ラジオの生放送で番組降板を直訴した小倉優香の一件の続きが…。

・小倉優香、ＭＢＳラジオ番組降板　同局三村景一代表取締役社長「ご本人の希望どおり」(スポーツ報知)

少し前に突然生放送中に「番組辞めさせてくれ」と言ってきたモデルさんの一件…の話の続きなんですが…。

凄いなー、ラジオの生放送中に「やめさせてくれ」って直訴か…(大汗)

2020年7月30日

いやー社長、言葉は穏やかだけど、たぶんタレント本人とここの事務所は事実上、出禁なんだろうな、これ。

毎日放送は２６日、夏季社長会見を書面で開催した。三村景一代表取締役社長（６５）は、７月２９日の同局ラジオ「アッパレやってま～す！　水曜日」（後１０時）の生放送終了直前に、モデルの小倉優香（２１）が突然「辞めさせてください」と番組降板を訴えた問題について「小倉優香さんには、ご本人のご希望どおり番組を降板いただきます。（今夜２６日）の『アッパレやってまーす！　水曜日』でリスナーの皆さまにもその旨ご報告すると聞いています」と回答した。
　今回、生放送という編集ができない場で放送局と出演者の信頼関係を一方的に損ねた小倉の行為については「私が気になっていることは、楽しみに聴いてくださるリスナーがこの放送をどんな思いで受け止めたのか、ということです。『放送局と出演者の信頼関係』ももちろん大事ですが、一番大切なのはリスナーです。担当プロデューサーは『一緒に番組を作ってきた仲間として、突然のあのような発言があったことは残念』だと言っていますが、発言がリスナーを裏切るものだったという残念な思いは至極当然です。今夜の放送を聴いてそういうことだったのかとご納得いただけるような番組をお届けし、リスナーの信頼を回復して欲しいと願っています」と回答した。
　所属事務所とのやり取りについての回答はなかったが、今後の同番組はタレント・ケンドーコバヤシ（４８）、お笑いコンビ「アンガールズ」、ＡＫＢ４８の柏木由紀（２９）の現レギュラーメンバー４人で番組を継続を明言。また、小倉が芸能活動を続ける場合、ＭＢＳとしては「どなたにご出演いただくかは各番組の担当者が判断することですので、会社として誰かを『出入り禁止』と決めることはありません」と回答した。

言い方は非常に穏やかだけど、「お前ら、状況を察しろよ?」という雰囲気も感じますね、これ。逆に社長自ら捲し立ててタレント本人を公開説教してる方がまだかわいいぐらいだな、と(^_^;)

むしろ「静かな怒り」すら感じてやまないし…。

そりゃ社長自ら「出禁です」って言うわけないじゃないですか。ただ現場では「あいつと、あいつの事務所のタレントは二度と使わねえ」って統一見解は出てる可能性は大きいですけどね。

だって「代わりのメンバーの補充がない」って事は、そこの所属事務所が人身御供ではないですが…この小倉優香ぐらいはそこそこかわいくて、しかも器量が良くて喋れるぐらいのタレントはいたかもしれないから「ではご迷惑をおかけした代わりにこいつを」という申し出があったと思うんですが(というかそこそこの数のタレントを抱えている所属事務所であれば、一タレントがこういう事をやらかして番組の穴を開けるような真似をした以上そういう申し出をするのが当然でしょう?)、事実上それすら断ったという見方もできるわけですしね。

というかそもそも論で言えば、かのジャニー喜多川氏がご存命だった頃だってジャニーズ事務所を辞めたタレントが芸能界で「干されていた」話はいくらでもありましたが、放送局のトップが直々に通達で「ジャニーズ事務所からお話がありましたから××を干してます」と公言した例はひとつもなかったわけで。そこは日本特有の「忖度」「お前ら察しろよ?」的な村社会のアレな因習が当然残っている(古くは映画全盛期に主要会社による五社協定で、そこに反発したあっさりと干された人気俳優・人気女優だっていたぐらいですし)芸能界のパターンを考えれば…ねえ?

でもおそらく、毎日放送としては「メインパーソナリティーじゃなくてよかった」と思ってる側面もきっとあると思うし、逆にこの小倉優香本人は「したくもない仕事を辞められてラッキー。むしろ大阪に行かなくて済むからこれで恋人と一緒にいる時間が増えて幸せ♪」ぐらいしか思ってないでしょうし(そもそもそうじゃなきゃあんな事はやらんでしょう。若気の至りかもしれないけど)。

ゆえに一番痛いのは当然所属事務所なんでしょうが…でもこの小倉優香が番組を降りたがってるのを事務所側はちゃんと対応(それは説諭・説教も含みます)せずにさんざん誤魔化して引っ張り続けてこういう事になった責任は少なからずあると思うんで、言っちゃあ悪いけど自業自得、もっとモデルとかタレントの教育をしっかりやれよ?とか言いようがないのがなんともはや、ですな。