【少し重い話題です】先日、湘南戦の追悼セレモニーで問題を起こした徳島サポ、無期限入場禁止処分に。

徳島、問題行為のサポーターに無期限入場禁止処分…湘南戦での追悼セレモニー中に心ない発言(超WORLDサッカー!)

自チームそして対戦チームにリスペクトのない言動も良くないが、更に人の生き死にを「揶揄」するのは人としてどうよ…と思いましたな。徳島戦はもとよりJリーグ、サッカー協会主管の全試合出入り禁止だそうです。

徳島ヴォルティスは1日、サポーターの行為に対する処分を発表した。

問題が起きたのは11月28日に行われた明治安田生命J1リーグ第37節の湘南ベルマーレvs徳島ヴォルティスの一戦。この試合では、11月23日に急逝した湘南のMFオリベイラ(23)を追悼するセレモニーがピッチで行われたが、その際に不適切な発言が確認された。

この行動に対し徳島は11月29日に岸田一宏 代表取締役社長名義で謝罪文を掲載「特定された行為者に対しては、厳正な対応をおこないます」としていたが、その処分が発表された。

徳島は、当該行為を行ったサポーターに対して、事実確認と処分内容を通告。対象者は1名であり、無期限の入場禁止処分を下すとともに、Jリーグや日本サッカー協会、その他Jクラブが主管する全ての試合への入場が禁止されることとなった。なお、応援団体登録を受理しているサポーター団体の登録者ではなかったとのことだ。

徳島は、岸田社長名義で改めて謝罪するとともに、サポーターへのマナー遵守徹底を管理していくとした。

「本日、11月27日の明治安田生命J1リーグ第37節湘南ベルマーレ戦にて「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」に抵触するとともに、あまりにも敬意を欠いた不適切な発言をおこなった行為者への処分をご報告いたしました」

「この事象によりご不快な思いや多大なるご迷惑をおかけした湘南ベルマーレのファン・サポーターの皆さま、株式会社湘南ベルマーレ様、関係者の皆さまをはじめ、湘南ベルマーレに関わる全ての皆さまに対してあらためて心より深くお詫び申し上げます。そして、Jリーグを応援いただいております全ての皆さま、全ての関係者の皆さまに心より謝罪を申し上げます」

「ファン・サポーターをはじめとする多くの皆さまは、コロナ禍で生じた様々な制限や我慢の中でも「新しい観戦様式」に基づいてルールやマナーを守った上で観戦をしていただいております。そのような中で発生した今回の行為は誠に遺憾でなりません。クラブとして、一部の心無きサポーターが引き起こした本事象は決して許すことのできない行為であると重く受け止め、無期限の入場禁止という厳正な対応をさせていただきました」

「徳島ヴォルティスではこの度の事象を厳粛に受け止め、観戦マナーや観戦ルール(ヤジ・暴言含む)、 Jリーグ禁止事項(ホーム・アウェイに関わらず)などを遵守いただけない方には厳格な対応で臨み、今後の再発防止に向けて管理・監視の徹底を図ってまいります。何卒、ご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます」

今回の件は、試合後、湘南のホーム最終ゲームということもあり試合後にセレモニーが実施。キャプテンのDF岡本拓也がオリベイラの死を悼むスピーチとともに、ファン・サポーターへの挨拶。その後、山口智監督が挨拶。静まり返ったスタジアムで言葉に詰まりながらもオリベイラに向けた言葉に耳が傾けられる中、徳島サポーターから「湘南ありがとう。湘南バイバーイ」という声が聞こえる、あり得ない事態が起きていた。

また、徳島サポーターは11月20日に行われたFC東京戦ではブーイングの行為を行い、2週続けてサポーターの問題行動が確認されていた。

徳島戦(徳島主催の試合)だけではなく、Jリーグ、そして日本サッカー協会主催・主管の試合も入場禁止というのは個人的には全く記憶にないですね。以前、浦和レッズサポが「Japanese Only」みたいな横断幕みたいなのを埼スタに貼って大問題になって、サポーターグループ解散、次の清水戦が無観客試合になったことがありましたが、これをやらかした(そして黙認した)奴らがここまで締め出されたって話は聞いたことがないですしね。ま、結果論からすれば「浦和のフロントも、こん時にこんぐらいやればよかったのに」とも(以下略)

