・【速報】姫路市の私立女子高 ソフト部顧問の教諭を懲戒解雇 「お前なんかいらん」生徒が”あご外れる”大けが 再発防止に植田辰哉元バレー代表監督を招聘へ(MBSニュース)
あら私立高校、対応が早い。これが公立校だったら教委や学校が率先して隠蔽する展開やもしれんのに(皮肉)。
兵庫県姫路市にある私立「姫路女学院高校」では、9月24日、ソフトボール部顧問の男性教諭(41)が、1年の女子生徒(16)に対し「お前なんかいらん」などと暴言を浴びせたほか、生徒の頬を平手で1回叩くなどして顎が外れる全治一か月の大けがをさせました。
これを受け、姫路女学院高校は懲罰委員会を開催、顧問の男性教諭を懲戒解雇処分にしました。
再発防止策を同時に挙げ、北京オリンピックで男子バレー代表監督を務めた植田辰哉氏(大阪商業大教授)を特別顧問に招聘して、教員が指導を受けることなどを発表しました。
生徒に対する心のケアについては、情報収集のための目安箱を設置したり、年2回のアンケートを行うという方針も発表されました。
被害生徒側は4日までに警察に被害届を提出したということです。
教諭は生徒に何をした
10月3日の記者会見などによりますと、男性教諭は、1年の女子生徒(16)がユニフォームを忘れてきたことに腹を立て、生徒の頬を平手で1回たたき、「お前なんかいらん」などと言ったということです。生徒は顔をたたかれた衝撃で、顎が外れたということです。教諭はその後も5時間ほどにわたり「ベンチに入るな」などと暴言を浴びせました。
翌日も頭をたたいたり、臀部を蹴ったりしました。生徒は口が開けにくい状態が続き「外傷性開口障害」で全治1カ月のけがをしたということです。
また、精神的なショックもあって、登校できていないということです。
教諭は(学校の)聞き取りに対し、「自分を見失っていた」と話しているということで、会見で学校側は「(男性教諭は)自分にも厳しい教員で、生徒に対しても厳しく当たる傾向があったのではないか、日ごろの様子を見ていたら思う」などと述べていました。
これが昭和のスポ根の時代だったら「教育熱心で結構結構」なんて言われて「殴る蹴るをされた部員が怒らせたのが悪い」みたいな感じで全方位で弁護されて女子生徒だけが泣き寝入りする展開になってたんでしょうけどね。
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「街中で」女子高生に同じ事をしたら”確実に”逮捕されるレベルだしな。
しかしこれ、学校の部活動の中でやってたから下手したら隠蔽されたり、「教育の一環」とかで免罪さえされかねない事かもしれないけど、
街中でこれやったら間違いなく傷害・暴行で逮捕モノ
なんだけどな、ほぼ100%。たまたま外からは見られない学校だから「その場で通報」されずに済んだもんで。そんなもん外でやってみろ、確実にボコってる間に通報されておまわりさんがすっ飛んでくるわ(呆)
いや、昔の教育機関、ぶっちゃけた言い方をすれば昭和50年代ぐらいのそれこそ「金八先生(の第1-2シリーズ)」の頃の学校だったら刑事告訴も辞さない生徒や保護者も全校集会・保護者を集めた集会で金八先生みたいな先生が説教口調で説き伏せて「先生にも更生と反省のチャンスを」とか言い始めてえらいきれいごとな話しで終わらせてしまうんだろうけども。
なのでこの手の「体罰」という名の暴力行為をする輩(もはや「先生」とか「講師」とかそういうレベルではないでしょう)に関しては毅然とした態度で刑事告訴でもした方がいいと思いますね。自分に厳しい?だったらそういうのは逮捕されて裁判で有罪判決をくらった後にご自身と向き合う場面で「自分に厳しい」態度を取られればいいんじゃないんすか?と。あ、被害者への賠償も忘れずにな(失笑)。
とはいえスポ根的な鍛え方をした脳筋な体育教師や体育会系の部活顧問とかが絶滅するまではたぶんこの手の話は全国あちこちで残るんでしょうけどね。「今や学校は治外法権でもないし、体罰はただの暴力ですよ?」と言われてもきっと頭ではわかっていても身体では対応できないんでしょう。困ったもんだ。
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