・ロッテが石川歩のポスティング容認の方針 大リーグ挑戦へ 昨年の契約更改で要望(スポニチ)
・ロッテ石川ポスティングせず 来季メジャー挑戦断念(日刊スポーツ)
珍しくスポニチとニッカンでほぼ真逆の見出しが出た五右衛門…果たしてどっちなんだろうな(苦笑)
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スポニチさんは今日の20時13分に「大リーグ挑戦へ」と。
で、時系列としては1時間半早いスポニチさん、まあロッテ球団的には毎日オリオンズの頃からの機関紙みたいな新聞社さんのようですが(社会人野球とロッテにはなぜか詳しいでおなじみの(笑))、こんな記事を出してました。
ロッテが、石川歩投手（32）の今オフのポスティングシステムを利用した大リーグ挑戦を認める方針であることが16日、分かった。
石川は昨オフの契約更改交渉で早ければ今オフのメジャー挑戦を球団に要望。「アメリカで野球をやりたいと言いました。球団も応援してくださるということでした」と話していた。球団幹部は「球団としてストップをかけることはない。本人次第だ」と近日中に話し合いを持ち、申し入れがあれば受け入れる方針を明かした。
石川は14年ドラフト1位入団。1年目に10勝を挙げ新人王、3年目に自己最多の14勝を挙げて最優秀防御率を獲得した。7年目の今季は21試合で7勝6敗、防御率4・25。通算成績は160試合で63勝55敗、防御率3・56。海外フリーエージェント（FA）権の取得は最短で23年の見込みだった。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で変則日程となった今年は、申請締め切りが12月12日となっている。
ま、個人的には去年の契約更改の場でも言っていたのは知ってますんで「まあ澤村投手同様、自分の人生だ、後悔しないように頑張れ」という気持ちは全く同じなんですけどね。
そしたら、
一方で日刊スポーツさんは今日21時半に「来季メジャー断念」と。
しかしライバル紙とは言え、ここまで真逆の見出しを出す例も近年では珍しい。4年前の某女性誌の「SMAP解散せず」と某サイトの「SMAP解散!」以来ではないかと(以下略)
ロッテ石川歩投手（32）が来季のメジャー挑戦を断念したことが16日、分かった。関係者によると球団に今オフはポスティングシステムを利用しない意思を伝えたという。昨オフの契約更改交渉で、早ければ今オフのメジャー移籍を球団に要望していた。
7年目の今季は21試合で7勝6敗、防御率4・25。ソフトバンクとのクライマックス・シリーズを前に左ふくらはぎを痛め、治療に専念しているところだった。新型コロナウイルスの感染拡大など、今後の情勢が読めない中での決断と思われる。
昨年の契約更改時の米球界挑戦の意思表明を根拠に、獲得に向けた調査を進めているメジャー球団もあった。先発投手が不足気味で、補強ポイントとする球団が多く、石川の能力は高く評価されていた。
石川が海外FA権の資格を取得するのは最短で2023年シーズンとなっている。
…ま、よくよく両方の記事をしっかり読んでみると、スポニチさんは「ロッテ球団はポスティングでのMLB移籍は容認するよ?」という話で、日刊スポーツさんは「(関係者いわく)本人はMLB挑戦はしない…と言っている」という話なので決して矛盾はしてないんですけどね。意地悪い読み方をすればロッテ球団は「五右衛門が出ていくのを前提で投手陣再編」を考えているというアドバルーンかもしれんし、そこに五右衛門が「いやいや、やっぱし来年は無理っす」って言ってきたところで、果たして「あー、これで8-9勝分の計算はできる」と喜ぶか、「いや、もう君は計算に入ってないよ?二木とか岩下でどーにかなるし、佐々木朗希もデビューするし」と、去年のシーズンオフに楽天にトレードに出されてしまったわくわくさんと同じような解釈をしてるのか…は気になりますけどね。
さてこの、スポニチと日刊スポーツさんの記事が出るまでの1時間20分弱の間に何があったんだろう。そして実際に五右衛門はどーすんだろう、いやーしかしこういう例もまた珍しい(苦笑)
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