By: Richard Eriksson
・井口監督、福浦2000安打「ぜひ打って欲しい」(日刊スポーツ)
来季から福浦は兼任コーチになるんですが、井口監督はこんなことを言ってたそうで…。
ロッテ井口監督が大ベテランの偉業達成を願った。2000安打まで38本と迫る福浦に「来季、ぜひ打って欲しい」と期待。
打撃コーチ兼任となるが、引き続き選手ロッカーを使用。コーチミーティングも入らない方針で、選手としての軸足を尊重する。来春キャンプについても「チームを引っ張ってもらわないと。かなりのペースで調整してくれている」と、リーダー役を望んだ。
福浦は井口監督の1歳年下なんですが、プロ入りは大卒の井口監督よりも3年早いうえに、当時は逆指名制度があったんで青学から逆指名のドラフト1位でダイエーに入った井口監督に対して、福浦は高卒のドラフト7位。しかもこの年から逆指名制度が始まったせいか、どの球団も指名選手の数を少な目に絞ってたせいで、実はその年のドラフト会議では「12球団で一番最後に指名された選手」だったそうです。なので、入団時の背番号は「一番最後の選手」ということで、支配下登録選手の数が70人ってこともあって70番だったというエピソードも。そういう意味では入団時を見ればこれだけ対照的な二人ってのもまた珍しい(苦笑)
ついでに書くと福浦は最初は投手として入団したんですが、肩痛から打者に転向したという話も…そこから首位打者のタイトルを取ったり(※)、「幕張の安打製造機」って呼ばれるぐらいの凄いバッターになるんだからなあ(笑)
※イチローがオリックスに居た頃は大ブレイクした1994年から7年連続で首位打者のタイトルを取ってたんですが、そのイチローがメジャーに行った年に首位打者を取ったのがこの福浦だったそうで…。
できればなー、これだけ「寡黙ながらも背中で後輩に何かを伝えられる・教えられる」というお手本になるような選手も近年はほとんどいなかったし、たぶん今後もなかなか出てくることはないでしょう。だから2000本安打達成だけではなく、福浦が自身の理想とするバッティングや守備ができなくなるまで限界まで頑張ってほしいなーと思う次第ですね。と同時に、本来はこの福浦が「もう俺はいいかな」と思うような物凄い一塁手が出てくることが理想なんだけどね。
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余談:巨人の沢村投手も他球団に行けばいいのにね…。
・巨人沢村ハワイ自主トレに出発!プロ最速ブルペンも(日刊スポーツ)
今年は鍼治療とかのトラブル?とかにも巻き込まれて全く仕事ができてなかったからなあ、巨人の沢村投手。しかし早い。
巨人沢村がプロ入り最速でブルペン入りする。ハワイでは自身最長となる約40日間の自主トレのために10日、出発。
今季は右肩痛で1軍登板なしに終わったが「ブルペンで負荷をかけながら投げる。この時期は記憶にない」と今月中にはマウンドの傾斜を使って投げ込むつもりだ。セラピストも初めて同行させて、万全の態勢で臨む。
なんかこの人を見てると「いっそ日ハムとか楽天あたりにトレードやFA移籍した方が2ケタ勝利とか、守護神になれるんでは?」と思うほど、巨人軍との相性が悪すぎる。同じように巨人から日ハムにトレードされた大田泰示選手みたいに、いっそ「見る目のない」巨人のフロントから見限られて、日ハムとか楽天のような地方都市でファンにほぼ全面的に愛されてるチームに行ったほうがノビノビとプレーできるような、とかね(苦笑)。
で、ナベツネ氏が激怒するんだよな。「そんなていたらくにしてるのは誰のせいだ」。皆ツッコミを禁じ得ないよね「あんただろ?」と(爆)
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