昨日のロッテ対ソフバン戦で怪我した栗原陵矢選手、やはり左膝は今季絶望級の大怪我だったらしい。

ソフトバンク栗原 今季絶望…左膝前十字靱帯断裂 30日の守備で交錯(西日本スポーツ)

昨日のロッテ対ソフバン戦の最終回で別の選手とぶつかり担架で運ばれて退場していったソフバンの栗原選手、やはり膝の怪我が非常に重く「今季絶望的」になったそうで…。いや対戦相手とはいえとにかく無事であってほしいと心配してただけにこれは正直言葉が見つからない…。

ソフトバンクは31日、栗原陵矢外野手(25)が佐賀市内の病院でMRI検査を受け、左膝前十字靱帯(じんたい)断裂、また左外側半月板損傷の疑いがあると診断されたと発表した。全治は6、7カ月とみられ、今季残り試合での復帰は絶望的。1日から筑後のリハビリ組に合流する。

 栗原は30日のロッテ戦(ZOZOマリン)で左翼守備の際、中堅手と交錯。左膝をひねり、立ち上がることはできず、そのまま担架で運ばれた。同日は千葉県浦安市内の病院で診察を受け、X線検査の結果、骨には異常がないと診断された。31日に遠征先から戻り、精密検査を受けた。同日、出場選手登録を抹消された。

 今季の栗原はクリーンアップの一角として期待され、開幕から5番を務めた。5試合で打率3割5分3厘、2本塁打、5打点と絶好のスタートを切ったが、開幕早々に大きなアクシデントに見舞われた。

やはり膝の靭帯断裂か半月板損傷、そこまで行っちゃいましたか…確かに尋常じゃない痛がり方をしてましたからね、昨日の中継を見ていたら。そしてチームスタッフさんやその他のスタッフさんたち総出で担架で運ばれるほどでしたから。

昨日も書きましたが野球よりもサッカー(たとえばJリーグ)の選手だと結構ある怪我なんですよね、この膝の前十字靭帯断裂や半月板の損傷、軽い場合は靭帯損傷なども含めれば。バスケの選手もサッカーの選手同様にこの怪我が多いそうで、それは試合での対戦相手の選手(自チームのトレーニングの場合は同じチームの選手という例もあります)とのコンタクトプレー、つまりはぶつかり合い、下手すれば削り合いの中で起きることも勿論ありますが、それ以外にも基本的にストップ・アンド・ゴーの繰り返しの繰り返しで、ジャンプした際の着地時とか急な方向転換といった他の選手と接触してないプレーの時にも痛めることが多いそうです。

そしてこの怪我、だいたいが手術をしてリハビリ等で半年以上はかかるのと、もっとも手術もすぐできるわけではなく患部の腫れがひかないとできないという話もあるそうで果たしてどのタイミングで手術ができるのか…などなどを考えると、あれだけのフィジカルとパフォーマンスができるいい選手がこのような怪我でともあればシーズンを棒に振ってしまうことになるのはやはり相手チームを贔屓している身とはいえ、何とも言えない気持ちになりますね。実際に贔屓にしているチーム(主にヴァンフォーレ甲府、そして浦和レッズ)で、文字通り「シーズンを棒に振ってしまった」選手が何人もいましたので…。

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とにかく中途半端ではなく、ちゃんと治してきてほしいですね。

前十字靱帯断裂とは?過去に巨人・矢野、阪神・上本ら 手術を経て約10カ月前後で実戦復帰(デイリー)

デイリーさんの別の記事で、前十字靭帯断裂のことを書いておりました。

 ソフトバンクは31日、栗原陵矢外野手が佐賀市内の病院でMRI検査を受け、左膝前十字靱帯断裂、左外側半月板損傷の疑いと診断されたことを発表した。

 現時点で手術、復帰の見込み時期などは未定とされているが、過去に野球界では巨人・矢野、阪神・上本、西武・若林らが同様の診断を受けている。共通しているのは負傷直後は患部に炎症があるため、1カ月程度で治まるのを待って靱帯再建手術を受けている。

 阪神・上本の事例をみると、病院内でのリハビリを経て、ウォーキングからスタート。そこからジョギング、ランニングと段階を踏んでいくと同時に、キャッチボールや打撃練習も再開していった。

 屋外でのフリー打撃再開は負傷後から約8カ月後。実戦復帰は約9カ月後だった。仮に栗原が手術を受けることになれば、今季中の復帰は絶望的になるとみられる。開幕から打率・353をマークするなど好調を維持していただけに、痛いアクシデントとなった。

やはり先程書いたとおり、患部の炎症が収まるのを待って手術するんですね。という事はとりあえず今は患部に負担をかけぬようにテーピングなどで固めて松葉杖とか使った日常生活に…ということになるんでしょうね。おそらく今すぐには入院をせず(ただし日常生活に支障をきたすぐらいの怪我にまで至っていると入院するかもしれませんね)そうなると手術前に入院してリハビリをしばらくするんで1-2ヶ月単位の入院とかになるんでしょう、きっと。

しかし昨日のZOZOマリン、考えてみればロッテの平沢大河選手の今季初打点となったレフトの奥の奥まで大飛球だった犠牲フライもよくよく考えてみればレフトのホームランラグーンの手前でZOZOマリン特有の強風に押し戻されて「満塁弾」が「犠牲フライ」になってしまってましたし、この栗原陵矢選手の怪我も福田光輝選手のレフトフライと思われた打球が強風に流されてレフトどころか左中間、むしろセンターの守備範囲のとこまで流されてセンターの牧原選手(と思われる選手)とぶつかってしまった…という次第でしたので。

本当に対戦相手でもいい選手だなあと思ったら私は「いいプレーしやがんなあ、このヤローナイスプレー」ってリスペクトをするタイプなんで、あれだけ実にいい仕事…もとい打守ともにいいプレーをしてる栗原選手、本当にお大事になさってください。そして一日も早いご快復を祈ってますです。