ヴァンフォーレ甲府の阿部翔平、ジェフ千葉に移籍とのことで…。

ま、先日そういう記事も出てたんで、ある程度の覚悟と諦観はしてましたが、やはり一抹の寂しさは感じるなあ。

Ｊ１ヴァンフォーレ甲府の左サイドＭＦ阿部翔平（３２）がＪ２千葉に移籍することが１３日、分かった。複数の関係者によると、今季で甲府との契約が切れる阿部翔には、甲府が契約延長を提示し、千葉も複数年契約の獲得オファーを出していた。この日までに決断したという。
　阿部翔は２０１４年、８シーズン在籍した名古屋から甲府に加入した。３―４―３布陣の左サイドＭＦとして、２シーズンで６７試合に出場し、２得点を記録。負傷欠場した１５年の第２ステージ最終節・清水戦を除く全てのリーグ戦に先発出場し、Ｊ１残留に大きく貢献した。
　千葉は、左サイドＤＦ中村太亮（２６）が磐田に移籍するため、地元千葉の市船橋高出身で、Ｊ１通算２９３試合出場を誇るベテランに白羽の矢を立てたようだ。名古屋時代には１０年にＪ１優勝するなど、経験値も含め、千葉は攻守両面でレベルアップを図れる。
　甲府も、来季も主力戦力と考え、契約延長を提示していた。両クラブの提示した詳しい条件などは不明だが、関係者によると、阿部翔はこの日までに千葉に移籍する意向を両クラブに伝えたという。阿部翔は来季Ｊ２に初挑戦する。

とにかく重宝した選手でしたわ…。

ま、とにかく怪我が少なく、この2年間、ほとんどフルシーズンフル出場で、左サイドを縦横無尽に駆け巡ることができるスタミナと、キックの精度が凄い選手なんですね。ゆえに、彼が抜けた後、他チームから引っ張ってくるのか、外国人選手を獲得するのか、それとも若手を抜擢して育てていくのか…と、甲府の強化部としては頭が痛い話でしょうね。で、仮に若手が育っていくと、広島とかの他チームからまた狙われて引っ張っていかれる、と。

本来、甲府みたいなチームは「若手を育てていって、高い移籍金を得てチームを大きくしていく」というのが一番理想的なやり方なんでしょうが、件のボスマン判決がねえ…。

さて、ここからが甲府の強化部や首脳陣の腕の見せ所なんでしょうけども。怪我から戻ってきた福田とか、若手の橋爪あたりのポジション争いになっていくですかね。

いずれにしても阿部翔平、2年間本当にありがとう。新天地での活躍も祈ってますわ。甲府→千葉だと、マスコットが同じ犬つながりですし(意味不明)