・京都市子ども局長を再逮捕 純金小判1枚、保育園理事長から受領疑い(京都新聞)
つーか、「水戸黄門」とかの時代劇ドラマじゃねえんだから(失笑)。屋根裏で風車の弥七とかがしっかりその現場を見てたり、とかでおなじみの(爆)
民間保育園の監査などを巡り、京都市の局長が保育園の法人理事長から高級腕時計を受け取ったとされる汚職事件で、京都府警捜査2課と下鴨署などは1日、収賄の疑いで、市子ども若者はぐくみ局長の久保敦容疑者(59)=京都市左京区=を再逮捕した。また、贈賄容疑で社会福祉法人(左京区)理事長で保育園長の女(85)=木津川市=を再逮捕した。
久保容疑者の再逮捕容疑は、社会福祉法人が運営する保育園への監査で不備を見逃すなどの便宜を図ってほしいという趣旨の下、2020年9月12日、上京区内のホテルのレストランで、女から箱入りの純金小判1枚(約40万円相当)を受け取った疑い。
府警は2人の認否を明らかにしていないが、久保容疑者は小判の受領については認めているという。女は約2カ月前、百貨店の外商を通じて小判を購入し、2人で食事をする際に久保容疑者に手渡したとみられる。
府警は先月8日、収賄より罪が重い受託収賄容疑で久保容疑者を逮捕したが、京都地検は1日、収賄罪に変更して久保容疑者を起訴した。便宜供与の具体的な依頼を受けた事実について立証が困難だと判断した模様だ。女は贈賄罪で起訴した。
起訴状によると、久保被告は19年3月8日、市の補助金などに関して社会福祉法人に便宜を図ってほしいとの趣旨で、国産品の腕時計1点(45万円相当)を女から受け取ったとしている。
捜査関係者によると、久保被告は腕時計を換金していた。
京都市の門川大作市長は久保被告の起訴を受けて、「大変重く受け止めている。市民の皆様におわびを申し上げます。事実関係を確認し、厳正に対処します」とコメントを出した。
つーか、なんで小判なの?まあ法的にもモラル的にしても、腕時計そして現金ももちろんダメだけどさ…。
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で、「認可が通らないほどの不備」って何だったんだろうな(大汗)
まあフツーに考えてこれ「初犯」じゃねえよなあ、としか。初犯でいきなり「小判」だなんてあげる方ももらう方もチョイスするとは思えないし。
思うに、こういうのを何度もこの手の事をやっていて(この局長もそうだが、歴代の局長とかも)、現金とかぢゃあっさりバレそうだから、「裏マニュアル」的に「バレなさそうなもんを貰え、そして便宜を図ってもらう民間側は忖度してそれなりのモノを渡せ」とかがあったとしか思えない所業。だから意外に85歳の保育園長(しかし85歳で逮捕・収監ってのもなかなかきつい話だろうな※)も、永年の「慣習」みたいなアレで「じゃあ小判を」となったんだろうかな。
※まあ59歳の京都市の局長も下手すりゃ退職金無しで懲戒免職って可能性も高いのもなかなかハードな(苦笑)
というかそれ以前の話で、付け届けをしないと監査が通らない「不備」って何なんだ?と。むしろそっちの方が気になるわ。そしてもし「永年の慣習」としてこの「不備」を通せるだけの権限がある、こんな悪徳商人と悪代官の関係が成り立ってた京都市役所もなかなかのアレ、だけどな(失笑)。
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