あの日大アメフト部のラフプレー、そりゃ相手の関西学院大も怒って当然だ…。

関学大が日大に文書送付 謝罪と反則に至った経緯の説明求める/アメフット(サンスポ)

昨日の記事の続きになりますが…あんなラフプレーを「定期戦」でやられたら、そりゃどんな対戦相手でも怒るのは当然ですわ。

アメフットの関学大が6日の日大との定期戦(東京・アミノバイタルフィールド)でQBが相手守備選手から悪質なタックルを受けた件で、日大に対して謝罪と反則に至った経緯の説明を求める文書を送付したことが11日、明らかになった。関学大は12日に西宮市上ケ原のキャンパス内で鳥内秀晃監督、小野宏ディレクターが出席して会見を開く。

 6日の定期戦では日大の選手が、パスを投げ終えて無防備な状態だった関学大のQBに背後から遅れてタックル。その後もラフプレーを続けて資格没収(退場)となった。日大の危険なプレーはネット上で拡散され、批判が集まっていた。

 10日に関東学連から当該選手の対外試合の出場を禁止と日大の指導者を厳重注意とする処分が発表された。日大は公式HPで謝罪している。

 日大は昨年12月の全日本大学選手権決勝、甲子園ボウルで関学大を破り、27年ぶりに優勝した。両校は大学日本一を決める甲子園ボウルで29度対戦(日大の17勝10敗2分け)した名門同士で、長くアメフット界を引っ張ってきたライバル関係にある。

で、昨日の記事はこちらです。

スポンサーリンク

本当は「即一発退場」にすべき案件だったと思うんだけど…。

このいずれのラフプレーも、やらかした日大の選手がそれこそ接近戦でてめえの守備範囲の中で「思わずついうっかり力を入れすぎてしまいました」だったら、百歩譲って「そうか、でもやりすぎはよくないゾ」で済む話なんですが、

↑1回目。

↑2回目

↑3回目

…まあこれを「おんなじ選手がやらかした」というのがまたひどいわけですが、本来だったら1回目のラフプレーで怪我を負わされて交代を余儀なくされた選手のことを思えば、こんなもん、2-3回目に及ばずとも、1回目の時点で「即一発退場」だと思いますけどね。昨日も書きましたが、「このラフプレーした選手が、正直試合の流れでは全く必要がない場面で、てめえの意図を持ってあそこまで猛ダッシュで駆けつけないとできないプレー」ゆえに、より悪質だ、と。

いったいこれほど間近で見ていた審判は何をしてたんだろう。少なくてもサッカーでもラグビーでもレッドカードが出て退場、更に数試合の出場停止モノでしょうよ…。まさか「ビデオ判定ができなかったから様子見しよう」とか「公式戦じゃなくてあくまでも交流戦だから」とかで審判団が日和ったんじゃないだろうな、とすら勘ぐってしまいたくなるぐらい「ひどい」プレーですね、これは。

サッカーは勿論、ラグビーでも一発退場でしょうよ、これ。

ちなみにラグビーでも10分間退場の「シンビン」にはイエローカードが出て(サッカー同様2枚出ると退場にもなります)、一発退場の際にはレッドカードが出ます。そして実はラグビーでレッドカードというのはサッカーに比べると「ほとんど出ない=よっぽどやらかさない限り出ない」ので、ほぼ確実に後日、出場停止処分のペナルティーが下されます

実際にラグビーでレッドカードが出た例としては…例えば密集(スクラムやラック、モールなど)が崩れた直後に、倒れてる対戦チームの選手をわざとスパイクで踏みつけるとか、ボールをパスした選手にわざと遅れてラリアートを食らわせるとか、明らかにその被害を食らった選手が「想定できずに受け身とか防御とかもできない」状況下だったら確実にファウルで試合を止めて、やらかした選手に何かしらの処分(軽ければ注意、重ければ警告・シンビン、または退場処分)をするのが、本当は審判の仕事なんですけどね。

で、日本のラグビーの大学も社会人のリーグも、実は1シーズンの公式戦(各デシジョンのリーグ戦+更に大学選手権や日本選手権など)含めても、おおよそ数試合から勝ち上がったとしても10数試合しか無いので、たかが数試合の出場停止を喰らっても1シーズンの3分の1近くを棒に振る、というぐらい厳しい処分を食らうことにもなるんですね。無論それだけ「チームに迷惑をかける」ということにもなるわけです。

そりゃ関西学院の方は怒って当然でしょう。

果たして日大サイドが監督やコーチ陣が「何らかの意図」を持って、退場した選手にラフプレーを命令ないし奨励してた可能性は正直言って否めないんですが、それでも仮に「この退場した選手が頭に血が上って”勝手に”ラフプレーに勤しんだ」としても、少なくても1回目の相手のQBが怪我して交代を余儀なくされた段階でそれなりの注意をするべきなのが指導者・指揮官ってもんじゃねえの?って気はするんですけどね。