確かに徳島サポ、全部とは言わないがごくごく一部の連中が「輩」と化して不愉快な思いはしたことはありましたわ。甲府サポとしても。ただ甲府サポ(そしてもうひとつご贔屓にしている浦和レッズ、更にプロ野球で言えば千葉ロッテマリーンズ)にもそのような「輩」に近い連中は一定割合いるのも事実なんすけどね。ロッテなんかはMVPというコアサポの連中がフロントや当時のキャプテンだった西岡剛選手を揶揄することをやらかして最後は追い出されてましたし、甲府は甲府で数年前にJ2に落ちた頃、ふがいない試合をした後に監督やGMを呼びつけて監督をクビにしたい人で多数決を取ったりしてましたから、そういう意味では「残念ながら一定数はいる」というは悲しいですが事実だと思っています。

ゆえにそこを「自浄作用」が働かないとこの業界、本当にジリ貧になるだけなんで、そこは管理すべきとこがしっかりと厳格な対応をせざるを得ないんですよね。まあ個人的には「応援しているチームに頭を下げさせて、更に周りのイメージまで悪化させてる”サポーター”って何よ、それ?」とも思うわけですけども、それはそれとして。

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余談:人の生死(いきしに)まで揶揄すると、もうリカバリーは無理でしょう。

※以下は個人的にもあまり愉快な話ではないので、愉快な話ではないのが苦手な方はスルーをおすすめします。

ま、個人的にも少し前に「人の生死」を揶揄されてものすごく腹が立ち、そして悲しい思いをしたことがありました。

5年半前にこんな記事を書きました。

【謹告】約25年間主宰・参加していたクイズサークルを退会しました。

2016年6月24日

気力体力の限界が来て、25年間参加・主宰していたクイズサークルを辞めたという記事でした。その後、

来春立ち上げる予定の、クイズサークルの会場の下見に行ってきた。

2016年11月11日

仲間内でささやかに小さいクイズやゲームサークルでも立ち上げましょうか、と。旧友が自宅の酒屋さんのビルの3階にフリースペースがある事を教えてくれましてそこで「岩Q槻」(いわくつき)というクイズ&ゲームサークルを始めることになったわけです。

一方で、前のサークルは私が辞めた後にゴタゴタを起こした人がいて、自分のやりたいようにやるために企画や雰囲気を一変させたり、気に食わない人を干したりして、一気に参加者が半年から一年で激減してしまったんですね。そうこうしているうちに私が最後にいた頃は20人前後来ていた定例会が、私が「岩Q槻」というサークルを立ち上げてからは更に半減、また半減し、わずか1年半で多くても10人を割り込み、下手すると5-6人ぐらいしか来ないサークルになってたそうです。ちなみに一応の礼儀として、掛け持ちができる人はできるだけ掛け持ちしてもらったり、前のサークルとは基本的には日程をできるだけかぶせないようにはしておりました。あくまでも喧嘩別れしたわけではないですしね。

そして2018年1月にこんな出来事が起きました。

今朝方、四半世紀来の付き合いのあった親友の訃報に接した。

2018年1月25日

そのクイズサークルの例会場所を提供してくれてた岩槻の酒屋の若旦那が44歳の若さで亡くなってしまったのです。

「問題」はこの時のお通夜の後の「通夜ぶるまい」の際に起きました。この前のサークルで「自分のやりたいようにやるために企画や雰囲気を一変させたり、気に食わない人を干したりしてゴタゴタを起こした」当人も通夜にやってきました。この時は当人は「喪服を持ってなかった」と私服でやってきた…という点も今から考えればおかしかったんですが、通夜ぶるまいの席、もう趣味関係の知人しかいない葬儀屋の2階の会場で「話があります」と私に声をかけてきて、サシで話をすることになりました。

で、この時にこの当人がこう言ってのけたんですね、本人の遺影の前で。

「僕らは酒屋の若旦那さんがあんたら(岩Q槻)に場所を提供したこと自体を、裏切り行為だと思ってます。」

と。しかも周りに聞こえるような大きな声で。そして自分らのやり方の正当性を声高に主張し、我々については一度も定例会に参加したことがないのにも関わらず「あんたたちのやってることはクイズ界にとっては邪道であり、卑怯だ」とも言っておりました。

