・ロッテ・井口監督が続投へ 球団最長タイ6年連続指揮に向け調整、若手積極起用で「常勝」へ前進(スポニチ)
今朝こんな記事が。続投させたいという球団の意図がある観測気球的な記事だと思うが、もし続投させるんだったらお友達人事ではなくしっかり苦い薬も飲ませられる「名軍師」的なヘッドコーチを側に置けよ?
ロッテが井口資仁監督(47)の来季続投を基本線に調整していることが21日、分かった。就任5年目で2年契約2年目の今季。現在5位も、CS圏内となる3位・楽天まで3ゲーム差と逆転進出の可能性を残している。最終決定には残り9試合の結果も重要となるが、順当ならば6年目の指揮も託されそうだ。
昨季まで2年連続リーグ2位と躍進。今季は優勝にこだわったが、マーティン、レアードが大不振で、チーム127盗塁はリーグトップも、打率・230、87本塁打はともにリーグ5位と得点力不足に陥った。一方で若手を積極的に起用、ドラフト1位・松川を高卒新人捕手として史上3人目となる開幕スタメンに据え、3年目の高部を中堅のレギュラーに定着させた。3年目の佐々木朗は4月10日のオリックス戦で完全試合を達成するなど、目標とする「常勝」の道を前に進ませた。球団で2年連続2位以上は84、85年の稲尾和久監督以来2人目。来季6年連続指揮となれば球団最長タイとなる。
今季は「頂点を、つかむ。」をスローガンに指揮官は「最後までしっかりと目標を持ち続けてやっていきたい」と決意していた。首位ソフトバンクと6・5ゲーム差で直接対決は残り5試合。22日のオリックス戦で敗れれば、優勝の可能性が消滅する。最後まで内容が問われる戦いとなる。
《球団4人目》ロッテの井口監督は来季で就任6年目。ロッテを6年連続率いると、別当薫(54~59年度)、金田正一(73~78年度)、バレンタイン(04~09年度)に並ぶ4人目の最多連続期間になる。また、連続に限らない就任年数としては(代理、代行シーズンは除く)、前記金田監督の8年(73~78、90、91年)に次ぐ球団2位タイ。
まあ通常の精神構造だったら、あんだけ精神論的なスローガンでさんざん優勝を目指すと煽ってきただけに、更にいえば井口監督のへっぽこ硬直采配で今季何試合「勝てる試合」を落とした?って考えれば、「2年連続2位立派だねー、今年5位?運が悪かったねー」で済ませてはいけない話だとは思うんですけどね。
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そろそろ「お友達人事」からは脱却した方がいいな。勝ててないのだから。
・ロッテ・井口監督 来季も続投へ 今年で就任5年目、育成面評価(デイリー)
デイリーさんにもこんな記事が。
ロッテが今季で監督就任5年目の井口資仁監督(47)を、来季も続投させる方針であることが21日、分かった。シーズン終了後に正式に話し合いが行われるとみられる。
今季は就任5年目で、悲願のリーグ制覇を目指していたが、打線の軸となるマーティンやレアードが極度の打撃不振に陥った。さらに主力にコロナ感染者が続出するなど、ここまで65勝68敗1分けの5位と苦戦してきた。
ただ、井口監督には中長期的に選手への育成を託す方針で、ここにきて山口、安田、さらに3年目を迎えた佐々木朗も成長を見せて9勝を挙げるなど、来季への戦力を整えてきたことを評価。6年目の来季、悲願のリーグ優勝に向けて球団も補強面などでバックアップしていく。
ただまあ、例年のロッテから見ればこの時期に「借金3」で済んでいるのはそれはそれで「ここ20年の中ではそこそこいい成績ですやん。あの選手層の薄さで」と見れなくはない…んでしょうかね。特にロッテ球団の偉い人達からすれば。
となればまさにこのスポニチさんとかデイリーさんの記事などはある意味でロッテ球団のぶち上げた「観測気球」。「まだ決定ではないけど、残り9試合の結果も大事だぞ」と井口監督のケツを叩くような意図もあるのかもしれないね。まあそれでも青学の大先輩である重光ジュニア氏がそう簡単に手放すとも思えないのだが。
だったら全権監督ではなく、井口監督とコーチ陣・選手たちの間に入って調整もできて、勝負師としても一流で、ともすれば井口監督に臨機応変かつ「時には苦い薬を無理やり飲ませることができる」名参謀的なヘッドコーチをそばにつけてやった方がいいんだろうね。個人的には「うーん、井口監督の野球はもうお腹いっぱいなんで、誰か別の人がいいっす」って感じなんですけども(苦笑)。
それと昨日あたりにメールが来まして、
来年度のファンクラブの募集が始まったとのことで。
ま、今年も更新はするとは思うんですが、この残り9試合とシーズン直後の動き(監督・コーチを含めた新人事と、誰を戦力外通告にするかなど)とかを見て、11月ぐらいまでは考えたいですね。以上です。
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