いやあ「取り締まる側」の現役警官が、堂々と特殊詐欺をするとは(爆)


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※追記しました(2019/06/16)

巡査長を逮捕、高齢者から1千万円詐取疑いで京都府警 特殊詐欺対応の職務悪用か(京都新聞)

これは完全にだめだわ。あまりに安直すぎて。巡査長、刑務所でマッチョな囚人仲間にカマ掘られること必至かな(意味不明)

京都府警山科署地域課の男性巡査長(38)=京都市中京区=が警察官の職務と称して伏見区の男性(78)の自宅を訪れ、現金1180万円をだまし取ったとして、府警捜査2課は15日夕、詐欺の疑いで、巡査長を逮捕した。事件直前、男性は金融機関で高額の現金を引き出しており、金融機関から府警に「特殊詐欺被害の可能性がある」との緊急通報が寄せられていた。巡査長は通報への対応を通じて男性の資産情報を把握した可能性がある、という。

 特殊詐欺被害の多発を受け、全国の警察は金融機関に対し、被害が疑われる取引についての情報提供を要請している。警察官が銀行窓口などに急行し、高額出金者らから事情を確認するためで、水際で被害を食い止める有効策とされてきた。今回の容疑が事実とすれば、特殊詐欺対策の在り方を根底から覆しかねない事態で、提供された情報の取り扱いに問題がなかったか検証が求められる。

 捜査関係者によると、巡査長は伏見署地域課に在籍していた昨年11月ごろ、職務と称して京都市内の70代の男性宅を訪れ、「お金を預かっておく」などとうそを言い、現金1千万円をだまし取った疑いが持たれている。巡査長は外国為替証拠金取引(FX)をしており、この取引で生じた損失の穴埋めに詐取した現金を充てた可能性がある、という。

 捜査関係者の説明では、巡査長は当時、伏見区内の交番で勤務。府警は金融機関から日常的に特殊詐欺被害が疑われる顧客についての情報提供を受けており、通報内容は交番勤務者らの間で共有される仕組みになっていた。巡査長は通報を受け、男性が多額の現金を保有していることを把握した可能性があり、府警が詳しい経緯を捜査している。

そうか、警察官と名乗って被害者宅を訪れてカネを預かるって預かって、そのまんまドロンする気だったのか。

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とりあえず「預かった」カネは全部、耳揃えて返せよ京都府警?

たぶん切羽詰まって「カネがいる。そうだ、警察のデータを使って、警官を名乗ればカネを預かることができる」と、ない頭を捻って一番簡単なやり方でカネをふんだくって…という「理想的な展開」だったんだろうな、これ。

京都府警巡査長、特殊詐欺被害者から1千万円超詐取で逮捕(産経新聞)

ちなみに産経新聞では実名報道されてました。

 特殊詐欺の対策で知り合った70代の高齢男性から1千万円を超える現金をだまし取ったとして、京都府警は15日、詐欺容疑で府警山科署に勤務する巡査長、高橋龍嗣容疑者(38)=京都市中京区=を逮捕した。

 逮捕容疑は、同伏見署管内の交番に勤務していた平成30年11月、勤務中に知り合った京都市内の70代の男性に「お金を預かります。こっちで保管します」などと嘘をいい、現金500万円をだまし取ったほか、さらに同月中旬頃、同様に「預かって調べます」などとして現金680万円をだまし取ったとしている。

 捜査関係者によると、高橋容疑者は金融機関から「男性が多額の現金を下ろそうとしている」との通報を受けて金融機関を訪れた際、この男性と知り合い、男性が多額の金を持っていることを把握したという。

 高橋容疑者は外貨投資を行っていたとの情報もあり、だまし取った現金はこの投資で生じた損失の穴埋めに使った可能性もあるという。

オレオレ詐欺や架空請求詐欺といった特殊詐欺の被害者の多くは高齢者で占められている。警察では被害防止対策として、高齢者を中心に高額の払い戻しがあった場合は、積極的に声掛けをして注意喚起をしたり、警察に通報したりするよう金融機関に求めている。

