・【長崎】衆院選で立憲民主党から比例復活初当選の山田勝彦衆院議員 深夜、酒に酔い他人の住宅の玄関叩き続け警察通報騒ぎに(長崎文化放送)
これ、もし自民党議員がやらかしたら鬼の首を取ったような大騒ぎをするケースでしょうな。身内に甘いか厳しいか。新代表、どうする?
先の衆院選比例九州ブロックで初当選した立憲民主党の山田勝彦衆院議員(42)が当選後の11月深夜、五島市で酒に酔い、見ず知らずの住民が住む家のドアを何度も叩き、警察に通報される騒ぎを起こしていたことが分かりました。
関係者によりますと山田議員は11月上旬の深夜3時ごろ、五島市で酒に酔った状態で面識のない夫婦が住む家のドアを何度も叩きました。住人が扉を開けると山田議員は玄関先に入り込むなどしてトラブルとなり、住人が警察に通報して五島署の警察官が駆け付ける騒ぎとなりました。
翌日、山田議員は、姉で立憲民主党長崎県連代表の山田朋子県議と共にその住宅を訪れ、迷惑料として現金20万円を支払いました。住人はいったんは受け取ったものの、その後、返却したということです。
関係者によりますと山田議員は「当時酒に酔っていて実家だと勘違いしてドアを叩いたが、反応がなかったため叩き続けた」などと話しているということです。
山田議員は、父で元農水大臣の正彦氏の秘書を務めた後、10月の衆院選で国政初挑戦、長崎3区で現職に敗れたものの比例九州ブロックで復活当選を果たしています。
二世議員、しかも衆院選で小選挙区で負けてやっとこ復活当選で初当選した程度の1年生議員がやる事じゃねえやな。
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果たして「身内を」厳しく処分するのか甘やかすのか。
まあこの手の話は酔いつぶれた藝人、落語家、相撲取りとかのエピソードではある程度聞く話ではあるんですけどね。シラフでは常識人なんだけど酒が入った途端に酒量がとんでもない事になって人格が変わる…みたいないわゆる「酒乱」な逸話は結構あったりしますが。しかも始末におえないのが「やらかした」本人はこの手のトラブルをほとんど覚えてないか、覚えてたとしても「酔っ払ってたから覚えてない」と言ってのけて無反省…な事が多いんスよね。昔、よく参加していた鉄道趣味のサークルではこれをやりすぎてマジで追放されていたメンバーがいて「うん、俺はこいつらの前では酒を飲むまい(油断して自分でも何をいうかわからん怖さがあるから)」と誓ったもんでしたわ。あ、話がそれました(苦笑)。
でも不思議なのは「この代議士、ここの家までどうやってたどり着いたんだろう」ってこともありますね。徒歩圏内とかタクシーを自宅近所で降りて…だったらまだいいけど、いやー飲酒運転でもしてたんじゃねえの?とかね。しかしこれで立憲民主党、新代表になって新体制になっての最初の「試練」となったわけですな。これが冒頭にも書いたように、政敵(?)の自民党議員(例えば1-2回当選議員とか)がやらかせば、まさに「鬼の首を取ったような」大騒ぎをするでしょう、む1500%は。それこそ枝野代表や蓮舫、辻元清美あたりが「やったー、俺らの攻撃チャーンス!!」とばかりに内心、嬉々としてオーバーリアクションで辞任を求め、更に監督責任のようなものも自民党総裁や執行部に攻撃してくるパターンでしょうね。さてそれを「身内の」立憲民主党の議員がやらかした時にどういうリアクションをするのか。
当然、立憲民主党も党内でさまざまなしがらみや党内バランスなどがあり、この大トラかました1年生議員を「大事に守りたい→厳重注意で後は不問にして幕引きにしたい」という重鎮も出てくるかもしれませんね。自民党で言えば総裁の所属派閥の「かわいい後輩」だから、とか、自分の人脈に連なる人物で下手に処分をすると大物議員(例えば二階前幹事長とか麻生太郎氏とか)の顔に泥を塗るような行為になるかも…とかの「忖度」が働くシーンなど。それが当然に立憲民主党にも「なくはない」ハズで、そこを新党首・新体制の連中がどう判断、どう処分するか…は、今後、ある意味で見ものではありますね。
そして少なくても「政敵への批判ばっかり」で枝野体制の頃の立憲民主党は先の総選挙では「それが敗因」で負けて代表が辞任に追い込まれたわけですから。信賞必罰をモットーにあっさり処分することによって立憲民主党内でゴタゴタが発生して求心力が削がれるのを自己保身の観点からひどく恐れるか、”身内にクソ甘い”鳩山由紀夫・菅直人・小沢一郎の頃からの「いつもの」体質をキープしつづけてさっそく有権者から失笑され支持率をさらに落とすか。少なくても現体制のトップの皆様が「権利クレクレ、義務ヤダヤダ」気分で代表選に立候補した目立ちたがり屋のバカではない事を心の底からお祈り申し上げますです(失笑)。
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