結局、千代丸関は新型コロナウイルスではなく、蜂窩織炎の発熱だったそうで…。

千代丸 PCR検査は陰性 春場所は継続 鏡山危機管理部長「蜂窩織炎だった」(スポニチ)

数日前の記事の話の続きになるんですが…。

九重部屋の千代丸関、高熱出して休場ですか…。

2020年3月15日

あー、PCR検査では陰性だったんすね。まあ蜂窩織炎の高熱もきついっちゃきついんでしょうけど、ひとまず再出場もできそうでそれは何よりです、はい。

高熱で8日目から休場し、新型コロナウイルス感染の有無を調べるため、PCR検査を受けた西前頭15枚目の千代丸(28)=九重部屋)は陰性と判断された。診察の結果は蜂窩(ほうか)織炎であす11日目からの再出場が決まり、琴奨菊との対戦が組まれた。

 師匠の九重親方(元大関・千代大海)から連絡を受けた日本相撲協会の鏡山危機管理部長(元関脇・多賀竜)は「師匠から、陰性だった。今朝の検温では37・7度だった。診断は蜂窩(ほうか)織炎だったと報告があった」と説明した。千代丸は14日夜に38・6度、15日朝に39・7度の熱を出し、16日の起床時の検温ではさらに40度まで上がっていた。足などから細菌が入って高熱が出る蜂窩織炎の疑いが強かったが、念のために九重親方がPCR検査を受けさせていた。

 千代丸は九重部屋宿舎の2階個室に隔離されており、弟の千代鳳は「熱は下がらないけど、元気らしいです。会っていないので分からないですけど」と状況を明かしていた。相撲協会は力士が37・5以上の熱が2日続いた場合は原則休場とし、新型コロナウイルスの感染者が出た場合、春場所を中止する方針を打ち出している。千代丸に陰性判断が出たことで、心配の種が一つ払しょくされた。

 春場所を異例の無観客で開催している相撲協会は、全ての力士に起床時と就寝前の2度の検温を義務づけ。37・5度以上の熱が2日続くと原則休場。新型コロナウイルスの感染者が出た場合は、本場所を即刻中止する方針を打ち出している。

で、その蜂窩織炎ってのは、ごくごく簡単に言えば「傷口からばい菌が入って感染して、それが高熱を出したりものすごい痛みが出る化膿性炎症」なんだそうです。「蜂窩(ほうか)」の名の由来は、病理検査をする際にこの症状に罹患している人から採取した「好中球」と呼ばれる白血球の一種が顕微鏡では「蜂の巣」のように見えるんでそう呼ばれるようになったそうですね。

基本的には力士に限らず、実は日常生活を送っている一般人も罹患することはあるそうですが、頻度としてはやはり力士が罹患する割合がかなり高いようで、特に相撲部屋だと基本的にはふんどし一丁・裸足でぶつかり稽古をして擦り傷・切り傷なども多いので、特に裸足で稽古していると足もとのかかとがひび割れてそこからばい菌が入ってこの症状に…という力士が結構多いそうです。

なのである意味で力士にとっては、体重を増やす際に起こる糖尿病や、過度に体重を増やしすぎて結果、両膝を痛めるのと同じような「職業病」のひとつのようなものだそうで、最近の相撲部屋によっては、この蜂窩織炎を予防するために稽古場の土俵の砂や水にこだわって殺菌効果が高いものをわざわざ調達している…というとこもあるとか(そしてそれを「売り」にして高卒・大卒のトップアマである新弟子を勧誘するとこもあるそうで…)。

ただ、昔は抗生物質がなかった時代、もしくは高価だった時代はこれで命を落とした人も少なくなかったそうで(体にダメージが結構でかすぎて、最後に菌に負けると敗血症を引き起こすそうなんですね)、そういう意味では蜂窩織炎だって結構「しんどい」症状ではあるんでしょうけど…。

ま、何はともあれ、日本相撲協会としては「新型コロナウイルスの陽性反応が出たらそこで本場所打ち切り」を宣言してるだけに、協会幹部の人達はひとまず安堵ってとこなんでしょうね。果たして来週の日曜日の千秋楽まで「逃げ切る」ことはできるのだろうか…と。

スポンサーリンク

むしろ厄介なのがラグビートップリーグの「休止問題」の方で…。

あ、以下は「余談」として。

ラグビートップリーグの“薬物休止” 協会決定に選手会が反発(スポニチ)

一方こちらは、ラグビートップリーグのお話。日野の外国人選手が大麻所持で逮捕されて「研修」のためにリーグ戦を中断してたら、新型コロナウイルス禍が訪れてそのまま休止に…という事になってしまってるんですけども。

ラグビートップリーグの所属選手などで組織する日本ラグビーフットボール選手会(JRPA)は16日、公式ホームページで声明を発表し、日本ラグビー協会が「コンプライアンス教育の徹底」に伴いトップリーグ(TL)を3月いっぱい(3節=24試合分)の休止を決めた判断について、「今回の日本協会の判断は誠に遺憾。違法行為に無関係なその他の選手については通常通りのプレー機会が与えられるべき」などと批判した。9日のリーグ休止決定以降、選手側が公に協会側の決定に態度を表明するのは初めて。

 日本協会は今月4日に日野所属の選手が違法薬物使用容疑で逮捕されたことを受け、9日にコンプライアンス教育を徹底するとしてリーグ休止を決めた。昨年6月にも当時トヨタ自動車所属の選手2人が薬物で逮捕されており、その後再発防止策に取り組んできたにも関わらず、同一年度内に再び逮捕者を出した事態を重く見た上の判断とした。

 新型コロナウイルス感染拡大のために2月29日、3月1日の第7節から2節分の延期が決まっていたトップリーグは、当初14日から再開される予定で、9日をめどに判断される予定だった。仮に薬物問題が発生していなかったとしても再開は困難な状況だった中、「コンプライアンス教育の徹底」による休止決定には、一部から反発の声が上がっていた。

通常、この時期はラグビートップリーグの各チームはシーズンオフで、普段は秋にリーグ戦、冬に優勝決定戦のプレーオフとか、下部リーグとの入れ替え戦とか、日本選手権とかを開催されて、「何も試合がない」時期…なんですが、昨年の秋にW杯が開催されてたので変速日程だったんですね。

ま、日野が不祥事で試合を辞退してそのまま不戦敗で下部のリーグに降格かも?というのはわからんではないんですが、「その他の試合も代替カードを置かずに試合中止」ってなるのはさすがに他チームとしては…というとこなんでしょうね。

もっともそれ以前の話として、個人的には「同じような不祥事でも(記事にも書いてありますが昨年はトヨタ自動車の選手2名が逮捕されてるんですね)、発覚した時期が違えば一方は謹慎期間=たまたまシーズンオフで通常参加が可能(勝敗次第ではそのまま優勝へも可能)、一方はシーズン中に発覚したから謹慎兼試合放棄で下手すれば戦わずして降格」って、あからさまに差が出るのはどうかと思うんですけども。

ついでに書くと、不祥事を起こしたのがたまたま日野とトヨタ自動車。つまりは奇しくも親会社が自動車会社という奇縁(?)もあるんですけど(苦笑)

以上です。

【in-999-001】in the car 相撲 力士が乗っています
海坊主
売り上げランキング: 445,845

↑すごいな、これw

▼ランキングに参加してます。クリックよろしくおねがいします。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへにほんブログ村 野球ブログ プロ野球へにほんブログ村 ニュースブログへ