・「エヴァ」を「魔改造」 著作権法違反容疑で岡山の54歳を逮捕(毎日新聞)
要はフィギュアの頭部と胴体から下を入れ替えて、更に卑猥なノリで(?)遊ぶって話なんでしょうが…なるほど、それらを個人的に遊ぶのはOKもしくは黙認だけど、これを売り物にしたらアウトなんですね。
人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の改造されたフィギュアをインターネットで販売したとして、京都府警は18日、岡山県津山市のアルバイト、A容疑者(54)を著作権法違反(侵害品頒布)の疑いで逮捕した。商品を本来の形状から大幅に改造することは「魔改造」と呼ばれ、押収されたフィギュアは胴体が他のキャラと入れ替えられていた。
逮捕容疑は2020年6~10月、改造されたエヴァンゲリオンの女性キャラのフィギュア2体をネットオークションに出品し、東京都と京都市の男性に計2万1800円で販売したとされる。容疑を認めているという。
府警生活保安課によると、フィギュアの頭部を海外のサイトで購入し、胸や下半身を強調した別の胴体部分に接合していたとみられる。井田容疑者の自宅などからは計35体のフィギュアが見つかった。ネットオークションで約180万円を売り上げていたといい、府警は調べを進める。
で、念の為、amazonで「魔改造フィギュア」で検索したんですが、
値段は高いし、画像をここでは載せられんぐらいアレだしで(失笑)
ま、売る方も売る方だが、買う方も買う方だと(以下略)
※確実に広告貼ってるグーグルアドセンスさんから「こらっ」って叱られるようなブツしかないんで画像掲載は自粛したいと(ノД`)シクシク
スポンサーリンク
ま、54歳アルバイターからすれば「いい内職」だったんだろうな(苦笑)。
おそらく冒頭にも書きましたが「これをこっそり、自分ちで”魔改造”して楽しむのはメーカーとしては勝手にしろ。でもそれを商売にして売るんじゃねえよ」ってのが原作者やメーカー側の本音なんでしょうね。
その例えが正しいのかどうかはわかりませんが、個人的に思い出したのは、今から10-20年ぐらい前になぜかネットで大量に出回った「アイコラ(アイドルコラージュ)」の卑猥な写真のようなもんで、あれも本当にひどいのはひどかったからねえ…今でこそ40代になって高校生のママさんになった広末涼子女史のそっち系の写真なんかがとんでもないぐらいの量が出回ってましたし。
あれも(本当はアイドル本人や所属事務所は嫌でたまらんかったんでしょうが)それを個人のレベルで自宅で「楽しむ(←何に?(苦笑))」のは勝手だが、それをネットで普及・流通させたり、売り物としてやりとりするのは勘弁してくれよって話だったんでしょうね。モーニング娘。とか松浦亜弥、深田恭子、加藤あい…とかの当時の人気アイドルの皆さんも大変だったようですから。あとはエロなビデオを海外から持ち込んでそれを「うまく巧妙に」編集して通好みな人たちに売りつける、とかも。ま、こっちは税関が黙ってなさそうですが。
でまあ、この手のプラモの完成品のアレンジについては、たぶん原作者やメーカー側のガイドラインってものがあって、メーカーによっては「完成品を高値で売るのも許さん」みたいなとこもあれば(ただしプラモ屋などに対しては事実上黙認してるとこもありそう、ガンプラなんかは)、今回の「魔改造」のように「卑猥なモノにして売るのはまかりならん」というのもあるような気がするんですよね。なので今回の一件は後者の点に加えて、さらに「フィギュアの頭部を海外のサイトで購入し、胸や下半身を強調した別の胴体部分に接合していた」点が罪に問われて立件されたんだろうな…と推測してますです。それとこの容疑者的には「出品して売り上げた量、収益がロコツにひどくてさすがに看過できなかった」のかもと。
しかしこんなのでも「作る」職人もいれば「欲しい」と高いカネを出して欲しがるという「需要と供給」が成り立ってるとは。ましてや「180万円も売り上げていた」ということは、その頻度がどんぐらいかは知りませんけども、もはや「生業」のレベルに達してるしで。しかし54歳、アルバイター。逮捕さえされなきゃ、実にいい内職だったんかもしれないな(失笑)
↑魔改造つながりで(をい)
▼ランキングに参加してます。クリックよろしくおねがいします。