っかし、本当に「山本太郎」と「山田太郎」の票を取り違えるとは…。

山田太郎氏の500票余を山本太郎氏に誤計上 静岡 富士宮(NHKニュース)

てか、単純に昔の単純な政党別の比例区に戻せや。こんなん35年ぐらい前に全国区から比例区にした意味がないじゃん…。

静岡県富士宮市の選挙管理委員会は、21日から行われた参議院選挙の比例代表の開票作業で、自民党の山田太郎氏に投じられた500票余りを、誤ってれいわ新選組代表の山本太郎氏の票として計上していたと発表しました。

静岡県富士宮市の選挙管理委員会の発表によりますと、21日から行われた参議院選挙の比例代表の開票作業で、自民党の山田氏に投じられた515票を、誤ってれいわ新選組代表の山本氏の票として計上していたということです。

市の選挙管理委員会は、当初、山本氏の得票は1453票で、山田氏の得票は0票と発表していましたが、「この結果はおかしいのではないか」という市民からの指摘を受けて改めて調べたところミスに気付いたと言うことです。

富士宮市選挙管理委員会の佐野史俊事務局長は「たいへん申し訳ありません。再発防止に努めます」と話しています。

今回の選挙で山田氏は当選し山本氏は落選しています。

今回のミスについて総務省は「全体の選挙結果への影響はない」としています。

そりゃ東京選挙区だって最下位の「あんた、何のために選挙に出たん?」みたいな泡沫候補だって数百票ぐらいは入ってるもんだし、そんな状況で「完全に0票」はないっすわ。

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つーか、わかりにくいわこの選挙方式。

で、調べたら昭和58年までは全国区の選挙で、昭和46年の参院選で落語家の立川談志師匠がこの時の定員50人枠の50番目に当選して「寄席でも選挙でも、真打は最後に上がるもんだ」という凄まじい名言を残したことでも知られてるんですけども(苦笑)。

その後、参院選においては「拘束名簿式」という比例区が導入されたんですが、これは各政党・各候補者とも全国行脚するのが本当に大変だったそうで、この談志師匠をして「朝鮮半島が日本領じゃなくてよかった。さすがにあっちまで回れねえもん」というぐらい狭い日本列島とはいえ、お弟子さんや運動員を駆使してもとてつもなく大変だったらしく、そう思ってた議員や政党も結構多く、じゃあ政党別の比例区に…となったそうなんですね。

ちなみに今の方式は「非拘束名簿式」といって、政党名でも議員の名前でもどっちでも投票できるシステムになってます。これが導入されたきっかけ…が、これが結構「ひどい」話で、2000年当時、自民党の金融再生委員長をやってた某議員氏が、マンション会社に党費を肩代わりしてもらって、自民党の比例区の上位で当選しちゃったらしいんですね。当時は各政党が比例区の順位を決める権限があって、ぶっちゃけていえば「どんな手を使っても比例区の上位に入れば当選は確実」という大きな政党であればどんだけ悪い奴だったとしてもそれを食い止める手立ては(各政党の良心と自浄作用でもない限り)不可能…ということで、2001年の参院選からこの「非拘束名簿式」というのが導入された次第です。

結果どうなったか…というと、これまでも与党・野党共に「客寄せパンダ」みたいなタレント議員を擁立することが少なくなかったんですが(「自由連合」なんか「あの人は今、の特番じゃないんだから」みたいなB級C級の有名人ばかり侍らせて大撃沈してました(爆))、それがかなりロコツになって、例えば当時の民主党から大橋巨泉が立候補・当選するものの、民主党上層部とケンカしてあっさりと議員辞職しちゃって(以下略)。

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ついでに書くと、山本太郎氏が所属(?)している「れいわ新選組」からは2人ほど「特定枠」ということで当選してましたが、この「当選枠」というのは従来の拘束名簿式の比例区の名残のようなもので、「個別の名前で選挙運動ができない代わりに、各政党の比例名簿の上位に設定される」という制度で今回の参院選から導入されました。これはどうも一票の格差問題で生じた、一部の人口の少ない県は、2県で1区というとこもできたそうで、そのどっちかの県の代表者を参議院に送り込む為に便宜的に「じゃ、各政党の名簿の上位に載せて当選しやすくしましょう」というある意味の妥協案として設定された制度…なんだそうですね。ただ、特定枠を設置して、誰をそこに置くかは各政党の判断に任せられてるのはいうまでもないです。

※なので自民党の特定枠の2人は、この2県で1人区の徳島と島根出身の人でした。

比例区の開票作業がとてつもなく大変そう…。

…そういうわけで、現在の参院選は、比例区に関しては以前の全国区の名残を残している「非拘束名簿方式」と、前段階の「拘束名簿方式」の名残を残す「特定枠」が混在してるんで、往々に選挙管理委員会、特に開票作業なんかじゃ「とてつもない混乱」を引き起こしてるんじゃないのかな、とは思いますね。

だって候補者の名前がその地元の都道府県の候補者だけじゃなくて、比例区に至っては政党名、候補者名まで混在していて、比例区の候補者が厳密に何人いるかはさだかではないですが、テーブルに並べるだけでも大変だしカウントするのはこれは「混乱するな」という方が無理だろうな…とは思いますね(たぶん投票箱が違うんで小選挙区と比例区は別のテーブルで開票作業をされるんだろうな、とは推測できますけど)。

でもこれで仮に衆議院選挙、つまりは「総選挙」まで同日に開催されていたら…選管の職員さん、ぶっ倒れてたろうな。これだったら単純に「全国区」に戻せばいいのにね。交通機関だって35年前よりかは高速道路等が便利になったし、もしかしたら山本太郎氏あたりは全国区で次点で落選しても誰かが死んだり辞めたりしてすぐに繰り上げ当選になる可能性だって極めて高かったろうに(苦笑)

以上です。

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