・10得点大勝も…ロッテ吉井監督「本当に実力なのか」 5連敗ストップも「相手がミスして」(Full-Coumt)
昼間の中日戦の話の続きになります。
試合後、吉井監督が苦笑いして「本当にうちの実力なのかといったらクエスチョンなので」と言ってたそうで…いやーそれ先日の11連勝・15戦無敗の時に「なんでだろう」って首かしげてた私と全く同じですな(^_^;)
ブルペンデーに監督通算100勝「自分らしいかな」
■ロッテ 10ー0 中日(15日・ZOZOマリン)
ロッテは15日、ZOZOマリンで行われた中日戦に10-0で大勝し、連敗を5で止めた。ブルペンデーに5投手がゼロ封リレーを見せ、打線は今季最多の16安打。吉井理人監督は監督通算100勝の節目となり「ブルペンデーが100勝目って自分らしいかな」と話した。
3回には敵失を機に好機を広げ、先制点につながった。5回には相手の2失策に乗じて打者10人の猛攻で一挙5得点。それだけに「相手もいくつかミスをしてくれてだったので、本当にうちの実力なのかといったらクエスチョンなので、また明日からいろいろ考えて頑張ってやっていきたいと思います」と勝って兜の緒を締めた。
先発を担った横山が2回1安打無失点、2番手の高野脩が2回2/3を3安打無失点5奪三振で、うれしいプロ初勝利を挙げれば、3番手の廣畑が2回1/3を1安打無失点でつないだ。「3人で6イニング2失点というのがはじめの計画だったんですけど、それ以上の投球をしてくれて、本当によかったと思います」と目を細めた。
ある意味で今日の「ブルベンデー」は佐々木朗希がまた離脱したことによる「緊急事態」だったんですね。かといって代わりに先発投手としてロングイニング投げられるような投手は1軍には見当たらないし(ここで美馬パイセンとか、二木康太とか、今年は育成契約中の五右衛門とかが復帰してくれれば本当に助かる話なんですけども)、これは仕方ないんでブルペンデーになったと思うんですが、そこらへんは疲弊が心配ではありますがよくぞ中継ぎ・抑え陣がよく頑張ってくれました。
しかしロッテの打撃陣、あんだけ打てねえのに今日大爆発は本当に不思議。まあどんなスポーツでもミスから失点することは多いですし(サッカーにしろラグビーにしろ他球技にしろ)、そこで精神的に優位に立って一気に打線爆発ってのは先日の横浜戦で横浜打線に13得点もやられたりしてましたので…たぶんここは「紙一重」な世界なんでしょうね。ミスをしたほうが負けるのは当然ではありますが、逆にミスを取り返すべく奮起して頑張っていつも以上に結果を出せるような強い選手も少しでも出てきてくれることを願う次第です。
あ、吉井監督、監督通算100勝おめでとーございます。できれば金子参謀や福浦ヘッドの尻を叩くようにもうちょっとカンピューターではない野球を(^_^;)。
・【中日】今季11試合目の零封負け…交流戦3年連続負け越し 立浪監督「悪いところが全部出た」(東スポ)
そういう意味では中日は「やっぱり強いチーム」だなあと思いましたし、明日も下手すりゃ柳投手に完封ペースで抑えられるかもねーとも。
中日は15日のロッテ戦(ZOZOマリン)に0―10で敗れ、借金は今季最多タイの「5」。交流戦の成績は7勝10敗となり、3年連続での負け越しが決定した。
投打ともに見せ場がなかった。中日先発・メヒアは3回に先制点を許すと、5回には二死一塁から藤岡に右翼席へ運ばれ0―3。続くポランコに右翼への二塁打を許したところで降板となり、4回途中7失点の前回登板(8日、楽天戦)に続いて2試合連続でのKOとなってしまった。
リリーフ陣も打ち込まれて被安打16の10失点。守りでもミスが続出し、今季最多の1試合3失策を記録した。打線はわずか5安打で今季11試合目の零封負け。交流戦17試合で零封負けが5試合という結果には、パ・リーグとの対戦を楽しみにしていた竜党もガックリだ。
「5回二死からの失点が響いてしまった。これだけミスが出たらうまくいくわけがない。悪いところが全部出た試合だった」と立浪和義監督(54)も渋い表情。3年連続の交流戦負け越しについて「パ・リーグの投手は力のある投手が多いので、なかなかここまで点が取れなかった。原因は一つそこかなと思います。先発投手もやられるケースが多い」と語った指揮官は「切り替えて、明日は交流戦最後なので、一つ取りにいけるようにやっていくだけです」と言葉に力を込めた。
やはり「紙一重」なとこが怖いなーと。明日もお互いいい試合になると良いですね。
