By: Hayato.D
・【甲府】17期連続で経常利益が黒字(スポーツ報知)
もともと2000-2002年あたりの経営難・チーム消滅危機からリスタートして、そこから17期連続黒字かー。思えば「身の丈経営」としても大したもんだ(驚)。
J2甲府の運営会社「株式会社ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ」の経営委員会が29日、山梨県庁で行われた。2017年の収支が報告され、営業収入は17億2720万1556円で、経常利益は、3679万7567円、当期利益は1948万879円。経常利益では、経営危機からのクラブの再建がスタートした2001年以降、17期連続で黒字となった。
今季の目標は、クラブサポーター会員8000口(前年度実績7679口)、ホームゲーム1試合平均観客入場者数1万1000人(前年度実績1万842人)、広告料収入7億5000万円(前年度実績7億7400万円)とした。
またこの日は株主総会、役員会も開かれ、新たな代表取締役社長に藤原弘氏、代表取締役ゼネラルマネジャーに佐久間悟氏が昇任する人事などを決定。これまで代表取締役社長を務めていた輿水順雄氏は、取締役エグゼクティブアドバイザーとなる。
営業収入17億円のうち、DAZN特需は幾らぐらいだったんだろう(苦笑)。あと数年すると山梨県総合球技場の建設も始まるかもしれないし、まあそこらへんは関係各所および地元との粘り強い交渉をよろしく頼みます。
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間違っても佐久間氏を「監督兼GM兼代表取締役」だけには(^_^;)
・【甲府】佐久間悟GMが実行委員に選任(スポーツ報知)
遂に佐久間GMがこれにてチームの実質的トップということに。
Jリーグは29日、J2甲府の実行委員を輿水順雄代表取締役社長から、佐久間悟代表取締役ゼネラルマネジャーに変更すると発表した。20日の理事会で承認された。
佐久間GMは1963年7月7日、東京都新宿区生まれ。駒大からNTTに入社し、大宮アルディージャの前身のNTT関東サッカー部でプレーした。引退後はオランダ留学などを経て、98年から大宮コーチ、強化部長などを歴任し、2007年8月から監督。08年10月に甲府のGMに就任した。11年、15年、16年は監督兼GMも務めた。
…それにしても、佐久間GMは副社長から代表取締役ですか。ま、代取とはいえ「共同の」代表取締役ではあるんですが(ま、企業ではこういう形の役員会はままあります)、一昨年までは、
という「いやいや、あんた休みどころか寝る時間も取れないよ?」という激務っぷりで。現場の指揮官も、選手の補強も、そして経営の責任も…という激職っぷりだったのを、吉田達磨氏を監督に招聘して「監督」からは外れてもこの現状。うーん、例年、シーズン序盤は甲府はチーム作りに苦労して公式戦でも苦戦することが多いんですが、どうにか吉田達磨氏のやりたいサッカーがチームに浸透して、5-6月あたりから「負けないサッカー」ができるように頑張って欲しいと思います。
てか、間違っても吉田氏を「更迭」なんかしたら、本当に佐久間GM、「監督兼GM兼代表取締役」とか言って全部責任を背負いかねないからなー(大汗)。長い目で観てやりましょう。守備自体はセットプレーはまだしも、通常の相手の攻撃ではそれほど崩壊まではしてませんからね。
それとGKコーチを更迭してどーすんの?
あと、これはTwitterで知ったんですが、山梨日日新聞にどうも松下GKコーチを失点が多い件で「更迭」するという記事が出てたそうです。
VF甲府 松下GKコーチ辞任 失点減らせず引責か【スポーツ/山梨】 | さんにちEye 山梨日日新聞電子版 https://t.co/jZBEo715yZ
— 京右衛門 (@kyoemoon) March 29, 2018
いやあ甲府の失点はほとんどがセットプレーがらみだし、むしろGKは頑張ってると思うんだけどなー。
なので思わず、
うーん、この甲府の上の方の判断はわからん。勝てないのは明らかにGKではなく中盤から前線への攻撃の組み立て方と、経験不足な若手を起用してるがゆえのセットプレーでの守備陣(GK以外)のていたらくではないのだろうか…と。 https://t.co/mli7E2cM62
— むろかつ@岩Q槻 (@muroktu) March 29, 2018
去年のロッテで例えれば、内野の(若手の)中村奨吾や平沢大河が守備でエラーして投手陣の足を引っ張って失点を重ねて、なおかつ打線が1割台で低迷してるのに、(当時の)落合英二1軍投手コーチを更迭するようなもんで。エース涌井が勝てないのは誰のせいだ?みたいなもんだな。
— むろかつ@岩Q槻 (@muroktu) March 29, 2018
「去年の千葉ロッテ」に例えてTwitterで呟いてしまった始末で(爆)。
結局、投手陣も確か二木の7勝がチーム最多勝で、2ケタ勝利を誇っていたエース涌井も五右衛門もほとんど勝てず、結果、落合英二1軍投手コーチは責任をとってシーズン後に辞任したんですが、それでも「シーズン後」でしたしね。これってある意味でNPBに例えれば、「交流戦前に投手コーチを更迭もしくは配置転換」ぐらいのタイミングの速さですから。
まあ山梨日日新聞は会員じゃないと記事が読めないんでなんとも言えないんですけど、あまりにも予想以上に勝てなくて、現場ないし監督コーチ陣の中で「不協和音」みたいなのが発生してたら…それはそれで問題だよなあ。甲府のシーズンはむしろ例年、これからが醍醐味だというのに(苦笑)。
以上です。
↑なんか「ひとり爆笑問題」のような名前の筆者ですな(汗)