が17年近い逃亡生活の末、警視庁に出頭。翌12年6月には、元信者の女性(52)が相模原市内で、川崎市に潜伏していた高橋克也受刑者(65)(無期懲役が確定)が東京都大田区内でそれぞれ発見された。

極左の活動家とオウム真理教ですな。共通点は「意外に全国各地にシンパが存在している」ってことでしょうか。そういやオウム事件も死刑判決を食らって処せられた受刑者は別にしても、そろそろ無期懲役の確定囚の収監期間が25-30年近くなるわけで果たして仮釈放なんて話も出てくるんでしょうかね。平成初期の頃は早ければ10-15年で出てこれた模範囚なんてのもいたそうですが、最近は厳罰化が唱えられていて20-30年いても仮釈放とかもほとんどないそうで…。

しかし桐島聡容疑者、たぶん人生の最後の最後に国保やら医療費支払いなどで国のお世話になって逝くことになるとはね。これでシンパが自費で全部支払ってくれて「俺様は国のお世話には最期までならねえ」って見栄を切ったら大したもんだけど…たぶんそこはそこなんでしょうな(^_^;)

 

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