成田線の酒々井駅を「快速通過」と勘違いして…って、何年前の話だと(以下略)

By: Nacho

特急再び「極めて異例」の臨時停車 先行電車オーバーランでJR成田線(千葉日報)

久々の故郷ネタですわ(苦笑)。むしろ「成田エクスプレス」が酒々井駅に臨時停車って方がレアでびっくりだ…(^_^;)。

「極めて異例の事態」が再び発生―。19日午後1時25分ごろ、酒々井町のJR酒々井駅で、久里浜発成田空港行き下り快速電車(15両編成)が停止位置を約220メートル過ぎて止まり、同駅に戻れずに通過するトラブルが発生した。本来は同駅に停車しない後続の特急成田エクスプレスを臨時停車させ、快速に乗車できなかった客を乗せ、さらに停車予定ではなかった次の成田駅でも臨時停車する極めて異例の事態となった。

 先行電車のオーバーランにより、後続の特急が臨時停車して先行電車に乗れなかった客を運ぶのは、14日にもJR外房線八積駅でも発生しており、およそ1週間で「異例の事態」が連発。JR千葉支社は「極めて遺憾。信頼回復に努める」と再発防止を誓った。

 同支社によると、快速の30代男性運転士が「通過駅と勘違いした」と説明。踏切内で停車し、後退すると遮断機が誤作動を起こす可能性があったため、約7分後に次の成田駅に向かって運転を再開した。下車できなかった快速の乗客70人が成田駅で降りたほか、後続の特急を停車予定になかった酒々井、成田の2駅で臨時停車させる異例の対応をせざるを得なかった。

一応、解説すると、東京駅から総武快速線に乗って成田空港に向かうと、千葉から先は総武本線・成田線のエリアに入りまして、次の東千葉を除いて(東千葉は通過しています)、都賀(つが)・四街道(よつかいどう)・物井・佐倉・酒々井(しすい)・成田・空港第2ビル・成田空港…と、ほぼ「各駅停車」になっています…今は。

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実は酒々井駅はかつては「快速通過駅」でした。

ただしその昔、まだ元号が昭和だった頃は、千葉を出て、四街道・佐倉・成田(成田空港に直通するようになったのは平成初期の頃からでした)しか停まってなかったので文字通り「快速」だったんですが、酒々井も物井も住宅地が物凄く拓けてきて千葉止まりの各駅停車だけではニーズが足りなくなり、今から20年ほど前に酒々井も物井も停まるようになったわけです。

…が、単純に「地元のニーズがあるから停める」というわけにはいかなかったのも事実で、基本的には、東京方面から来る(逆に東京方面に行く)総武線快速は11両編成か、更に前方に4両増結した15両編成で運用されており、一方で千葉から銚子・佐原方面、または佐倉で分岐して成東・旭・銚子方面に行く成田線と総武本線の各駅停車は基本的には4両か6両だったため、やはり酒々井・物井は従来のホームの長さを倍以上に延ばしたり、無人駅だった駅舎を新築して駅員を常時するように配置したり…と結構大変だったらしいですね。

ホームを延伸しないといけない手間は正直、半端ない。

ちなみに「余談」としては、この数年後に中央線快速にグリーン車が導入される予定があるんですが、こちらもやはり単純に10両編成の車両に2両分グリーン車を増結すれば良いという話…では勿論なく、基本的に現在最大10両編成で運用されている中央快速線のほとんどの駅(新宿・立川・八王子は先日まで走っていた旧車両の特急「スーパーあずさ」が12両だったので既に対応してるのですが)と、更に中央快速線から乗り入れる青梅線の立川-青梅間の全駅のホームもそれぞれ2両分延ばさねばならない問題点があって、むしろこっちの方がグリーン車を導入する云々よりも難しい、というか「めんどくさい」工事をやらなくてはならないんでどうするんだろう…と、いや、現状では無理なんじゃね?とも思ってる今日このごろです。特に青梅線が。

いやあ、実は現住地の最寄り駅の「牛浜駅」なんつーのは、最初は6両編成対応のホームしかなかったそうで、それを現在の10両編成対応までしちゃったもんだから、駅のホームの先にある両端の踏切(ここはよく車でも歩きでも通ってます)があまりにもホームに近くて「…ここの駅のどこに2両分を延伸するスペースがあるんだろう」と、他人事ながら心配になるぐらいでして(苦笑)。似たような環境にあるのが、青梅駅の手前にある東青梅駅も急カーブのすぐ近くに駅とホームがあるんですが、ここも正直2両分の延伸ができるのかね…と。あと3-4年で本当に増設されるんかねえ…。これが中央線快速「だけ」(←東京から高尾間)ならばまだしも、青梅線はあと10年は無理なんじゃね?と思っている次第です、はい。

人の記憶とはアテにならないもので…。

…で、話を酒々井駅に戻しますが、おかしいなあ。30代の運転士が運転士になった頃にはほとんどの列車は酒々井は快速停車してたハズなんだけどなあ(苦笑)。

一応調べたら、酒々井駅に快速の全列車が停まるようになったのは2001年からだったそうですが、実際は朝夕の通勤時間帯には先立って停車してたそうですね。自分が子供の頃は母の実家が大田区の蒲田にあって品川まで家族でよく乗ってた電車だったんですが、酒々井は通過でしたから。先程も書きましたが今は新しい駅舎が建てられてますが、その当時は本当にオンボロの駅舎で無人駅でしたし。もしかしたら、その運転士氏、子供の頃や運転士になる前の記憶も含めて「酒々井って通過だったよなあ」って勘違いしてたのかもしれませんね。

それと酒々井町は、今や高速道路のインターチェンジはできるわ(以前は東関東自動車道は佐倉の次は富里にインターチェンジがあって酒々井は出入り口がありませんでした。昔からパーキングエリアはあったんですけど)、大きなアウトレットモールはできるわで、以前は「門前町」成田市と「城下町」佐倉市に挟まれて比較的目立たない(?)小さな町だったんですが、今や海外の旅行客とかも多数訪れたり立ち寄ったりするホットな町に生まれ変わりましたしね…。

いずれにしても快速電車に乗ってて元々酒々井駅で降りる予定だったお客さんはびっくりするわ、更に10分近くも走った先の(←田舎なんで途中駅がなくてもこんなに離れてるんですわ(泣))、成田駅まで連れて行かれるわで散々な目にあったわけで…たぶんこの運転手も上司からこっぴどく叱られたんだろうなあ。いやはや各方面の皆様、本当にご愁傷様でした(^_^;)

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