・ロッテ、今季4度目の4連勝で貯金は今季最多タイの『11』 先発・石川歩は5イニング無失点で3勝目(日刊スポーツ)
今日から京セラドームでのオリックス戦でした。
#MarinesWIN
FINAL: M3-2B序盤のリードを守り切り4連勝!#田村龍弘 選手が先制となる2点タイムリー2ベース、#岡大海 選手はタイムリーを含む猛打賞の活躍!先発 #石川歩 投手は5回無失点3奪三振の好投でした!https://t.co/XP1F9ziHQq#chibalotte pic.twitter.com/OQNHjF9N38
— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) August 2, 2024
試合序盤に田村龍弘と岡大海のタイムリーで3点の援護点をもらって実に五右衛門らしい無失点ピッチングでした。そして継投陣、よく逃げ切った(笑)
◇2日 オリックス2―3ロッテ(京セラドーム大阪)
ロッテが接戦を制し、今季4度目の4連勝。貯金を今季最多タイの11とした。オリックスは10連敗となった。
ロッテは2回1死一、二塁から田村の左中間2点二塁打で先制。さらに2死から岡の適時二塁打が飛び出し、この回3点を奪った。
ロッテ先発の石川歩は持ち味の打たせて取る投球で5イニングを被安打5の無失点に抑え、今季3勝目。2番手の坂本が6回に2点を失い、1点差に詰め寄られたが、7回からは国吉、沢村、横山のリレーで逃げ切った。横山は今季3セーブ目。
しかしよくぞ1点差に詰め寄られてから、そこからしぶとく粘って勝ちをもぎとったなーってのが今日の最大の感想でした。
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五右衛門の「打たせて取る」ピッチングが実にお見事でした。
さすがに五右衛門には毎週先発ローテで投げさせる…ってことはベテランかつ怪我明けの吉井監督もしないとは思いますが、
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「老獪だなあ」の一言に尽きますねー。
なお「老獪(ろうかい)」とは「いろいろな経験を積んで、悪賢いこと」を指しますが、もちろん最大級の褒め言葉です、はい(笑)しかし五右衛門、中12-13日ぐらいで先発してこのピッチングをいつもできれば、もしかしたら6-7勝ぐらいは行くかもしれないですね。うーん、ロッテ打線、さっさと援護点をよろしく(ノД`)シクシク
で、五右衛門については一つ前の記事の最後に私、こんなこと書いてたんですね。
五右衛門にできれば6-7回まで投げてもらって…と。しかしオリックスの宮城投手も今季は勝ち星的にはあまり調子は良くなく(防御率は相変わらずいいんですけどね。うちのメルセデス先生みたいだ…)。両投手とも5回までとしたら、お互いの投手陣の継投勝負になる感もありますし、ますます中継ぎ陣は大変だよなーって感じですね。
いやー早い先制点で五右衛門が気持ちよくノビノビと「打たせて取る」のピッチングでいっそ70球ぐらいで8回まで行ってくれねえかしら(苦笑)
まあ今日は5回で67球、それでも文字通り「ノビノビと打たせて取る」ピッチングだったのは本当に何よりでした。まあ5回あたりだと中継ぎ・抑えに負担がかかってしまうのが、8月の酷暑の夏から疲れがたまってけが人続出とかで毎年苦しんでいる9月が心配になるっちゃなるんですけども…。
ただそこらへんは吉井監督や小野ピッチングコーチあたりは一応考えてるみたいで、今日は五右衛門のあとは、坂本光士郎→国吉佑樹→澤村拓一→横山陸人…の継投でした。そん中では坂本が2失点、横山が最終回にちょっと得点圏に塁をとめて「ん、危ないかな?」と思ったりしたんですけども、どーにか踏ん張ってくれました。
昨日の佐々木朗希の先発の試合ともども中継ぎ・抑えの負担は大きくなる一方ですが、ベンチではそこらへんの運用にかなり頭を悩ませつつ極端な連投はさせないようにしているようなので、まずは「先発投手にどーにか長いイニングを頑張ってもらう」のを基本線にしつつ、1-2軍の中継ぎ・抑えができる投手たちをどーにか調子を上げていってもらって、「総力戦」のような形で鬼門の9月に挑んでいくのかなーと、そんな感じで思う次第です。
オリックスの負け方を見ていると、調子が悪い時のロッテにそっくりで…。
・オリックス 12年ぶり10連敗 エース・宮城でも止められず 今季ワースト借金11 4連覇厳しく(デイリー)
とはいえオリックスも宮城投手およびチームの失点は序盤の3失点だけでしたからね。宮城投手を責めることはできないでしょう。
「オリックス2-3ロッテ」(2日、京セラドーム大阪)
オリックスは12年ぶりの10連敗。球団ワーストの12連敗した12年・岡田監督時代(12連敗中、最後の1敗は森脇監督代行)以来の2桁連敗となり、なかなか悪い流れを断ちきることができない。
チーム9連敗中と最悪な流れを変えるべく先発マウンドに上がった宮城は、8回7安打3失点。今季初めて若月とバッテリーを組んだが、先制点を献上したことが悔やまれる。
二回1死から中村奨に死球、高部に内野安打で好機を拡大されると、カウント2ボールからの149キロ直球を左中間に運ばれた。2点適時二塁打で先制され、その後2死二塁から岡に左前の適時二塁打。真ん中に甘く入ったチェンジアップで、これもファーストストライクを捉えられた。
後半戦開幕カードの初戦、7月26日・ソフトバンク戦登板後には「どうにかまたチームとして一つ勝ちを取れるようにやりたい」と勝利への思いを強めていた。三回以降は意地の投球でスコアボードに「0」を重ねたが、今季4勝目とはならなかった。
打線は相手先発・石川歩から無得点だったが、六回に坂本から得点を重ねた。2死一、三塁でセデーニョが左前適時打を放つと、続く代打・杉本が左前適時打で1点差に詰め寄った。
なおも2死一、二塁で若月が打席に入ったが、フルカウントから三振に倒れ、同点とすることはできなかった。
やはりロッテとオリックスは「似た者同士」だなーとよく思うぐらいでして、はっきりいえば今日だって逆の結果・立場になってた可能性もえらい高かったのも事実ですし(ま、特に7-8回に中継ぎで登板した国吉佑樹と澤村拓一は、共にマウンドに立って1球目を投げないと調子の善し悪しが全くわかんない上に、調子が悪いとストライクが入らなくなる困ったタイプですので…)。なので宮城投手の失点および援護点が及ばなかったのを見てると、ロッテで言えば同じ左腕の小島和哉のそれを見てるような感じでやはり他人事とは思えないですね、いやマジで(^_^;)
なのでオリックスも不調な選手・故障してる選手たちが戻ってくれば、また意外に連勝が始まるんではないかとそんな風に見てます。昨日の西武戦でも思いましたが「今はただ、調子がちょっと良くないだけ」だと思ってるので、ロッテとしては引き続き「買って兜の緒を締めよ」の気持ちで突き進んでほしいなと願ってます。
以上です。
↑なんつーか中国の「孫子の兵法」を彷彿とさせるような五右衛門のピッチングでした(笑)
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