・ロッテ・朗希 今季最長8回零封6勝目!先発史上最速100K到達 昨季の自分を超えた(スポニチ)
昨日の西武戦の話の続きになりますが…。
#MarinesWIN
FINAL: Lions 1, Marines 21点差を守り連勝!#角中勝也 選手が先制タイムリー、#中村奨吾 選手が試合を決める今季7号ソロ!#山口航輝 選手、#友杉篤輝 選手はマルチ安打、先発の #佐々木朗希 投手は8回無失点11奪三振の好投で今季6勝目!https://t.co/ZqzmXFsjPm#chibalotte pic.twitter.com/AXpue3rpTI
— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) July 5, 2023
しかし昨日の佐々木朗希は「凄まじい」の一言でした。8回106球だったんでいっその事完投・完封に挑ませるのかなー?と思ったほどで。
◇パ・リーグ ロッテ2―1西武(2023年7月5日 ZOZOマリン)
ロッテ・佐々木朗希投手(21)は5日、西武戦に先発し、今季自己最長の8回を投げ、5安打無失点で6勝目を挙げた。2回には両リーグ一番乗りで今季100奪三振に達し、65回1/3での到達は先発投手としては最速だった昨季の自身を1/3回上回った。7度目の2桁となる11三振を奪い、奪三振(107)、防御率(1・50)、勝率(・750)とリーグ投手3冠に。チームは2連勝で3カードぶりの勝ち越しを決めた。
わずか2球で招いたピンチで、佐々木朗の真骨頂が光った。初回先頭の外崎に左中間を破られ、続く源田に三塁前へのセーフティーバントを決められて無死一、三塁。いずれも直球を狙われた。フォークをひっかけた暴投で無死二、三塁と傷口は広がりかけた。
「全員三振に取る気持ちで投げた」。令和の怪物が一気にギアを上げた。西武打線の狙いは察知していた。「真っすぐに対して凄い(積極的に)来ているなと感じた。変化球で入っていこう」と捕手の佐藤都。フォークが決まらない場面もあったが、スライダーに切り替えてマキノン、中村を連続三振。高木はフォークでクリーンアップを3者連続空振り三振に仕留め、最高の形で切り抜けた。
2回先頭の岸からも4者連続となる三振を奪い、両リーグ一番乗りで100三振に到達。昨年、先発投手では史上最速となる65回2/3で達した自らの記録を更新した。2回以降はスライダーの球速を130キロ台後半に落としてカウントを稼ぎ、同時にフォークも修正。直球36・8%に対し、フォーク、スライダーが計63・2%と変化球主体の投球で相手を翻弄(ほんろう)。2回以降は三塁を踏ませなかった。
3月のWBCでパドレス・ダルビッシュからスライダーを伝授された。世界でも一流の投手たちが集まった中で、握りや、曲げ方だけでなく、同じ球種での緩急のつけ方や、観察眼、ピンチでのギアチェンジなど、投球術を広く見て学んだ。直球の最速は自己最速に3キロ及ばない162キロだったが、スピードだけではない21歳離れしたマウンドさばき。吉井監督も「相手の狙い球が真っすぐだと思ったのだろう。こういう投球は、もう少し年を取ってからでもいいかな」と老練さに驚いた。
「8イニング投げて勝てて良かった。相手の反応を見ながら組み立てることができた」
今季無敗の本拠地ZOZOマリンで今季最長の8回を投げ、5安打無失点。昨年に並び自己最多7度目の2桁奪三振となる11三振を奪った。再び規定投球回に達し、防御率1・50、107奪三振、勝率・750はいずれもリーグトップで3冠となり、勝ち星もトップのオリックス・山本、山下に1差。剛速球だけに頼らない引き出しの多彩さも備わり、怪物にいよいよ隙がなくなってきた。
何せ身体がついていけなくて自分の豪速球とかで自分にダメージが来る(指のマメが悪化するとか、成長過程で怪我の可能性がまだあるとか)ぐらいの凄まじさで、ボクシングの強打で鳴らした世界王者が自分のパンチの強さで自分の手を骨折してしまうのを彷彿とさせるようなタイプなんだなあ…と。日本人チャンプだと昔でいえば浜田剛史、最近で言えば井上尚弥両チャンプがそんな選手でもあったんですが。