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余談:町田の黒田監督、その言い方言い方(失笑)
・黒田監督「町田は決して悪ではない」SNSでの批判の中、横浜Mを3発逆転で下す【J1町田】(中日スポーツ)
こちらは余談として。
◇15日 サッカーJ1第18節 横浜M1―3町田(日産スタジアム)
完勝の笛が鳴ると、J1首位を守った町田の黒田剛監督を中心にベンチ前で歓喜の輪が膨らむ。激しく厳しく、攻守で身を粉にして戦い尽くした99分間。3得点で横浜Mから逆転勝ちした。
「気持ち、魂、1発を仕留める技術、走り切る体力。サッカー競技は心技体すべてにおいて相手を上回っていくこと」。指揮官は笑みを浮かべ、誇らしげだった。
0―1の前半43分、セットプレーの流れからDF昌子が右足で流し込んだ。主将の2戦連続得点でチームが息を吹き返すと、後半12分にMFバスケス・バイロンのラストパスをU―23日本代表FW藤尾が体を投げ出しながら左足で決め、4分後にはMF下田が直接FKを沈めた。試合の流れも勢いも主導権も、町田の手の中にあった。
12日の天皇杯で筑波大に延長、PK戦の末、敗れた。金星を献上した上、張敏圭(チャン・ミンギュ)は左鎖骨、安井は右すね骨折の重傷を負い、デュークと羅相浩(ナ・サンホ)も故障した。試合後に黒田監督が筑波大のラフプレーやマナー違反をとがめたため、SNS上には「町田批判」があふれ返った。
ただ、誰も揺らがず、ぶれない。下田は「勝って、自分たちがやっていることを証明したかった」。前を向き、走り、戦った。そこに、J1首位の価値がある。「町田は決して悪ではない。われわれが正義で、言いたいことを言いながら、だめなものはだめと訴えながら貫いていく」と黒田監督。町田らしさを貫徹し、勝利だけを積み重ねていく。
先日の天皇杯の筑波大戦で何人も負傷者が出て町田の黒田監督がブチ切れてた…という話があったんですが、一方で「町田だってファウルやカードが出ない範囲内でラフプレーやりまくりじゃねえか」と他チームのサポーターから一斉に批判されてたという前段をふまえて、この黒田監督のコメントになるわけですが。
しかしなーたぶん「われわれが正義で」の言葉の前段・後段のとこは多少記事の都合で端折られて掲載されているとは思うのですが、そうでなく素でこれを言ってるんだったら「お前さん、負けた試合で対戦相手のチームに同じこと言われたら、ブチ切れるんでしょう?」とそこに茶々を入れたくなる皮肉屋の俺様がいるのも事実で。ま、個人的には嫌いではないですけどね、こういうキャラクター。プロレスのヒール役だと新旧古今東西、こういうパターンのギミックキャラの人はいっぱいいましたから。勿論時にフルボッコしてる因縁の相手に逆にフルボッコされることもあるわけで。
もっとも町田対筑波大の試合は「その前に、審判、けが人が連発される前に、しっかり選手のプレーを見ろ。そしてちゃんとラフプレー(←特に最初に試合開始早々に仕掛けた町田の選手に対して)毅然とジャッジしろ」という方がツッコミを禁じ得ないので、黒田のおっさんひとりに批判が集中するのもどうかなーとは思いますね。勿論、町田以上に対戦チームが「(試合に勝って)町田をぶっ倒してやる」という気迫で町田の独走をさせない、でも頭はクールに。というのは当然でしょう。むしろ黒田監督の真価は、対戦チームに完膚なきまで叩きのめされた時に何を言うかだと思いますので、そこで改めて判断もしてみたいですね。ギミックでやってるのか、ただの幼稚な勝利至上主義のサッカーバカの痛い人なのか、など。個人的にはたぶん前者だと思うんだけどねえ。
いやーそういう意味では「異種格闘技戦」ではありますが、町田の黒田監督と、パ・リーグの白井球審との「直接対決」は見てみたい(笑)
「勝って官軍」を謳歌して言いたい放題の黒田監督と、「てめえで正義呼ばわりとは何様だこのヤロウ」とそこに食って掛かる白井球審の対決は。いやー白井球審、佐々木朗希がほんのちょっと判定に不満な顔をしただけでブチ切れてましたから。ぜひ現場では松川虎生にどうにか止めていただきましょうかと(以下略)
以上です。
↑意外に指導者、特に「モチベーター」ってのは時にはこういう狡猾さも必要なのかもしれないね。
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