【千葉ロッテ】田中晴也投手の「(佐々木朗希の抜けた)先発枠をゲットしたい」という気概は頼もしい(笑)

【ロッテ】田中晴也投手が先発ローテ入りへ意欲「自分にはチャンス」(スポーツ報知)

まあ今更「氏んだ子の歳を数える」のもどうかと思いますしね(←暴言w)。さすがに抜けた某投手のような160キロ超の豪速球は無理だけどそれでも150キロちょっとのストレートと変化球を投げられて更に「1シーズン通して戦える」若手中心の先発投手がここから3-4人ぐらい出てくることを祈ってますです。

ロッテの2年目右腕・田中晴也投手が11日、ZOZOでの練習で来季の先発ローテーション入りへ意欲をみせた。

 球団が佐々木のポスティングシステムによるメジャー移籍を容認し、その穴を埋めることが急務となるが、田中も先発組の候補に挙がる。「朗希さんというすごい先発の軸となる投手がいなくなりますが、その分、自分にはチャンスだと思っています」と前向きにとらえる。

 2年目の今季は6月1日の阪神戦(ZOZO)でプロ初登板を果たすと、7月3日の日本ハム戦(エスコン)でプロ初勝利を挙げるなど着実に成長。秋季練習では課題のクイックモーションに加え、最速150キロの速球を生かすべくチェンジアップのマスターにも挑戦している。20歳の右腕は「今年1軍を経験させてもらって来年は勝負の年というか、自分にとって分岐点となる1年だと思うので、アピールしないといけない立場。しっかり自分をアピールしてチームに貢献したい」と意気込んだ。

確か今季は155キロぐらいの球を投げてた記憶もあるんだけどね、田中晴也。

何しろ多士済済のライバルが群雄割拠するこのプロ野球の世界で、そのライバルが自らメジャーに行くと強行してこの1軍枠および先発枠が「自動的に空く」なんてその投手からすれば「これほど大ラッキーなこと」もそんなに現役生活では多くないと思うんですね。

そういえば後に西武の大エースとなった東尾修投手は入団してたの西鉄ライオンズで「こんなにプロのレベルが高いとは」と投手を諦めて野手転向すら考えてたとこに、「黒い霧事件」という八百長だのの不祥事で当時の西鉄の先輩投手にあたるエース級の投手が何人も永久追放されたり無期限出場停止を食らったりという中で「やむを得ず実力不足は甚だしい中で、1軍の投手として抜擢されて」、そこから猛練習と明らかにチーム戦力がガタ落ちしたとこでの先発投手として苦労を強いられた代わりに、後に太平洋クラブ→クラウンライター→西武と身売りされて行く頃にはチームには欠かせない大エースにまで成長した…という逸話がありまして。

なので東尾投手は西武時代に通算200勝を達成した頃は実は通算成績としては負け越していて(200勝してて215敗だったそうです)、選手晩年にどうにか勝利数が敗戦数を上回るようになったんだそうですね。

そしてこの田中晴也もまだまだ高卒2年目、さすがにプロの水に慣れて基礎体力をイチから鍛え上げてきて、どうにか1軍先発も抜擢された…というかつての種市篤暉や二木康太、岩下大輝などの千葉ロッテならではの高卒育成メソッドに従ってここまで来れたと思うので、ぜひ田中投手にとっても、そして千葉ロッテ球団としても「災い転じて福となす」となるように。願わくば来季の今頃には「僕に空いている背番号17をください」と堂々と年俸交渉の場で言えるぐらいになってくれれば(笑)。現在が「35」なんでほぼ半減。いいじゃないすか、ねえ。

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少なくとも長期離脱する先発投手がいなくなる、のはむしろありがたい。

ロッテ メジャー38勝腕獲り!朗希の穴埋める レッドソックス・ケラー(スポニチ)

当然、佐々木朗希の抜けた先発枠としては助っ人外国人も取らねば…という事なんですけどね。もし取れたらこちらの方が「空いてる背番号17」をつけることになりそう。かつてのナバーロみたいに(をい)

ロッテが新外国人選手としてブラッド・ケラー投手(29=レッドソックスからFA)の獲得調査を進めていることが10日、分かった。米メディアなども報じた。前日に佐々木が今オフにポスティングシステムでメジャー挑戦すると発表したばかり。今季10勝を挙げた佐々木の穴を埋めるべく、松本尚樹球団本部長は「外国人投手は間違いなく2人は獲ろうと考えている」と話していたが、早くも先発補強に動いた。

 1メートル96の長身右腕であるケラーは、13年ドラフト8巡目(全体240番目)でダイヤモンドバックスに入団。ロイヤルズ時代の18年にメジャーデビューし、自己最多の9勝を挙げた。150キロ超の直球やシンカーが武器で、シーズン130投球回以上を4度マークしているタフネスぶりを誇る。今季はホワイトソックスとレッドソックスの2球団で16試合に登板して0勝4敗1セーブ、防御率5.44。メジャー通算では166試合で38勝57敗2セーブ、防御率4.34の成績を残している。

しかし千葉ロッテ球団の営業的には佐々木朗希が抜けたのは大きいかもしれないけども(ただ半ば三行半的にあっさり放出したロッテ球団および親会社が泣き言を言うのもどうかと思うけど…)、戦力的には、

いつ投げれるかわからんヤツよりか、安定して投げられる投手の方が

当然いいに決まってるんで、その勝ち負けは別にしても、少なくとも「安定した先発ローテーション枠を埋められる」投手たちの数としては佐々木朗希が抜けて別の選手、補強した選手などで安定をするんであればむしろ「計算ができてありがたいのでは?」とは思いますね。入団時がめんどくさい特別扱いなんかして他の選手との競争すらさせずに「大事に育ててると見せかけて、実は腫れ物扱いに等しい育て方」をするよりかは、チームの総合力を高められるとすれば「急がば回れ」「怪我の功名」ではないけど、しっかりとした現実路線でやっていけよ、とは思いますです。

あとは本当にケラー投手、来日してロッテに入団したら日本生活に少しでも慣れるようにちゃんとフォローしてやってね、と。そこは通訳さんとかソト先生やポランコ様とかも勿論だけど、MLBでの在籍経験もある澤村拓一とかが物凄くマメにナイスフォローしてくれそうだけどね(笑)。以上です。

 

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