・「音声をネットに」花畑牧場が従業員を刑事告訴 名誉毀損の疑い(朝日新聞)
少し前に書いた記事の続きになります。
もともと社長の田中義剛以下の社幹部が「そういう態度」で従業員に接してたのか、ベトナム人の従業員各氏を「そんな扱い」をしてたのかは知らんが…なんかヤブヘビになりそうな件だなと。
タレントの田中義剛氏が社長を務め、生キャラメルやチーズの製造販売で知られる「花畑牧場」(本社・北海道中札内村)で、ベトナム人従業員らが起こしたストライキをめぐり、労働組合と同社との初めての団体交渉が14日、札幌市内で行われた。労組によると、双方の主張は平行線で妥結には至らなかった。
一方、同社は14日、ベトナム人従業員3人を名誉毀損(きそん)などの疑いで北海道警に刑事告訴したと発表した。スト直前に田中社長と従業員らが話し合った際の音声ファイルが、同社の不利になるように意図的に編集されてネット上で報道された、と主張している。
団交後に記者会見した札幌地域労組の鈴木一副委員長は「立場の弱いベトナム人を刑事告訴するのは脅しだ」と批判した。次回の団交は4月1日に行うという。
まあそもそもが「うちの会社には労働組合は要らない、作らせない。嫌だったら出ていけ。」って傲慢な態度がこじれるきっかけになってるわけで。
というかそもそもこの現代の、録音機器等が充実してる昨今で「会社側」が音声ファイルを一切残さずに、「意図的に切り取った」だの「言った言わない」だのをやってる時点でダメダメなんですけどね。通常だったら会社の顧問弁護士でもつけて、堂々と録音機をテーブルに置いて団体交渉でもすべきでしょう。というよりもこの手のこじれそうな労組交渉の場だったら田中義剛がどんなに頭に血がのぼって喧嘩腰で応じる気マンマンだったとしても、一緒に同席するだろう顧問弁護士や田中義剛の部下の会社幹部の連中が「スマホで音声録っといた方がいいっすよ」ぐらいの事は言わねえもんだろうかな。
スポンサーリンク
ほらさっそくヤブヘビに(呆)
・ベトナム人契約期間で異なる書類 入管に提出、花畑牧場を当局調査(共同通信)
と思ったら、さっそく花畑牧場サイドに脛に傷のお話が(失笑)
花畑牧場(北海道中札内村)のベトナム人労働者が寮の水道光熱費値上げに抗議した事実上のストライキを理由に雇い止めされたと訴えている問題で、入管当局にベトナム人側と交わした書類とは異なる契約期間の文書が提出されていたことが15日、複数の関係者への取材で分かった。入管は虚偽の届け出に当たる可能性があるとして、調査を始めた。
関係者によると、昨年3月15日付のベトナム人労働者との「労働条件通知書」では、契約期間が「2022年3月15日まで」となっている一方、昨年10月20日付で入管に提出された「雇用条件書」では期間が「22年10月31日まで」となっていた。
まあそこは「賃金の安い外国人の労働力ほしさ」に、そういうノウハウのプロの人(=ブローカー?)の助言で長くやってきてたんでしょうね。「入管や法務省なんかは虚偽の書類でも出してパスすりゃ後からいくらでもどーにかなりますから」的な。もっとも労組側の方が実に用意周到で、この手の脛に傷な話題はいくらでもほじくってくるでしょうね。
いやー田中義剛、これはあまりに杜撰すぎて「詰み」そうだ。個人的には二度と北海道物産展等ではここのブツを買わねえって決めているんで、いっそ石屋製菓の「白い恋人」を死ぬほど食べられれば幸いですな(失笑)
▼ランキングに参加してます。クリックよろしくおねがいします。