マリノスには惜敗したけど、今年の甲府はかなりJ2の台風の目になりそうだ(笑)

・横浜FM、富士フイルム・スーパーカップ初制覇！J1王者が天皇杯王者・甲府の”下剋上”許さず、タイトル獲得で新シーズン幕開け(GOAL)

日テレの中継を見てました(途中、ホットケーキとか焼いたりして妻と一緒に食べてましたが(笑))。しかし惜敗だけど今年の甲府はおもしろくなりそうですね。

2/11 #甲府横浜 #FUJIFILMSUPERCUP2023
《試合終了》1-2#ピーターウタカ選手
惜しくも準優勝となりました。
本当にたくさんの熱い熱いサポート、ありがとうございました。#vfk #疾風怒濤 pic.twitter.com/c81X7YQ3Xq
— ヴァンフォーレ甲府▶2/11(土祝)横浜FM戦13:35K.O. (@vfk_official) February 11, 2023

11日、FUJIFILM SUPER CUP 2023が開催され、J1王者の横浜F・マリノスと天皇杯王者のヴァンフォーレ甲府が対戦した。
横浜FMは上島が新加入選手の中で唯一先発入り。昨シーズンのメンバーをベースに臨む。対する甲府は篠田監督の初陣。4年ぶりに復帰を果たしたウタカが早速スタメン出場を飾っている。
最初にチャンスを作ったのは甲府。8分、左CKを獲得すると、こぼれ球に反応した鳥海がエリア手前から左足を振り抜く。しかし、GKオビのセーブに阻まれた。
それでも均衡を破ったのはJ1王者の横浜FM。30分、水沼がエリア内に縦パスを送ると、反応したA・ロペスがボールを左へ流す。このボールに走り込んだのはフリーのエウベル。落ち着いてゴールへ流し込んだ。
40分には横浜FMが波状攻撃を展開。最後は上島がエリア右外から左足を振り抜くも、グラウンダーのシュートはGK河田にキャッチされた。
前半終了間際の43分、甲府はスルーパスに抜け出した長谷川が、エリア内のウタカに折り返す。ウタカが押し込んでゴールネットを揺らすも、オフサイドに。しかし、VARでゴール判定となり甲府が試合を振り出しに戻した。
後半に入った60分、スルーパスに抜け出してフリーとなったA・ロペスが左足を振り抜くと、ポストに直撃。跳ね返りに反応していた西村がゴールへ詰め、横浜FMが再びリードする。
72分には交代で入ったマテウスが、エリア右手前からノーステップで左足を振る。弧を描いたボールはゴール右上隅に向かうも、GK河田が横っ飛びのスーパーセーブで防いだ。
甲府も終盤まで攻めの姿勢を貫き通し、天皇杯王者としての意地を見せるも、J1王者の牙城を崩すには至らず。試合は2-1で終了し、横浜FMが勝利。クラブ史上初の富士フイルム杯制覇を飾った。

傍目から見ていても本当に「実に面白い」試合でしたねえ。そして国立のお客さん、なんと5万人超え。甲府サポとして胸アツでした…。

しかしマリノスの方もこれが「スーパーカップ」初制覇だったんすねえ、なんか物凄く意外。とっくの昔に3-4回ぐらい勝ってる、鹿島・浦和・ガンバ大阪あたりと並ぶぐらいの優勝の大常連さんとばっか思ってたので。

賞金2千万円。甲府ちゃんにとっては本当にありがたいねえ(ﾉД`)ｼｸｼｸ

でも試合全般を通して見てみれば、個人的にはもうちょっと「J1王者」のマリノスとの実力差があって下手したら0-3ぐらいで負けるかもなーなんて思いながら見てたので、甲府が前半最後のピーター・ウタカ師匠の「1ミリのVAR判定のゴール」で同点に追いついた時には「おおっ」と物凄くびっくりしてました(笑)。もちろん、エウベル選手、西村選手のそれぞれのマリノスのゴールもなかなか素晴らしくて「さすがだなあ」と思ったのは言うまでもありません。

そしてこのスーパーカップという試合、以前はゼロックスが冠スポンサーだったんですが、いつの間にか富士フィルムが冠スポンサーになってまして「あら、ゼロックスさん、なんで撤退しちゃったんだろう」と気になって調べたら、ゼロックスの日本法人ってもともとは富士フィルムの合弁会社だったんすね(ゆえに最近までは「FUJI XEROX SUPER CUP」だったんだなあ…と改めて気づきました(←遅いよw))。で、その合弁関係を解消したので2021年からは「富士フィルムスーパーカップ」となったようです、はい。

で、賞金としては勝ったマリノスには3千万円、負けた甲府にも2千万円がいただけるんだそうで、

いやー常々、経営が厳しい甲府ちゃんには本当にありがたい(感涙)

まさに「干天の慈雨」というか。秋からはACLもあるし、今年はかなりそれ向けにも補強もしてきたし…で、J2戦線でも昇格争いを含めてもなかなかいいとこまで行けるんじゃないのかな、と。あのマリノス相手にも決して守備は崩壊しておらず、逆に堅守なマリノス相手に何度もチャンスも生まれてただけに。ここは下手に勝っちゃってシーズン後半にgdgdになるよりかは、「ここでJ1王者のマリノスと戦ってみて、いろんな課題も見つかって、次に活かせる」反省会も開けて前向きにシーズンに入れるし…と、プラス思考で考えましょうかね。そして「更に日々精進せい」ということで頑張りましょう(笑)。

最後に…これはもう覚悟はしてたんですが、

日テレの実況中継は相変わらずアレだなあ(爆)

と。まあ日テレのスポーツ中継は一事が万事(?)、巨人戦と箱根駅伝、たまに高校サッカーの応用でやってるようなもんだから…というのはわかりきってるとはいえ。

もっとも天皇杯とかルヴァンカップの上の方の試合を除けば、J1-3リーグの殆どの試合がDAZNでしか見られないことを思えば、こうして地上波で中継してくれて、しかも国立競技場で5万人超えのすごい試合でプレーできたし、この試合を地上波で全国中継してくれた…って意味では、甲府サポとしては「それはそれでありがたいって思わなきゃいけないんだろうなあ。ま、そこは目をつぶるわ。どっちにしても日テレさんありがとうね」と殊勝な気持ちでそこは感謝してますです、はい。

以上です。