センター試験の最中に、用事もないのに会場に来て「酒盛りして騒いだ」高校教師は…

センター試験中に四合瓶2本、高校教諭大騒ぎ(読売新聞)

っかし、試験管でも引率でもなく「同僚の激励の為に」来たこの教師のダメっぷりが凄い(爆)。なんだろう、この古典落語の「らくだ」と、「ドリフ大爆笑」の「こんな試験監督がいたら嫌だ」を足したような話は(^_^;)

大学入試センター試験が行われた1月14日、試験会場となった福島県いわき市の大学の引率者控室で、県立高校の男性教諭(57)が試験時間中に飲酒し、酔って騒ぐなどしていたことが分かった。

 県教育委員会は20日、この教諭を減給10分の1(1か月)の懲戒処分にした。

 県教委の発表によると、男性教諭は、受験生の引率教諭の控室で、他の教諭が後日の慰労会用に購入していた日本酒(720ミリ・リットル)2本を見つけ、「めずらしい酒だな」と言って飲み始めた。正午頃からの約5時間に一人で飲みきり、話し声が大きいと注意した同僚の胸ぐらをつかむなどしたという。

 男性教諭は引率担当ではなかったが、「同僚を激励したかった。酒に自堕落な性格が原因だと反省している」と話しているという。県教委の大沼博文教育次長は「生徒の受験中に酒を飲むとは常識的に考えてありえない」と述べ、陳謝した。

しかしまあ「試験監督」でも「引率教師」でもなく「同僚を激励しに来た」だったそうですが…しかし結局この人来る意味なかったじゃん(爆)

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なんだこの「落語の世界の住人」みたいなキャラは…。

それにしても、古典落語の「らくだ」の登場人物を思い出しますなー。いや、「らくだ」と呼ばれる人は死んじゃってて、このらくだを葬式に出すってんで長屋の住人が葬式の前後に酒飲んじゃってえらいことになるわけですが…。

とある長屋に住むのが本名を「馬〔卯之助〕」、あだ名を「ラクダ」という男。そのラクダの長屋に、ある日兄貴分の「丁目の半次〔弥猛(ヤタケタ)の熊五郎、または脳天の熊五郎〕」がやってきた。返事がないので入ってみると、何とラクダが死んでいる。そういえば、昨夜会ったときにフグを持っていたが、さてはそいつに中(あた)ったのか……。

「兄弟分の葬儀を出してやりたい」、そう思った半次だが金がない。考え込んでいると、上手い具合に屑屋がやってきた。早速、その屑屋の久六〔固有名はなく単に「紙屑屋」とされている〕を呼んで室内の物を引き取ってもらおうとするが、久六はラクダ宅の家財道具の状態を全て言い当てて断ってしまう。なんでも、何回もガラクタばかりを引き取らされたらしい。ますます困る半次。と、その頭にあるアイディアが。

「月番を呼んでこい」

久六を月番の所に行かせ、長屋から香典を集めてくるよう言いつけさせるのが半次の魂胆。久六は断るが、仕事道具を取られ、しぶしぶ月番の所へ。「らくだが死んだ」と聞き、喜ぶ月番。香典の申し出には「一度も祝儀を出してもらったことはない」と断るが、結局「赤飯を炊く代わりに香典を出すよう言って集めてくる」と了承した。安心した久六だが、ラクダ宅に戻ると今度は大家の所に通夜に出す酒と料理を届けさせるよう命令された。ところが、ここの大家は有名なドケチ。そのことを話すと、半次は「断ったらこう言えばいい」と秘策を授ける。

「死骸のやり場に困っております。ここへ背負ってきますから、どうか面倒を見てやってください。ついでに『かんかんのう』を踊らせてご覧にいれます」

仕方なく大家の所へ行った久六。らくだが死んだと聞き、大喜びする大家。しかし、酒と料理の申し出は拒絶。なんとこのらくだという男、店賃を何年も溜(た)めているどころか引っ越してきてから一度も店賃を納めていなかったのだ。すかさず久六が「かんかんのう」の話をすると「やれるものならやってみろ!!」。久六がそのことを伝えると、何と半次は久六にラクダの死骸を担がせ、本当に大家の所へ乗り込んでしまった。そして、死骸を文楽人形のように動かし、久六に歌わせて「かんかんのう、きゅうれんすー」。本当にやると思っていなかった大家、縮み上がってしまい、料理を出すよう約束した。

これで解放されたと思った久六。だが、今度は八百屋の所へ「棺桶代わりに使うから、漬物樽を借りてこい」と命令された。しぶしぶ行くとやはり八百屋は喜び、申し入れは断られた。「かんかんのう」の話をすると先ほど同様「やってみろ」と言われるが、つい今しがた大家の所で実演してきたばかりだと言うと「何個でもいいから持っていけー!」。

これで葬式の準備が整った。久六がラクダ宅に戻ると、大家の所から酒と料理が届いている。半次に勧められ、しぶしぶ酒を飲んだ久六。ところが、この久六という男、普段は大人しいが実はものすごい酒乱だったのだ。呑んでいるうちに久六の性格が豹変(ひょうへん)、もう仕事に行ったらと言う半次に暴言を吐き始める。これで立場は逆転、酒が無くなったと半次が言うと、「酒屋へ行ってもらってこい! 断ったらかんかんのうを踊らせてやると言え!!」

何だか分からなくなった半次は言われたとおりに酒を買ってくる。そうこうしているうちに、話はラクダの葬礼へ。剃刀を借りてきて坊主にし、漬物樽に放り込んで荒縄で十文字。天秤棒を差し込んで二人で担ぎ、久六の知人がいる落合〔千日前〕の火葬場に運び込んだ。

が、道中で樽の底が抜けてしまい、焼き場についたら中は空。仕方なく死骸を探しに戻ると、橋のたもとで願人坊主(にわか坊主)がいびきをかいて眠っている。酔った二人はそれを死骸と勘違いし、樽に押し込んで焼き場に連行するとそのまま火の中へ放り込んでしまった。

熱さで願人坊主が目を覚ます。

「ここは何処だ!?」

「焼き場だ、日本一の火屋(ひや)だ」

「うへー、冷酒(ひや)でもいいから、もう一杯頂戴……」

…というのが、「らくだ」のあらすじなんですけども(Wikipediaよりお借りしてきました)

↑昭和時代の落語の名人と呼ばれた6代目三遊亭圓生師匠の「らくだ」です。

「らくだ」に出てくる久さんみたいなひでえヨッパライだw

つーか、この高校教師を元ネタにして新作落語作れるぐらい「キャラが立ってる」よなあ、この一件。最後のオチさえびしっと決まれば。まさしく「らくだ」のオチでいうとこの、「ここは何処だ!?」「焼き場だ、日本一の火屋(ひや)だ」「うへー、冷酒(ひや)でもいいから、もう一杯頂戴…」。

うーん、なんか高校の施設で「ひや」と呼ばれるようなとこはないか? まあ、そんなんないか(爆)

↑で、その圓生師匠の門下でいろいろと大変だった三遊亭円丈師匠のご本も。
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