結局、それをやらずに2回目、3回目とやらかして、そこで審判がこの選手を退場処分にしたわけですが、しかし関西学院からすれば公式戦でも大学選手権級の大きな大会ではなく「定期戦」でこれをやられたらそりゃ怒りますわ(いや、公式戦でもやっちゃいけないプレーだから当然怒るんですけどね)。でも「定期戦」って、例えばライバルだから、とか、お互い似たような環境とかなどで、お互いのチームが納得して始まるケースがほとんどで、中には「相手を完膚無きまで叩きのめして、そのままキャンプやら公式戦に入っていく」という側面もありますが、やはりライバルとしてリスベクトして「交流する」って目的もあると思うんですよね。だからこそ少なくても定期戦が「遺恨試合」になっちゃいけないんですわ(苦笑)。

ちなみに私の母校は、この関西学院によく似た名前の横浜にある某ラグビーが強かった大学…ま、伏せるのめんどいからいいや、関東学院大なんですが(苦笑)、実は10数年前から本当に春のシーズンに関東学院大と関西学院大のラグビー部の「定期戦」が行われるようになったんですね、1年おきに横浜と神戸のそれぞれの練習場を行き来して。で、始まった頃はカントー(←関東学院大学の関係者は母校のことをこう呼んでます)の方が大学選手権の強豪で、カンガクを圧倒してたんですが近年はカントーの方が弱くなり、カンガクの方が関西ラグビーの強豪にまでなってしまって結構、カンガクがカントーを接戦で倒したり、圧倒することも多くなったようですね。

で、カントーなんかもそういう「交流戦」のような試合とは別に、10年ぐらい前までは、現在の日ハムのルーキー・清宮選手のお父さんが早稲田の監督をやってた頃に、春の練習試合シーズンの最後に当時は大学選手権の決勝の常連だった関東学院と早稲田の定期戦的な練習試合も行われてました。当時はお互い部員が120人ぐらいいたので、1軍のAチームから4軍のDチームまで、2日ぐらいに分けてお互いのチームを対戦させて最後に「真打」として1軍同士を戦わせてました。そしてその1軍の対戦結果を見て、ラグビー通の人たちの間で秋以降のシーズンが占われてりしてましたね。「今年の早稲田は盤石だ」とか「カントーが結構良いぞ」とか。

…まあ今は帝京大が、あの時のカントー・早稲田以上に盤石すぎて(たぶん10-20年前だったら当時の関東学院の「名伯楽」春口広監督にスカウトして入ってた選手が、こぞって帝京に行くようにもなったんでしょうね)、黄金時代がもう10年ぐらい続いてるんですけどね。

そんな「春の練習試合」。そりゃ、上記の早稲田・関東学院の大学ラグビー2強時代を思い出せば、そういうライバル同士の対決であれば試合の流れでラフプレーもあれば競り合いや掴み合いに発展して審判や他の選手が止めに入ったりする事はままありましたけど(シンビンはあったかもしれないけど、退場処分はなかったですね)、そういうのを少なからず見てきているんで「そんな定期戦で相手をわざと怪我させて潰すようなバカがいるとは」って感があまりにも強くて、それだけ余計に腹立たしい気持ちがするんですけどね。

…で、話をアメフトに戻しますが(苦笑)、しかしこれじゃあもう来年以降、日大と関西学院の「定期戦」なんか行われなくなりますよ。だってどう考えても「遺恨対決」以外の何物でもないし、大事な生徒を預かっている関西学院の監督やコーチが安心して試合になんか出せなくなりますって。あれは「スポーツ」ではないですもの。なんつーか、言葉は悪いけど「闇討ち」とか「辻斬り」とかそういうレベルのプレーでしょう?

日大の方はたぶんどこぞのテンプレート丸写しみたいな「わざとじゃなかった」とか言い逃れするんでしょうけど…。それにしても実は前年王者が関西学院で、負けたのが日大なんじゃねえの?って思うぐらいのこのていたらく。これをちゃんと然るべき常識をもってちゃんと裁かないと、日本アメフト界(またはラグビーやサッカーなどの球技も含めて)どころか日本スポーツ界の一大汚点になりますぞ、本当に(怒)。

↑ま、試合内容や結果では「アルティメットクラッシュ」してましたが、ラフプレーで壊すって事はさすがに…。

↑まさに「強いだけじゃ勝てない」とはけだし名言ですな。

▼ランキングに参加してます。クリックよろしくおねがいします。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへにほんブログ村 野球ブログ プロ野球へにほんブログ村 サッカーブログ Jリーグ(J1)へ