・FA甲斐拓也が巨人移籍へ 1カ月以上の熟考の末、ソフトバンクから新天地での勝負を決断 阿部監督の熱意も背中押す(西スポ)
朝起きたらソフバンの甲斐拓也が巨人にFA移籍ってニュースが流れてて( ゚д゚)ポカーンとした。
ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した甲斐拓也捕手(32)が巨人に移籍する意思を固めたことが16日、分かった。甲斐を巡っては宣言残留を認めるソフトバンクと獲得を目指す巨人との間で1カ月以上にも及ぶ〝一騎打ち〟状態が続いたが、巨人に軍配が上がった。近日中に正式表明する。
甲斐がついに決断した。選択したのは育成選手から支配下選手へと駆け上がり、14年間も在籍したソフトバンクではなく、新天地となる巨人だった。
「(FA権行使は)一度きりの権利だし、自分の野球人生においてこのタイミングだなと。大きな決断になると思うけど、いろんな話を聞いてみたい」
素直な思いを口にして幕が開けた自身のFA戦線。ソフトバンクからは4年総額10億円超とみられる大型契約を提示されて引き留めを図られたが、金額、年数ともにホークスをわずかに上回る契約を提示された巨人への移籍を決めた。
もちろん、決断理由は条件面だけではない。常日頃から捕手として「もう1ラン上の選手になりたい」と口にするだけに慣れ親しんだ環境でのプレー続行に思いが傾く日もあったが、最終的には新天地に身を置き、ゼロからの再出発で勝負を懸ける道を選んだようだ。
阿部監督の熱意も、悩める甲斐の背中を押したようだ。「来てほしい。絶対的な司令塔が欲しい。いればチームにとって、とてつもない安心感がある」。報道を通して間接的に届いたラブコールもあれば、自身が現役時代に背負った背番号を引き合いに「甲斐が10番を背負って巨人でプレーする姿が見える」といった内容のメールを直接受け取ったこともあった。
今月5日にはその阿部監督が福岡まで足を運び、市内のホテルで1時間以上にわたって直接熱い言葉を掛けられた。ソフトバンクは複数回にわたって代理人を通じての残留交渉を重ねたが、引き留めるには至らなかった。
大分・楊志館高から育成ドラフト6位で2011年に入団した甲斐は13年オフに支配下登録されると、ベストナイン3度、ゴールデングラブ賞7度とリーグを代表する捕手へと成長した。また、21年の東京五輪や23年のワールド・ベースボール・クラシックでは日本代表の一員として優勝に貢献するなど、球界を代表する捕手に挙げられる。
いやーソフバンもロッテに行く石川柊太といい有原式FAで上沢直之を獲得といい、MLBばりに出入りの激しいチームだ(^_^;)。
その上で楽天を退団した田中マーくんも取るらしいし…で、ソフバンから来た甲斐拓也のバッテリーってのも考えてみれば凄い。その上でうまくチームとして機能できればいいんだけど。
スポンサーリンク
そういえば背番号10が空いてましたね…。
・ソフトバンクからFAの甲斐が巨人入り決断! 阿部監督の背番号「10」を継承へ 近日中に正式表明(スポニチ)
「あ、そうか、中田翔がつけてた10番が空いてましたな」と(^_^;)
ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した甲斐拓也捕手(32)が、巨人に移籍する意思を固めたことが16日、分かった。ソフトバンク残留との間で悩みに悩み抜いた上での決断。17日にも正式に表明する。名捕手だった阿部慎之助監督(45)からは交渉の席でいかに捕手として必要かを説かれ、現役時代の背番号「10」も提示されたもよう。継承して背負う見込みとなった。
甲斐が大きな決断を下した。宣言残留を認めるソフトバンクと獲得を目指す巨人との間で悩みに悩み抜き、巨人でプレーするという新たな挑戦を決めた。
国内FA権を行使した際に「野球人生でこれからがある意味、見せどころなのかなとも思っている」と話したように、まだまだ自身を成長させていきたい思いが強く、「挑戦」への思いが決断を後押ししたようだ。
阿部監督からのラブコールも響いた。指揮官自ら交渉の席に着き、チームへの必要性を訴えられた。その阿部監督が19年間の現役時代に背負った背番号「10」も提示されたもよう。21年東京五輪や23年WBCなど日本代表では背負った番号だが、重みは全く異なる。阿部監督と、チームの思いが全身に染みた。
巨人は今季、4年ぶりのリーグ優勝を果たしたが、CSファイナルステージでDeNAに敗れ、日本シリーズ進出はならなかった。今季は岸田、小林、大城卓の3捕手を先発投手との相性を考慮した上で併用しながら戦ってきた。指揮官は11月のトークショーで「来てほしい。絶対的な司令塔が欲しい。絶対的な司令塔がいれば、とてつもない安心感になる」と扇の要のポジションを確立したい思いを明かしていた。
ソフトバンクは残留交渉を重ねてきたが、巨人はソフトバンクを上回る5年総額15億円以上の好条件を提示し、誠意を示してきた。甲斐はチームがハワイへの優勝旅行の間も、国内に残り熟考を重ね、決断に至った。
リーグ連覇を狙う巨人は今オフはFA補強に乗り出し、甲斐を含め阪神・大山、ソフトバンク・石川とともにトリプルアタックを仕掛けていた。大山は阪神残留、石川はロッテへの移籍を決め、思うような補強をできていなかった。だが、前日には楽天を退団した日米通算197勝の田中将の獲得が決定的に。この日は中日を退団した通算166セーブを誇る守護神マルティネスの獲得を正式に発表した。立て続けに大型補強が続く中、FA史上最大の目玉捕手の獲得にも成功。リーグ連覇の先にある常勝チームへの成長へ、なくてはならない扇の要がラストピースとしてはまった。
で、ソフバンは巨人からFA補償で誰か獲得させてもらえるんだろうか。ま、お互いに支配下・育成含めて多士済済すぎるからFA補償は金銭でもいいと思うけどな。これでまた長野久義が「すまん、広島に続いて今度は福岡に行ってくれ」と単身赴任のサラリーマンみたいなことになったらそれはさすがに同情を禁じないとこではあるけども…小林誠司あたりは実際にありそう。
以上です。
月刊 ホークス 2024年 12月号 [雑誌]/ジャパンプリント
▼ランキングに参加してます。クリックよろしくおねがいします。