千葉ロッテ・井口監督「チーム内競争は絶対に必要だ。まず捕手の吉田と江村を鍛えるかな」と。

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競え!ロッテ・井口新監督、吉田&江村を“強化指定”に指名 – 野球 – SANSPO.COM(サンスポ)

大雨の中の秋季練習。とりあえず手始めに吉田と江村を焚き付けて(?)、田村との「正捕手争い」を更に激化させようと。

ロッテの井口新監督が22日、秋季練習で捕手の吉田と江村を“強化指定選手”に挙げた。

「今季は田村が出ていたけど、(吉田と江村の)2人もそうだし、チーム内の競争をもっとしていかないといけない」とハッパをかけた。吉田はスイング時に脇が開かないよう、胴と腕をゴムチューブで縛った状態でティー打撃を繰り返し、金森新打撃コーチからも指導を受けた。 (ロッテ浦和)

となると逆に言えば「今年の最大の不満点は捕手だった」ってことなのかもしれないですね。投手のリード面もそうだし、打撃の方も。

ロッテの正捕手争いの激しさは伝統みたいなもの。

確かにかつての千葉ロッテは、清水(将)・橋本という2人の「どっちも甲乙つけがたい」正捕手争いの中に、中日から来た吉鶴とか、当時の大卒ルーキーでドラフト逆指名で入ってきた里崎が割って入って、いろんな場面で併用されてきて、最終的には物凄いライバル争いを、持ち前の勝負強さで里崎がスタメンをゲットした…っていう過去もありましたしね。

で、その里崎がベテランになり怪我がちになったところに起用されはじめたのが、吉田であり江村であり、そして高卒ルーキーの田村だった…と。ただねー、吉田と江村は守備はいいんだけど打撃に難があるからなあ(苦笑)。ある意味でそこらへんは10数年前のかつての橋本(将)を思い出すような…。

実は一昨年までは田村も似たような感じ(守備の方に追われちゃってなかなか打撃まで余裕がなかった)だったんですけど、田村がそこそこ打てるようになったんで、じゃあとりあえず吉田と江村のバッティングを鍛えなおそうじゃないか…ってのが今回の趣旨、なんでしょうけどね、きっと。

ついでに書くと、実はここらへんが「正捕手の一強」チームとは違う点で、かつて西武黄金時代での伊東勤(言うまでもなく井口監督の前の今年のロッテの監督でもありました)が正捕手をずーっと長く努めてた頃に、当時の森監督がドラフトやトレードなどで伊東のライバルを毎年のように獲得して決して「安住の地」を与えなかったことと、その森監督が巨人の正捕手時代に、全く同じことを当時の川上監督がやっていた…というのを思うと、ロッテの捕手の育てた方はちょっと違うんだな、と。幸か不幸か、一人突き出た能力・経験を持つ捕手が居ないだけに。何人かで競わせて、チームの選手層の底上げも図っていきましょう、というやり方なんでしょう。…無論、そこを勝ち抜いて「かつての西武黄金期の伊東勤捕手」のような選手になって欲しいのは言うまでもないんですけどね。

福浦コーチ、ノックバットで大苦戦(汗)

ロッテ福浦 大苦戦の初ノック「ダメだ、あれじゃあ」― スポニチ Sponichi Annex 野球

現役用のバットと勝手が違うもんなんだな…(^_^;)

ロッテは打撃コーチを兼任する福浦がノッカーデビューした。ロッテ浦和球場での秋季練習でノックバットを握って約15分間。だが「ダメだ、あれじゃあ。しんどかった」と自ら厳しい評価を下した。

 金沢から「安打を打つより難しいですか?」と聞かれると「難しいな」とポツリ。通算2000安打まであと38本としているベテランも苦笑いの初ノックとなった。

 かつてはイチローがメジャーに行った後、それまでイチローによって独占されてたパ・リーグの首位打者を獲得したのがこの福浦だったんですが、その「幕張の安打製造機」とも呼ばれてる福浦をしても難しいってのがなんとも興味深い(笑)。

なんかイチローにノットバットもたせたらどういうかも見てみたいけどね。でもしばらくしてるとすぐに慣れそうな気もする。そして狙ったとこに寸分狂いないとこに打ち込むことができるようになりそうだ。

 

以上です。

 

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