【千葉ロッテ】やはり今季は「内野手シャッフル(=三塁手・中村奨吾を厚遇)」が全ての元凶なんでは?

・ロッテ　4連敗で4位転落…悪送球、押し出し四球、暴投など8失点、ポランコ2戦連発22号ソロ空砲(スポニチ)

そして今日はロッテは楽天相手に「自滅による大敗」でした。いやーこのまま4位以下に終わったら、中日の立浪監督みたいにさすが進退も考えたらどうだ?<1軍首脳陣。

◇パ・リーグ　ロッテ1－8楽天（2024年9月18日　楽天モバイル）
　ロッテは楽天に1－8で敗れ、4連敗を喫し、5月4日以来となる4位に転落した。3回に田村龍弘捕手（30）がバント処理を悪送球し先制点を献上すると、4回にも2つの押し出し四球、2本のタイムリーを許して4失点。救援陣も失点を重ねた。
　3回無死二塁、小深田の三塁側への犠打を捕手・田村が素早く捕球。しかし、体勢を崩して三塁への悪送球となり、その間に先制点を献上した。1死三塁からは中犠飛で追加点を許した。
　1－2の4回無死一、二塁、三塁側への犠打をカイケルが捕球できず、無死満塁のピンチを招いた。そこから2つの押し出し四球、2本のタイムリーで4点を失った。
　今季、途中加入のカイケルは自己最短4回、自己ワーストの6失点（自責4）で降板。5、6回と救援陣も失点を重ねた。
　打線は、4回にポランコが2試合連発となる22号ソロを放ったが空砲。CS進出を争うロッテとの直接対決に2連敗となり、5月4日以来となるCS圏外4位に転落した。
　▼カイケル　4回がすべてだと思います。入りは良かったですが自分で思っているところに投げられずフォアボールを出して、タイムリーを打たれてしまったので、あの回がすべてです。

しかし不思議なのは「FA流出を阻止・慰留」した選手を厚遇する気持ちはわかるんですが、わざわざチーム内競争を排してまで「その選手を厚遇」するその神経までは理解しがたいんですよね…。具体的には、中村奨吾、そして田村龍弘。投手で言えば「もうすぐ名球会」の益田前選手会長も含めても過言ではないんでしょうが…。

それを考えると、千葉ロッテの今季に関しては、

「内野の守備シャッフル」が全ての元凶

としか言いようがないんですよね。もっといえば「そこまでして中村奨吾を使いたいのか」と。

これが通年で3割近く、できれば2割8分ぐらいの打率と安定した守備と走塁を結果として残してれば「まあチームの大黒柱だから多少成績が落ちてても仕方ないよね」で済む話かもしれないけど、2割3分も行ってない打率でしかも守れない走れない…で、更にチーム内競争からも外れててチームからはほぼ「スタメン確保、2軍には絶対に落とさない」みたいな扱いも受けてるわけで。更にあれが原因で慣れない守備位置のコンバートを余儀なくされたり、出場機会や1軍昇格を大きく阻害された選手もいるんだろうなーと思うとねえ。きっと干されたまま戦力外通告とか現役ドラフトに回される選手も少なくないんでしょう。

いずれにしてもさきほどの立浪監督の項目でも書いたけど、この世界は「結果が全て」なんで、間抜けにも「観客動員は増加の一途だから肝心の成績はタコでも全く構いませんー」みたいな事をロッテ球団がいい始めない事を祈ってるわ。と同時に「勝つ事が最大のファンサービスだぞ」と誰か言ってやれ(皮肉)

できるだけ1-2位に詰める3位を目指して…。

・楽天が来た！5連勝で約2カ月ぶりにCS圏内3位浮上　4年目左腕・藤井が自身初の2桁勝利(スポニチ)

で、楽天さんにはもしこのまま3位に滑り込むんであれば、できるだけ1-2位に近いゲーム差を目指して頑張ってほしいですね。

◇パ・リーグ　楽天8－1ロッテ（2024年9月18日　楽天モバイル）
　楽天はロッテを8－1で下し、今季2度目の5連勝。7月16日以来となる3位に浮上した。3回に2点を先制すると、4回にも打者10人の猛攻で4点を追加した。先発・藤井聖投手（27）は6回1失点で自身初の2桁勝利を収めた。
　3回、先頭の伊藤裕が左中間を破る二塁打で出塁すると、続く小深田は三塁側への犠打。これを捕手・田村が三塁へ悪送球し、その間に二走・伊藤裕が先制のホームに生還した。1死三塁からは小郷の中犠飛で追加点を奪った。
　2－1の4回、浅村、安田の連打で無死一、二塁とすると、渡辺佳の三塁側への犠打をロッテ先発カイケルが捕れず、無死満塁に。押し出し四球で3点目を奪うと、1死満塁からは太田の左前適時打、押し出し四球、村林の右前適時打と一挙4点を奪い、リードを広げた。
　6－1の5回1死二塁、伊藤裕の左前適時打で追加点を奪うと、6回2死満塁では暴投の間に1点を加点した。
　中5日で先発した藤井は2点を先制してもらった直後の4回、ポランコに22号ソロを許した。それでも、大量援護をもらい粘投。6回94球を投げ切り、1失点と試合を作った。
　チームは今季2度目の5連勝で約2カ月ぶりにCS圏内の3位に浮上。貯金を今季最多の3とした。藤井は4年目で自身初の2桁勝利を達成した。

現役時代の話で恐縮でしたが、今江監督はロッテ時代、CSとか日本シリーズでは滅法勝負強かっただけに(笑)

以上です。