・【千葉魂】努力のオフ越え22年へ 井口監督「頑張りは必ず結果に」 千葉ロッテ(千葉日報)
地元紙・千葉日報さんに連載されている「千葉魂」が更新されてました。来年から不定期連載になるのは残念ですが、いつもいい記事で読んでてほっこりするのがいいんすよね、これ。
ZOZOマリンスタジアムはオフでも活気にあふれている。キャプテンの中村奨吾内野手は契約更改を行った24日は午前8時から身体を動かし、時間を有効利用していた。この日、誕生日だった平沢大河内野手も姿を現し藤岡裕大内野手と2人、黙々と打ち込んだ。安田尚憲内野手もマシン相手に連日、打ち込みを行っていた。誰もクリスマスムードに浸ることはない。マリーンズの選手たちはそれぞれの課題と向き合い、自分たちで考えながら身体を動かし、来る2022年シーズンに照準を合わせていた。
「選手たちにはこの時期の大事さを分かってほしい。この時期にしっかりとウエートや振り込みを行えば必ず来年4月に生きる」と井口資仁監督。
常々オフの期間の重要性を説いていた。2月1日から身体をつくりあげるのではない。2月1日は戦いのスタート。初日から実戦を行える万全の状態で臨むためのオフだという方針を就任以来ずっと説き続けてきた。だからこそキャンプ初日に紅白戦を行ったこともあった。戦いはもうこの時から静かに、しかし確実に始まっているのだ。
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「2月1日からポジション争いは始まる。若手には休んでいる時間はない。毎日を大事に過ごしてほしい。充実した日々を過ごしてほしい。今、頑張るとその頑張りは必ず結果となって返ってくる」
指揮官の想いはこの4年間で浸透している。考え方、戦い方、方針。だからこそ選手たちはオフに浸ることなくジャージーに着替え、汗を流す。ZOZOマリンスタジアムだけではない。浦和球場で、それぞれの故郷や借りている練習施設で。選手たちは見えない努力を続けている。それはまだ一軍昇格の機会のない若手選手も同じだ。寮では夜遅く駐車場で黙々とバットを振る選手の姿がある。屋上の簡易打撃スペースで夜遅くに身体を動かす選手もいれば、一度、汗を流した後の夕食後に再び室内練習場で打ち込む選手がいる。それが当たり前の光景である。
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そんな若手選手たちの貪欲に取り組む姿に井口監督は目を細める。そして「若手の底上げは絶対に必要。選手たちも頑張ってくれている。自分も我慢が大事。すぐにうまくいくことはないということは分かっている。我慢強く使ってあげないといけない時はある。すぐに変えてもなんの意味もない。変えても何も生まれない」と決意を語る。
あと3勝だった。141試合目でリーグ優勝の目標は潰えた。それは目の前にあった。誰もが月日は経った今も野球の話になると第一声は「悔しい」から始まる。22年こそ。来年の師走は、このオフの鍛錬の日々を笑顔で振り返りたい。若手選手たちは確実に成長している。けがが癒え、逆襲に燃える選手たちもいる。今年、手ごたえを掴んだ選手たちもいる。まもなく年は変わる。21年は去り、22年を迎える。丑年から寅年へ。マリーンズ最高の年が始まる。
◇お断り=「千葉魂マリーンズ挑戦の日々」は2022年から不定期掲載になります。
で、そんなクリスマスイブに、Twitterの千葉ロッテの公式アカウントでは、
本日、#平沢大河 選手の24歳の誕生日。藤岡先輩と2人で室内で黙々と打撃練習を繰り返していました。「クリスマスも誕生日も関係ないです!打つだけですよ」と平沢選手。なおミスタークリスマスことYUDAI FUJIOKA選手のクリスマスカットはこのあと、登場。お楽しみに!#chibalotte #広報 #藤岡裕大 pic.twitter.com/zwMWcVGIn3
— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) December 24, 2021
内野手、特にショートのポジション争いで何年も競い合っている平沢大河と藤岡裕大のツーショットが。いやー好い写真ですわ。そして大河が出てくるとイイネの数が他のツイートの追随を許さないぐらいに半端ない数に。愛されてるなあ、ファンにも(^_^;)
まあ千葉ロッテのチーム事情的には若手や補強した選手がひとりでもブレイクしていって、レギュラー陣を脅かすぐらいの「選手層の厚さ」がないと長い一年、143試合プラスαを戦い抜くことは厳しいでしょうから、そういう意味では「まだ俺は終わってねえ。ただしうかうかしてると本当に終わってしまうから今は頑張る」…と特に大河には頑張ってほしいですね、はい。
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余談:年の瀬の「募金」のお話とか。
・韓国ロッテグループ、社会福祉共同募金会に70億ウォン(約7億円)寄付(WOW KOREA)
母国…もとい、韓国のロッテグループのこんなお話が。いいこともしてんだな、親会社(笑)
韓国ロッテグループは28日、70億ウォン(約7億円)を社会福祉共同募金会(愛の実)に寄付した。1999年から毎年、社会福祉共同募金会寄付に参加しており、ことしが23回目の分かち合いだ。
新型コロナウイルスで困難な危機家庭の緊急支援や社会的弱者のケアなどに主に使用し、疎外階層の生活の質の向上にも使う予定だ。
ロッテ持株・コミュニケーション室のコ・スチャン室長は「とても寒くなったので小さな真心だが、愛の手が温かく隅々まで届くことを願っている」とし「来年もすべての役職員が、疎外され恵まれない人々を訪ねていくため努力していく」と述べた。
しかも23年も連続で。金額の多寡はさておき、これでひとりでも助かるってんだから財閥系も捨てたもんじゃないですな。たぶん日本でも似たような募金に寄付をしている…と思うんで、そちらもよろしく、と。
ちなみに私は毎年、赤い羽根とか緑の羽根などの駅前の街頭に立っているボーイスカウトさんたちの募金箱にお金を入れるようにしたり、コンビニで小銭で支払う際には、だいたい50円前後のお釣りが出た際にはレジ横の募金箱にお釣りをそのまま入れるようにしてますね。ゆえに数えたことはないですがトータルで年に2千円ぐらいは行ってるんじゃないでしょうかね。
で、ボーイスカウトさんの募金活動のとこではひとつだけ個人的に「こうやる」というのを決めてまして、それは「最も小さい子が持っている募金箱にお金を入れてさしあげる」ということですね。大概は水色のユニフォームを着たビーバースカウトさん(幼稚園児から小2ぐらいまでらしいです)か、青いユニフォームを着たカブスカウトさん(小2から小5ぐらいまでらしいです)の中の一番小さい子ってパターンです。これは今年がほぼ初めて街頭に立っての募金街道みたいな子がかならず集団の中にひとりはいるので、「実際に募金してくれた」という成功体験を得て、長くこの運動を続けていってね、という意味でもあります。
まあこれは何人か高校時代や趣味系の親友でボーイスカウト出身の奴がいるんですが、そいつらがみんな口を揃えて「そういうとこに募金をしてくれると本当に励みになるんだわ」と言ってきたものでして…。まあそういう季節になりましたしね。
以上です。
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