・【DeNA】三浦大輔監督が男泣き、胴上げ5回! 4連勝で26年ぶり日本一(スポーツ報知)
雨天順延の今日、日本シリーズの第6戦でした。いやー横浜球団、よくぞアメリカ帰りの筒香先生を迎え入れてくれた。最大の勝因はまずはそこかもしれないね(感涙)
◆SMBC日本シリーズ2024第6戦 DeNA11―2ソフトバンク(3日・横浜)
2連敗からの3連勝で王手をかけていたDeNAが、ソフトバンクに快勝して4連勝で、1998年以来26年ぶりとなる日本一を決めた。レギュラーシーズン3位から日本一になるのは2010年のロッテ以来14年ぶり2球団目で、セ・リーグ球団では史上初の快挙となった。日本一が決まった瞬間、三浦大輔監督はベンチで号泣した。ナインの手によって5回の胴上げで、再び涙を見せた。
レギュラーシーズンでは71勝69敗3分けで貯金はわずかに「2」。クライマックスシリーズではファーストステージで阪神を倒すと、ファイナルステージでは巨人も破って、17年以来7年ぶり4度目となる日本シリーズ進出を決めた。第1、2戦目の本拠地での2試合は、91勝49敗3分けの貯金「42」でパ・リーグを制したソフトバンクに2連敗。まさかのスタートとなったが、敵地での第3戦からは3連勝。2日は雨天中止となって2日連続で試合がなかったが、勢いが止まらず4連勝で一気に頂点をつかみ取った。
王手をかけて迎えたこの日の第6戦は、2回に筒香のソロ、桑原の2点適時打で3点を先制。4回に柳田に2ランを浴びて2点差に迫られたが、5回に筒香の3点適時二塁打などで一挙7点を奪ってリードを9点に広げて試合を一気に決めた。
しかし今回の日本シリーズを見てて、「強いものが勝つ」「勝ったものが強い」で以前、クイズ方面の知り合いと大論争になったのを思い出しました。
その人は「強いものが勝つ。勝って当然」という感じが強すぎて(本人から見て)強くない人が勝つと不愉快さを隠さない御仁だったんですが、私は 圧倒的に「勝ったものが強い」派でしたね。それはその時の運不運、そして本人の体調の問題、更にはクイズもゲームであり勝負事である以上、なにかのきっかけで「本人が確変」する可能性だってあるわけで何が起きるかわからんのだから…という持論だったんですが、まあ最終的にはどっちも譲らず平行線でしたね。
さらに言えばその知り合いは「強いものが勝たなきゃ勝負事にならない」が持論でした。私は「だったら競輪とか競馬とかのギャンブルはいつも一番人気が勝っておもしろくねえじゃん」と(以下略)
そして「勝ったものが強い」。これは先年亡くなってしまいましたが、サッカー界の「皇帝」と称されたフランツ・ベッケンバウワー氏の名言のひとつで、1974年のサッカーW杯西ドイツ大会で優勝した時の発言で、つまりは「例え、相手が弱者だったとしても油断をするなよ?」ということと「この世界は結果がすべてなのだから、負けたのを言い訳するなよ?」という意味合いがあったそうですね。初めて聞いた時にいい言葉だなと思いましたね。というか世界のサッカー界で頂点に立って更に「皇帝」と称されるような人が「どんな相手でも油断すんなよ?」と勝負はやってみなきゃわからないという事を公言してたことも正直な人だなあと好感を覚えたのを今でもよく覚えています。
ま、それを言うと、下馬評ではパ・リーグのレギュラーシーズンおよびCSをほぼ無敵で日本シリーズにやってきたソフバンが圧倒的有利で、正直私も「さすがに横浜も…でも第6戦はハマスタでみたいな。頑張ってほしいな」という目線で見ておりましたが…ここまで横浜が強いとは。そしてソフバンを投打で封じ込めるとはびっくりでした。特に試合中盤の満塁からのオースティン選手への押し出し死球、更に筒香選手の走者一掃の3点タイムリーを中継で見てまして、
「これは今年、パ・リーグ5球団がソフバンにやられてた事そのものじゃん」
と気付いた時には驚きと感動と大爆笑が襲ってきていやー大変でした。よくぞソフバンの1強を阻止してくれました。下剋上、上等じゃないすか最高ですわ本当に(感涙)
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ま、「相手を舐めた発言した」村上コーチはどう責任を取るんだろう。
・ソフトバンク、悪夢の4連敗で終戦…日本S敗退は2000年以来9シリーズぶり、29イニング連続無得点の屈辱も(Baseball King)
しかしここまで横浜にソフバンが封じ込まれるとは…。
SMBC日本シリーズ2024第6戦
○ DeNA 11 - 2 ソフトバンク ●
<11月3日 横浜>ソフトバンクは第3戦から悪夢の4連敗。通算成績2勝4敗で、セ・リーグ3位から勝ち上がってきたDeNAに“下克上日本一”を許した。
2勝3敗と崖っぷちに追い込まれているソフトバンクは、先発の有原が3回4失点で降板。打線は相手先発・大貫に3回まで無得点に封じられていたが、4点を追う4回は先頭の2番・今宮が左前打で出塁したあと、続く柳田がバックスクリーン直撃の追撃2ランを放った。
ソフトバンクにとってはこれが、第3戦の初回に1点を奪って以来、実に30イニングぶりの得点。26イニング連続無得点だった1958年の巨人を抜き、日本シリーズワースト記録更新の連続無得点イニングは「29」で止まった。
柳田の一撃に続きたいソフトバンク打線だったが、5回以降はDeNA投手陣の前に再び沈黙。すると2点ビハインドで迎えた5回裏にリリーフ陣が一気に7点を失い、2-11の大敗で第3戦から4連敗となった。
レギュラーシーズンでは貯金42を記録し、CSファイナルステージでも日本ハムを4勝0敗(優勝アドバンテージ含む)で退けたが、日本シリーズではDeNAの勢いに屈し敗退。前身のダイエー時代含め、日本シリーズは2017年からの4連覇を含む出場8連覇中だったが、敗退は巨人に2勝4敗で敗れた2000年以来、実に9シリーズぶりとなった。
とりあえず「相手を舐めた発言をやらかした」小久保監督は猛省、そして村上コーチは辞任orクビかな。昔の巨人対近鉄戦の時の加藤哲郎投手を思い出すぐらいですし…しかも加藤投手ははっきりと「巨人はロッテより弱い」と言ったわけではなくインタビュアーからそういうニュアンスの返答をしたのを巨人サイドが怒って奮起した、という間接的要因の一方で、今回の特に村上コーチの方ははっきりと小馬鹿にした発言でしたからね。
いやーソフバンのフロント、きっと明日から今日ベンチ入りしてた選手ですらいろいろと理由つけて戦力外通告を宣告するのが始まると思うんで、小久保監督は別にしてもコーチ陣やスタッフもクビになる人は出てくるかもしれないね。でもこういうのは「結果がすべて」なのは元選手のコーチ陣はよーく知ってるから言い訳もできないと思うしね。仕方ないでしょう。
以上です。
ベイスターズ再建録 「継承と革新」その途上の10年/双葉社/二宮寿朗
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