それでもそのダメージを受けないようなやり方を体得していって、少しずつ駆け引きや、緩急の付け方、もっと言えば「力の抜きどころ」でセルフコントロールができるようになっているってのが、佐々木朗希の成長を見て取れる感じなのが「非常に興味深い」のと「まったく末恐ろしい」なあと思う次第です。はい。
そしてスポニチさんの記事の最後にはこんなデータの話も。
≪登板11試合目で到達≫佐々木朗が2回無死で今季100個目の奪三振。65回1/3での到達は、オール先発の記録としては、昨年自身がマークした65回2/3を1/3上回る最速になった。なお、救援投手では15年サファテ(ソ)の62回1/3、97年大塚晶文(近鉄)の63回などがある。登板11試合目での100奪三振は、90年野茂英雄(近鉄)、14年金子千尋(オ)、17年則本(楽)、昨年の自身らの10試合目に次ぐ速さ。また、昨季に並び自己最多のシーズン7度目(通算15度目)の2桁奪三振。昨季の7度目は15試合目で、今季は4試合も早い。
うーん、錚々たる面々(大汗)。
・【ロッテ】佐々木朗希はチームの雰囲気和ませる「怪物」盛り上げ役、演出家、新外国人の支えにも(日刊スポーツ)
ま、投げるだけじゃなくていろいろとやってくれてることにも感謝感謝ですな(笑)
<ロッテ2-1西武>◇5日◇ZOZOマリン
ロッテ佐々木朗希投手(21)が今季最長8回を投げ、5安打無失点。リーグトップにあと1と迫る6勝目を挙げた。初回無死二、三塁のピンチを3者連続空振り三振で切り抜けるなど、今季7度目の2ケタとなる11奪三振。両リーグ最速で突破した100奪三振を107まで伸ばした。160キロ超の直球と高速フォークに加え、通常より5キロ近く遅い130キロ台のスライダーでカウントをとる“ニュー朗希”も披露。規定投球回数に到達し、奪三振数、勝率と防御率でリーグトップに浮上した。
◇ ◇ ◇
佐々木朗はチームの盛り上げ役として「演出家」にもなっている。益田のプロ通算200セーブ達成時には、自身が試合で使う黄色いグラブをお祝いにプレゼントした。「益田さん 200S おめでとうございます」の言葉に「17」のサインも添えて。益田を「うれしい」と大喜びさせた。
急きょ巨人へのトレードが決まった小沼とは大の仲良しだった。照れ隠しに、あふれそうな涙を拭ったふり? に演出した。お世話になった先輩が、新天地で前を向くことが出来るようにとのエールだった。
新外国人の支えにもなっている。ペルドモには試合中に水をかけてイタズラ。10歳近く年下にもかかわらず「先輩」と呼ばれてイジりあうなど、異国でも素を出しやすい環境を作っている。時には一緒に右翼席のファンにあわせてベンチで応援したりもする。自身が少し羽目を外すことで、チームの雰囲気を和ませる怪物でもある。
たぶんあと何年かしたら本当にMLBに行ってもっと凄まじい投手になってしまうんだろうね…その前に、種市篤暉・小島和哉、西野勇士もそうだけど、千葉ロッテの「エース級」な投手を育て上げて投手王国になってくれたらいいなと思いますね。さすがに佐々木朗希みたいな「怪物」は無理かもしれないけども(苦笑)
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今日は東京ドームでの西武戦。雨の心配がいらないのはありがたい(笑)
で、今日は東京ドームでの西武戦です。
ロッテは小島和哉、西武は與座海人の両投手が予告先発で発表されてます。確か與座投手は昨年は2桁勝利しててなかなかいい投手だったんで、とっとと攻略して打ちあぐねてるとノビノビ完封されかねないんで、さっさとロッテ打撃陣は攻略するように。とはいえ一昨日は2安打1点、昨日は8安打2点で対戦相手の西武同様、得点力不足なのは似たようなもんなんだけどね…(ノД`)シクシク
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