 高橋容疑者は今春の定期異動で山科署に異動。その後、高橋容疑者から連絡がないことを不審に思った男性が前任の交番に連絡して発覚した。

 府警は15日朝から高橋容疑者を任意同行して事情を聴取。容疑が固まったとして逮捕に踏み切った。

あー、人事異動があったのに警察官から連絡がなくて「あれ、どうなったんでしょうか」って被害者が問い合わせてきて発覚したのね…。て事は、転勤先の山科署もこんなとんでもないジョーカー引いちゃって(;゚Д゚)。

いずれにしてもこれらの教訓としては「何が何でも警官にはカネは預けない」「カネ云々言ってくるやつは警察でも一切信用しない」。これしかないんでしょうね。

しかし警察情報を悪用するってことは、特殊詐欺のグループと警察官がつるんでる可能性だって否定出来ないわけで。これは完全に信用ガタ落ちで警察も防犯の注意喚起や捜査がやりづらくなるのは必至だろうね。「警察、お前が一番信用できんわ」と。

追記:ミイラ取りがミイラに(呆)

(追記しました(2019/06/16))

特殊詐欺防いだ直後犯行か 1千万円超詐取容疑の巡査長(朝日新聞)

で、朝日新聞の記事なんですが…「ミイラ取りがミイラに」以外の何物でもないし(大汗)

特殊詐欺対策と称して高齢者宅を訪問して計1180万円をだまし取ったとして、京都府警は15日、同府警山科署地域課巡査長の高橋龍嗣容疑者(38)=京都市中京区西ノ京内畑町=を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。府警によると、「預かったが、借りたつもりであり、だますつもりはなかった」と容疑を否認。「FX(外国為替証拠金取引)の投資に使った」とも供述しているという。

 捜査2課によると、高橋容疑者は昨年11月8、15日、京都市伏見区の一人暮らしの男性(78)の自宅を訪れ、特殊詐欺を防ぐという名目で「お金を預かっておく」とうそを言い、2回にわけて現金を詐取した疑いがある。最初に500万円、次に680万円を受け取っていた。

 高橋容疑者は当時、伏見区の伏見署砂川交番に勤務。昨年11月8日、金融機関から「男性が680万円を引き出そうとしており、特殊詐欺被害の可能性がある」と府警に連絡があり、高橋容疑者は金融機関に駆けつけて男性と知り合った。同じ交番の上司である巡査部長と一緒に説得にあたり、男性は出金を取りやめたという。

 高橋容疑者は同じ日、巡査部長と一緒に男性宅を訪れた。男性は府警に対して、「巡査部長が席を外したとき、『お金を預かる』と言われ、自宅にあった500万円を渡した」と説明しているという。

 さらに非番だった同月15日、高橋容疑者は単独で男性宅を訪問。この日に金融機関から出金させた680万円を受け取った。前日の14日、高橋容疑者は金融機関に電話を入れ、「(男性が)どうしても680万円をおろしたいと言っている。出金手続きを進めてほしい」と伝えた。電話では肩書を明かして名乗り、金融機関は伏見署に電話して在籍を確認できたため、現金を渡してしまったという。

 男性は4月、高橋容疑者との連絡が途絶えていたため、砂川交番に相談して問題が発覚した。高橋容疑者は3月、山科署に異動して庶務を担当していた。府警は日常的に金融機関から特殊詐欺に関する情報提供を受け、交番勤務の署員が情報を共有していた。

 姫野敦秀・首席監察官は「府民の信頼を著しく損ねるものであり、言語道断。捜査結果等を踏まえ、厳正に対処する」とのコメントを出した。

「預かったが、借りたつもりであり、だますつもりはなかった」と言いながら、そのカネを「FX(外国為替証拠金取引)の投資に使った」上に、他署に異動する際にいっさい挨拶もなく連絡が途絶えてた…という現状を「だますつもりはなかった」って言ってのける警察官ってのがすごいね。完璧に騙す気満々だったじゃん(爆)。やってることは、特殊詐欺の詐欺師とさして変わらねえのに。警察情報を悪用して犯罪をやらかしてるこいつの方がむしろタチが悪いわ。

とりあえず「部下」が借りてたカネは早急に利子つけて建て替えて返せよ、京都府警よ。

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