いや、私自身ここで怒っても然るべきシチュエーションだったんですが、本当に怒りを超えると薄ら笑いが起きるもんなんですね、人って。「じゃああんた、何しにここに来た。」と独り言ちしつつも、「いいじゃないですか。クイズ界ってのは何だかは知らないけど、そこまで言うんだったらあなたの好きなようにおやりなさいよ。」と薄ら笑いを浮かべてそこでの話は終わった次第でした。

ただその晩は一睡もできず、翌日の告別式でご遺族に弔事を依頼されていたのでその文面を書いては修正を…を繰り返してたら午前4時半に原因不明の腹痛と吐き気に襲われて「これは俺もやばいかも」と思った経験をしたり、翌日の告別式では弔事が終わった後にこの前のサークルのメンバーの一言が脳裏でリフレインして涙が止まらなくなった…というのはよく覚えてます。

そしてこの一件から来月末で「4年」が経過するんですがこのタイミングでの徳島サポの蛮行。自分のことを、そして亡くなってからお通夜の席で裏切り者呼ばわりまでされた旧友の事を思い出すと、「ま、これは気持ちの中では二度と、リカバリーはできないだろうな。」と思わざるを得ない今日この頃です。やった側は忘れてしまうでしょうけど、やられた側はきっと死ぬまで忘れないでしょうしね。

ちなみに”裏切り者””邪道であり卑怯だ”と罵倒された、我が「岩Q槻」はその後、ここの酒屋のフリースペースを使わなくなり、しばらくしてから地元の東武野田線・岩槻駅前の公共施設を使うようになりました。そして私自身は「自分のやりたいようにやる。」と肚を決めまして、前のサークル時代の経験や、反省とか教訓とかも全部こちらにぶち込みつつ、「ま、たかが趣味なんだし、そこまで必死にやることはないだろう」と居心地の良さを念頭にサークル運営をすることになりました。早押しクイズもそうですがそれ以外の企画のバリエーションを増やしたり、皆でわいわい食べられるように差し入れお菓子を充実させたり、企画提供の敷居をあえて低くして「じゃんけんとかでも企画はOKです」みたいなノリにしたりと。

その結果、途中、新型コロナ禍とかでの例会中止もありつつも4年間で参加人数がほぼ倍近くになりまして、借りている会議室のキャパを増やす事態になりました。

↑以前は一部屋分の会議室を使ってましたが、

↑現在は会議室を2部屋分借りて間仕切りを取っ払って使っております(^_^;)

そして早いものでこの若旦那が亡くなった後に参加して常連になったメンバーが半分近くいるぐらいでして…。

↑そんな故人を知らない新規のメンバーも含めて年に1度、春の温かい時期に皆でお墓参りにいくようにはしています。

一方で前のサークルは一応定例会はやっているそうですが(外に向けて広報とか宣伝とかやらないので実際は知りません)、その「裏切り者」呼ばわりした当人は「自分のやりたいようにやるために企画や雰囲気を一変させた」割には大遅刻や無断欠席をかましたりして他の人達に迷惑をかけまくって、更に自分のやりたい企画をやれなくなった、企画をしても「ちやほや」してくれなくなった…と、

↑最近、こんなツイートをしてたそうです。

私はツイッターでブロックされている(ブロックしてもいるんですが)んで直接は見れなかったんですが、共通の知り合いが「あの人、こんな事言ってるけど?」と添付ファイルで画像を送ってくれました。見た瞬間、思わず失笑して「あんた、言ってることとやってる事がぜんぜん違うやん」とツッコミを入れつつ、「あー。あそこのサークル、まだ続いてたんですか?知りませんでした。」と手短に返信したらえらくバカウケされておりました(^_^;)。

で、話を戻します。

なので出禁になった徳島サポはたぶん「どこか頭がおかしい人」だと思われるので反省とかその手のものは決してしないでこのままフェイドアウトしていただければ本当に幸いなのですが…、その他の徳島サポや徳島ヴォルティスのチーム自体は今後が大変でしょうね。せめて対戦チームに対して、自チームと同じぐらいのリスペクトを持ってサッカー観戦という趣味を楽しむように心がけてほしいものです。

そして私も含めた、サッカーそして全てのスポーツ観戦を愛好している人達にとってはこれを他人事とせずに「他山の石」として教訓にしないといけないんでしょうね。うーん、趣味だからと言って世の中舐めるな、と

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