・【ロッテ】荻野貴司、FA行使検討…35歳220盗塁「自分の評価を他球団から聞いてみたい」(スポーツ報知)
今朝方この記事をみて( ゚д゚)ポカーン、と。MLB行きを検討してる澤村、中継ぎで活躍してる松永と唐川…に続いてロッテきってのリードオフマンの荻野貴司にもこんな話が。しかし35歳にしては実に若々しいのはなぜだろう(苦笑)
ロッテの荻野貴司外野手(35)が国内フリーエージェント(FA)権の行使を検討していることが19日、分かった。昨年6月に国内FA権を取得し、昨オフは宣言せずに1年契約で残留した。今季も残留が基本線とみられていたが、球界関係者によれば10年から過ごすチームに強い愛着を感じている一方で、近い関係者に「今の自分の評価を他球団から聞いてみたいとも思っている」と話しており、残留を含めさらに成長できる環境を求めているようだ。
プロ11年目の今季は右足の負傷や新型コロナウイルスに感染した影響で53試合の出場にとどまったが、主に1番で打率2割9分1厘、出塁率3割7分、19盗塁とチームのリーグ2位に貢献。ソフトバンクとのクライマックスシリーズでも打率6割2分5厘と存在感を放った。
昨オフに残留を決断した時には「いろいろなけがをしましたが、ここまでユニホームを着させてもらってまだまだ恩返しができていない」とチーム愛は強い。ただ走攻守そろった外野手は、昨季初のゴールデン・グラブ賞とベストナインを受賞。今年で35歳だが「まだまだ自分ではやれると思っている」と話すなど、プロ通算220盗塁を誇る自慢の快足も衰え知らずだ。
今後は納得のいく結論を出すため熟慮を重ねる。今季年俸7800万円は人的補償が必要なBランク。チームでは今季海外FA権を取得した沢村、唐川、国内FA権を取得した松永が行使を検討中。チーム屈指の人気を誇る荻野を含め、主力の大量流失を防ぐために球団が誠意を持って残留交渉に臨むことになりそうだ。
ま、権利は権利としてそれを行使するか否かは本人の自由なんで、精一杯熟慮してほしいなとは思いますね。しかし大卒・社会人を経由してプロ入りしたのと、かなりの年を「怪我、しかも絶好調時に長期離脱するような怪我」をしてきてシーズンの半分ないしそれ以上を棒に振ってしまった事が多かったってのも、「見た目が実年齢よりも若々しく見える」要因なのかもしれないね。
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チーム内に不満がくすぶってる証左…ではない事を祈るよ(苦笑)
で、ロッテ球団としては現状ではこれほどのリードオフマンを手放すのはかなりのダメージだと思われる(福田秀平も荻野貴司と同じぐらい怪我が多いし、和田康士朗と藤原恭大はまだまだ荻野貴司を脅かすほどの実力ではないと思われるので)んですが…しかしこれ、今の井口監督のやり方に不満を持ってる選手とかが意外に多い、という証左ではないといいんですけどね。例えばあまりに柔軟性のない起用法とか、劣勢の時にそれをひっくり返すような戦術が皆無だとか。そして去年までチームの顔だった鈴木大地選手会長をコンバートに次ぐコンバートで最後は控えに追いやって、最後は便利屋のように扱ってしまった…などなどの。
さて、ロッテ球団はどういう判断をするのやら。「もう35歳。これ以上の伸びしろはないだろう」とあっさりと若手への起用転換、ぶっちゃけて言えば藤原恭大と和田康士朗を1軍スタメン級にまで使って育てていくのか、それとも荻野貴司のFA残留を認めていくのか。そして他球団ではどこらへんの球団が荻野貴司を欲しがるのか…まあ戦力ダウン云々は別にしても、いろいろ興味は尽きない一件ではありますね。
…あ、車の助手席の前につけた荻野貴司のボブルヘッド人形は今も健在です。まあ仮にロッテを離れても付け続けるでしょうね(^_^;)。以上です。
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