CS1st緒戦。広島3×-2横浜、実力差はほとんど無いなーと思ってたらやはり大接戦に。

・広島・新井監督「さすがアキですね」ベテランの劇打で王手　3万人観衆に「皆さんの熱気伝わってきた」(スポニチ)

今日からCSファーストステージ、セ・リーグの広島対横浜戦はデーゲームでした。しかし元々実力差は「ほぼ横一直線、どっちが勝っても驚かない」チーム同士の対決、やはり延長戦に入るすごい戦いでした。

◇セ・リーグ　クライマックスシリーズ　ファーストS第1戦　広島3－2DeNA（2023年10月14日　マツダ）
　広島が、DeNAを本拠地に迎えたクライマックスシリーズ（CS）ファーストステージ（S）が14日に開幕。5年ぶりCS進出で、下克上での日本一を目指す広島が、延長11回、秋山のサヨナラ打による劇的勝利を収めた。CSのサヨナラ打は22年パCSのファイナルS第4戦でオリックス・中川圭以来となる。
　試合後、新井監督は「さすがアキ（秋山）ですね。本当によく決めてくれたと思います」と賛辞を贈った。打席に立つ前に、どんな声を掛けたのか、という問いには「特にかけてないですよ。頼んだっていう感じだったので」と、無言で送り出したことに、信頼感をにじませた。
　この日は3万人を超えるファンがスタンドを埋めた。同監督は「最高でしたね。ファンの皆さんの熱気も伝わってきましたし、選手の背中を押してくれたと思います」と感謝。ファイナルS進出がかかる15日は、森下が先発で「彼に本当に期待していますし、頑張ってもらいましょう」と語っていた。

まあ今年はパ・リーグも2-4位のCS入り争いが凄まじかったんですが、

↑2-3位のロッテとソフバンが0ゲーム/1毛(0.001)差、3-4位の楽天がわずか1.5ゲーム差という(大汗)

↑2-3位の広島と横浜だって0.5ケーム差、3-4位の巨人だってわずか3.5ゲーム差でしたからね。巨人だって原監督の硬直化した采配で「勝てる試合を物凄く終盤に落として」なければ下手すりゃもっと上に…という可能性もあったわけですが。

ま、それはともかく、広島と横浜、正直どっちが2位になっても3位になってもおかしくないぐらいの「実力差はまったくない」チーム同士の対決で、スタジアムが広島ホームで赤く染まるか横浜ホームで青く染まるかの違いぐらいしかないんだろうなーと思ったらいきなり延長11回まで戦う大接戦になり、

11回ウラ
二死1塁3塁の場面
カープ#秋山翔吾
サヨナラタイムリー！
プロ野球⚾️
セCSファーストステージ
広島×DeNA
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— NHKベースボール (@nhk_baseball) October 14, 2023

秋山翔吾のセンターオーバーのサヨナラヒット、という結末でした。いやーこれだって横浜の外野手からすればまさか自分らの頭を超える大飛球を打っちゃうとは(横浜のウェンデルケン投手が「センター!!」って指さしてた程でしたから)。まあ横浜の守備側およびベンチには「2アウト1-3塁で、もう内野の向こう側にゴロで行ったら3塁ランナーがそれでホームインするのは変わらないんだし、なんで前身守備命じてたの?(これが1アウト1-3塁だったら「タッチアップでホームイン」もある話なんすけどね)」って素朴な疑問もあるんですが…とりあえずこの試合は秋山選手の大飛球を褒めたいですね(^_^;)

ただし横浜打線もどこでいきなり火がつくかが怖いとこで(^_^;)

・セ首位打者のDeNA宮崎が先制2ランも空砲　「東が頑張っているので」と最高の援護点も(スポニチ)

そう考えると広島投手陣があのイケイケドンドンの横浜打線を2点で食い止めたってのが大きかったんでしょうね。

◇セCSファーストステージ第1戦　DeNA2―3広島（2023年10月14日　マツダ）
　DeNAの宮崎敏郎内野手（34）が6回に先制2ランを放ったが、空砲に終わった。
　「5番・三塁」で先発出場。東、床田と両先発左腕の投げ合いで0―0のまま試合が進行し、迎えた6回だった。
　先頭の大田が四球で出塁。1死後、第3打席に入った宮崎は床田が1ボールから投じた2球目、内角低めへの141キロ直球を完璧に捉えると、左中間スタンドへ突き刺した。
　レギュラーシーズンでは打率.326で2017年以来6年ぶり2度目となる首位打者のタイトルを獲得。
　「速い球を完璧に捉えることができました。東が頑張っているのでなんとか先に得点を挙げることができ良かったです！」と大粒の汗を流しながら試合中に話していた宮崎だったが、東が8回に追いつかれて降板すると、2―2で迎えた延長11回に4番手右腕・ウェンデルケンが秋山にサヨナラ打を浴びた。

これで明日も広島投手陣が横浜打線を2点差前後以内で抑え込むと、そのまま一気に行っちゃいそうな感じなんですが、それでも何がきっかけで横浜打線に火がつくかもわからんだけに。うーん、この対戦はひょっとしたらまだまだわからんかもしれないね。…そしてこの2チームをも10ゲーム差以上引き離した今年の阪神はどんだけ使ったのやら(^_^;)

以上です。