巨人の山口俊投手がノーヒットノーラン達成。よし、去年の一件は忘れてやれ(笑)

巨人 山口俊がノーヒットノーラン 史上79人目(NHKニュース)

今日はロッテ戦もなく、晩飯時に妻一家と一緒にいつものようにG+の巨人戦を見ながら食べてたんですが…去年のいざこざもあっただけに喜びもひとしおだろうな。おめでとう。

プロ野球、巨人の山口俊投手が27日夜、東京ドームで行われた中日戦でノーヒットノーランを達成しました。プロ野球でのノーヒットノーランは史上79人目です。

山口投手は7回に先頭バッターにフォアボールを出した以外は、持ち味の力のあるストレートとキレのあるフォークボールで中日打線につけいる隙を与えず、8回までノーヒットに抑えました。

5点リードで迎えた9回も簡単にツーアウトをとり、最後は大島洋平選手をファーストゴロに打ち取り、ノーヒットノーランを達成しました。

山口投手はこの試合、バッター28人と対戦し、フォアボールが1つ奪った三振が5つ、球数は103球でした。今シーズンの通算成績は8勝6敗となりました。

プロ野球でのノーヒットノーランは2014年5月に当時・西武の岸孝之投手が達成して以来、史上79人目、90回目です。

山口俊投手とは

巨人の山口俊投手はプロ13年目の31歳。大分県の柳ヶ浦高校から2006年に高校生ドラフト1巡目で当時の横浜に入団しました。抑えとして2010年から2年連続で30セーブ以上をマークしました。

またおととしのシーズンは5つの完投を含む11勝をあげ、防御率2.86の好成績をあげました。

そして昨シーズン、FA=フリーエージェントでDeNAから巨人に移籍し、先発ローテーションの一角として期待されました。

しかし右肩の痛みで出遅れたうえ、去年7月には酒に酔って病院の警備員にケガをさせたなどとして書類送検され、出場停止と罰金などの処分を受けてわずか1勝にとどまりました。

山口投手は今シーズン、ここまで16試合に登板してエースの菅野智之投手に次ぐ7勝をあげて1つの完封勝利を含む5完投、防御率3.80の成績を残していました。

ちゃんとNHKも去年の一件はしっかりと紹介してますね、選手紹介の項目で。

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罰金1億円(以上)と今回のノーノーであの件は「忘れて」やれ。

で、私が中継を見てたのは6回裏以降だったんですが、7回表の先頭打者で四球を出してこの時点で完全試合にはならなかった…のと、ランナーはなんやかんやで三塁まで進んでたんですが、三塁ゴロで三塁のマギー(だったと思いますが)がナイスバックホームで得点を阻止したりして、その回に点を取られなかった、というかヒットを出さなかったのは「大したもんだなー」と思いましたね。

こん時に私は、

「あれ、仮に千葉ロッテだったら、井口とコバマサは山口俊が四球出した瞬間に中継ぎ投手に替えて、最後、どこかで試合ぶちこわしてるわ

とか昨日の試合を思い出して、苦笑いしてましたけどね(失笑)。まあ実際、昨日の巨人は昨日のロッテ同様、守護神のマシソンを投入するも9回の最後に追いつかれて、そして最後は上原が打たれて逆転負けを喫してたそうですし…。巨人ファンのうちの妻が「勝負弱えー」ってぼやいてましたもの。

ゆえに、山口投手のヒーローインタビューでは、守備で支えてくれたチームメイトをまずいの一番に讃えてたのは心に打たれましたね。

それと、去年の一件に関してはかなり厳しいことをここのブログでも書きました。

3年で7.5億円で契約した選手で罰金1億円は決して凄い罰金とは言えないし、自己責任の範疇としては選手会、甘すぎね?と。

いや、下手したら去年の不祥事の件で、巨人軍にクビを切られてたかもしれないじゃないですか。実際は1億円(それ以上という説もあります)の罰金という処分を喰らったそうですけど。

個人的には「これで去年の不祥事の全てを許してやれ、とは言わないが、その罰金1億円と、今回のノーノーでせめて忘れてやってくれとは思いましたね。たぶん本人なりに野球人生(それはプロに限らず、たぶん少年野球の頃から通算で)の中で最も苦しい時期だったろうに、ひとつ間違えば野球を辞めてたかもしれないんじゃないか…と思うと、まあ山口俊投手本人からすると、ここからが本当のリスタートなんでしょうね。

何よりゲームセットになった瞬間に、大喜びなチームメイトにもみくちゃにされてたあのシーンを見ると、巨人はこの投手を「切らない」で良かったねえ…って思いましたね。

いずれにしても近年稀に見るナイスピッチングでした。ノーヒットノーラン、そして準完全試合。本当におめでとうございました。

 

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