エリザベス女王の国葬中継を見てた翌日に、クイズ関係のお友達の訃報に接する事になるとは…。

NHK総合で生中継の「エリザベス女王国葬」世帯視聴率17・5%の高数字マーク(スポーツ報知)

昨日の夜はイギリスのエリザベス女王の国葬の中継を見てました。最初はNHKテレビのを、途中からYouTubeで英国BBCの中継をやってるのを知ったのでそちらに切り替えましたが。しかしその翌日に同世代の友人の訃報に接することになるとは…。

19日にNHK総合で放送された特別番組「生中継エリザベス女王国葬・愛された96年の生涯」(午後8時15分~55分)が、世帯平均視聴率17・5%を記録したことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は10・2%だった。

 8日に96歳で亡くなったエリザベス英女王の国葬が19日午前11時(日本時間同午後7時)から、ロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われた。同番組ではエリザベス女王の生涯を振り返るとともに、国葬の様子を生中継で伝えた。

 午後7時から同8時15分まで放送時間を拡大した直前の「NHKニュース7」の視聴率も、午後7時から同30分が世帯19・6%、個人11・6%。午後7時半から同8時が世帯18・0%、個人10・6%。午後8時から同15分が世帯18・9%、個人10・9%と高数字をキープした。

最初、NHKのニュース枠で10数分だけ見てたんすけどね。そしたら、以前は「ニュース9」のキャスターをつとめていて今はNHKのヨーロッパ総局副総局長をつとめている有馬嘉男氏が出てきて「あー、この人、ヨーロッパ総局にいたのか」と思いつつも私自身はこの人のわちゃわちゃ加減が好きではなく「さすがに葬儀だからわちゃわちゃはしないだろうけど、この人、実に余計なコメントとか入れそうで嫌だな」と思ったので、「ゆっくり見送らせてくれ」とばかりにYouTubeで英国の公共放送BBCの公式アカウントのとこで国葬の生中継の動画が流されてるとこを見つけたのでそちらを眠くなるまで見てました。

ついでに序盤のとこは見れなかったので生中継ではなかったんですがそれもしっかり見てまして「うーん、こんだけ荘厳な国葬、日本じゃ天皇が崩御した後の大喪の礼でも果たしてできるかどうか」とひとりごちするほど凄かったですねえ。

↑昭和天皇の大喪の礼の中継はこんな感じでした。

この時は日本国内では学校や職場はお休みだったとこが多くてこちらはこちらで凄かったんだなあと今から思えば、という感じですね。もっともこの日はえらく寒い日だったのと、棺を乗せた霊璽(特注の霊柩車)が皇居を出て新宿御苑に着くまでは物凄い大雨でしたが。

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その翌日に、クイズ関係のお友達の訃報に接することに。

で、今日の午後は所要を終えて隣町のイオンモールで買い物やらを終えて帰る途中に、Twitterで何度かいろいろなクイズサークルでご一緒させてもらったお友達の訃報を知ることとなりました。Facebookにご遺族の方がコメントされてたのを見たのですが「まさに突然の死去」だったそうで、ちょうどスタバで小休止してホットティーを口にした時でして「…まさか。」と思ったのですが、どうも本当らしい、確定情報らしいということを知り「うーん。」と言葉を失ってしまう瞬間でした。

この方とはちょくちょくとあちこちのクイズサークルの例会でご一緒させてもらってたのですが、年齢が私のひとつ下だったり、大学は違えど浪人生を経た同じ苦学生だったり、好きなクイズのテイストが近かったので、初対面から「何か近いフィーリングかあるなあ」と好感を持つような珍しい方でした。で、私が主宰・参加されているサークルにも何度もいらっしゃったことがあるんですがやはりそこでいろいろと良くしてもらいまして、残念ながらこの方はうちのサークルとほぼ同じ日程で例会を開催しているサークルさんをメインに参加されているので熱心にお誘いをするのは遠慮はしてましたが「いやー、常連になってくれたら嬉しいんだけどなあ」と思うような方だったんですね。

あと、以前はホームページをされていた際に、鉄道好きな方で卒業旅行でワイド周遊券を使っての北海道一周の鉄道旅行に行った旅行記を書かれていたんですね。それを私自身ものすごく愛読してまして、この後に結婚して妻との話し合いで「新婚旅行でどこに行く?」となった際に「北海道に行ってみたい」と即答で決定して、寝台特急の「カシオペア」に乗って初の北海道に行くきっかけを作ってくれたのもこの方のホームページの記事でした。後年、別のクイズサークルで初対面を果たした際に休憩中にそれを話した際に「なんか人生を狂わせちゃったようで申し訳ない」なんて苦笑いしながらおっしゃってましたが、そこらへんのお人柄もなんか好いなあ、なんて思ったのも昨日のように思い出しますね。

ところで私自身、40代に入ってからこんな感じのクイズサークルでお付き合いのあった方々、しかも1つ上とか1-2つ下とかの「ほぼ同世代の40代」の方が少しずつ鬼籍に入られてるんですね。20-30代の頃は「メンバーの親御さん」の訃報ってのが結構多かったんですが、40代に入って「ご本人の訃報」という例も少しずつ増えてきました。まあ私自身も生活習慣病な持病を抱えていて決して他人事ではない年齢および病域(?)に達しているので今は身の回りの断捨離と共に終活とやらも意識しないといけないな…とはしみじみと考えてしまう今日この頃です。

それと同時にいつも思い出すのが、かわぐちかいじ先生の「ジパング」で、米軍機の襲撃で「みらい」の船員に死傷者が出た後の、角松二佐と麻生先任曹長のやりとり、特に麻生先任曹長のこのひとことですねえ。

「人間いつ死ぬかわかりませんや」「つまりやりたいことはすぐにやれ…ってことですかな」

それにしても…なぜか「いい人」ほど先に逝ってしまうこの不条理たるや。本当に無念でなりません。ご冥福をお祈りいたします。