こりゃ大関の高安にとっちゃ千載一遇のチャンス…なのか?

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白鵬も休場 初日から3横綱休場は昭和以降初めて – 大相撲 : 日刊スポーツ

まあ数日前から噂はありましたし、驚きはしていないんですけども…。

大相撲秋場所(10日初日、東京・両国国技館)の取組編成会議が8日に開かれて、横綱白鵬(32=宮城野)も休場することが決まった。稀勢の里(31=田子ノ浦)、鶴竜(32=井筒)に加えて3横綱が初日から休場するのは昭和以降、初めての事態となった。

 審判部の二所ノ関部長(元大関若嶋津)は「1人横綱になっちゃったね。回復が遅いなら仕方がない。横綱だから、万全の状態で出てきてほしいし…。土俵入りも1人だけか。寂しいね。(優勝争いは)日馬富士が中心になって、千秋楽まで行ってほしい」と話した。芝田山親方(元横綱大乃国)は「3人も休場するのは残念だが、かといって、体調が悪いのに出ても、横綱には後がないから。万全の体調で出るのが横綱」と理解を示した。

 ほかに西前頭2枚目の碧山(31=春日野)と西前頭12枚目の佐田の海(30=境川)の2人も休場することになった。

今から四半世紀ぐらい前に、「昭和の大横綱」だった千代の富士が引退した際に、その時に4横綱が揃ってたんですが、残る北勝海・大乃国・旭富士…の3横綱がそれから1年もしない間に立て続けに引退してしまい、世間が「(;゚Д゚)!!」となったのを思い出しますねえ。

この3横綱は現役晩年は怪我が多かったり、旭富士に関しては大関時代に昇進条件が厳格化されて横綱昇進が随分と遅れてしまい力を発揮できなかった…という事情もあったんですけど。ま、その直後にハワイ出身の巨漢横綱だった曙がすぐに横綱になってくれて、角界的には平幕から三役、更にその上を狙っていく、若貴兄弟の全盛期に入っていったんスけどね…。

※ちなみにこの元・3横綱、現在は北勝海=八角親方が理事長、旭富士=伊勢ケ浜親方が理事(3月・大阪場所の部長)、大乃国=芝田山親方が副理事(広報部・巡業部副部長)を務めておられます。

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うーん、これは高安に取っては千載一遇な…。

こういうと勝負師たる高安関には叱られそうな話ですが、同じ部屋の稀勢の里は別にしても(当部屋なので優勝決定戦以外では対戦がないので)、「壁」になるだろう白鵬と鶴竜が休場というのは本人にとっては物凄くチャンス、いわば「千載一遇」な感じなんでしょうね。

少し前の時代に、横綱・貴乃花が本場所中に膝を痛めて7場所連続、ほぼ1年超の間、休場してた間に、新進気鋭のモンゴル人力士・朝青龍の台頭があったんですが(若乃花は既に引退しており、曙とはほぼ僅かの差で対戦がなかったそうです)、貴乃花の現役最晩年の頃に大関時代の朝青龍は2回対戦して、実は一度も勝てなかったという逸話もあったりします。

ただそれでも千代大海、栃東、出島、魁皇、雅山…などの当時の現役大関、もしくは大関経験者を相手に勝ちまくってかなりのスピード出世で横綱に昇進し、白鵬が台頭してくるまでの間、全盛期と築き上げてたわけですしね。なんかその「逆」のパターンになりそうな気がします。…勿論怪我さえしてなければの話ですけど。

兄弟子の稀勢の里みたいに2日目で黒星つけないように…。

とはいえ、日馬富士も以前に比べると怪我がちとはいえ、白鵬にはやや劣るけども安定性は抜群で、うまく三役・平幕力士に取りこぼしがなければ千秋楽で日馬富士との直接対決で…というのは大いにありうると思いますね。

ちなみにここで兄弟子の稀勢の里は2日目あたりにいきなり栃煌山とか隠岐の海あたりの「うまい」力士にスコーンってヤラれて黒星をつけちゃうことが実に多かったんですけど、考えてみれば稀勢の里が大関時代って稀勢の里もほとんど休場しないで皆勤を続けていたんですが、同様に白鵬も休まずにずーっと皆勤してたんですよね…、そういう意味では高安は「取りこぼし無く」、一番一番大切に相撲を取っていってほしいな、とは思います。

過去、「5横綱」になった事はないそうですが。

もっとも、これで高安が全勝ないし14勝あたりで初優勝して、次の場所に綱取りの話題が出ると思う…んですが、どうだろうなあ。横審あたりは「白鵬と鶴竜が出てないし、そもそも稀勢の里の対戦もないし」で、よほど2場所連続優勝、しかもどちらも全勝か14勝1敗とかで勝たないと、稀勢の里を昇進させたようなムードにはならないような気もするんですが(仮にどちらも12勝3敗だと先場所が9勝6敗なので3場所で33勝12敗…これだと横審が反対するかもしれないですね。となれば少なくてもどちらも優勝して更に13勝以上は…)。

ついでに書くと、今場所昭和以降では初めて3横綱が休場は初めて、と書いてありましたが、同様に「同時に5横綱になった時代」ってのも今まで一度もないらしいです。

実際にあったのが新横綱が昇進しそうだから、と現役晩年の横綱が引退を表明したと話はあったそうで、古くは昭和30年代の頃の栃錦が横綱昇進する直前に「栃錦が昇進しそうだが、既に4横綱で占められていて5横綱の前例がない。これはどうするんだろう」と言われ始めてた頃に、先輩横綱の東富士がそれを察して引退を表明したという例があったそうですね。

※ただ、実際は東富士は、断髪式まで間があったおかげでこの時の「5横綱」で撮った写真は何枚かは残ってるらしいんですけどね。

でも、鶴竜にも頑張って欲しいね。

おそらく高安がそれこそ2場所連続で「圧倒して」優勝した際には横審もそれを反対することはないんでしょうし、そうなるとおそらく来場所に進退をかけて戦う鶴竜を高安が倒すことになったりすれば、鶴竜が引退表明して、高安が横綱に…という事もありうるんでしょうね。

個人的には鶴竜は「白鵬や日馬富士に比べれば地味だけど強い時は本当に安定していて見惚れちゃうぐらいの物凄い力士」だとも思ってまして(だから横綱まで昇進できたのは言うまでもない話なんですが)、だからこそ鶴竜にはもう少し、高安の「壁」になってほしいなあとは思ってるんですけど…ここらへんは怪我とか調子などの自分との戦いなんでしょうね。

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