仙台育英の打者が大阪桐蔭の一塁手の足を「蹴ってしまった」…という件で思うこと。

【高校野球】仙台育英・渡部がスタメン外れる 大炎上SNSは監督の指示で閉鎖 (東スポWeb) – Yahoo!ニュース

昨日、こんな記事を書きましたが、その話の続き(?)になります。その前にあった、「仙台育英のバッターが、一塁進入の際に、一塁手の足を故意に蹴った」云々の話なんですが…。

第99回全国高校野球選手権第12日(20日、甲子園)、前日(19日)の大阪桐蔭(大阪)戦で走塁中に相手一塁手の足を蹴ってしまった仙台育英(宮城)の渡部夏史捕手(3年)が、準々決勝・広陵戦(広島)のスタメンを外れた。前夜、佐々木監督から言い渡されたといい、代わりに尾崎(3年)が先発マスクをかぶった。

 理由について渡部は「監督から『大阪桐蔭に勝ったことで、本気で(優勝を)狙いにいける。準決、決勝と連戦になる』と言われたので。桐蔭からも(優勝を)『頼む』と言われた」と休養のためであることを強調した。

 7回に足を蹴ってしまった後、9回二死から大阪桐蔭の一塁手の足がベースを踏んでいなかったことで試合終了とならず、直後に仙台育英がサヨナラ勝ちを決めた。それだけに渡部の“足蹴り”はネットで炎上。SNSを持っていたが「監督から『危ないからちょっとやめろ』と言われました」と閉鎖。蹴った状況について聞かれると「それについてはあんまり…」と口を閉ざした。

 仙台育英のムードメーカーで佐藤世那投手(現オリックス)の弟・佐藤令央(3年)は「いろいろ騒ぎになってるらしいですけど、渡部も一生懸命にプレーした上でああなったわけで、別にわざとやったわけではないんで。いろいろ書きたがる人はいるかもしれないけど、高校野球ではこういうことはあり得ることなので渡部を責めることはおかしい。渡部は落ち込んでいる感じがあるので元気にさせて、チームのみんなで守っていこうと話している」という。

 スタメンを外れたことについて渡部は「出たい気持ちはあるが、監督を信じています。信じたからこそ昨日みたいな試合ができたので」と気丈に語った。

で、私、このシーンは生で見てません。後でTwitterで出回ってたその時の「動画」だけ見て判断してますので念のため。

 ↑すみません。お借りしてきました。

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草野球で一塁手をよくやる身としては…。

あえて誤解を恐れずに言わせてもらえば、

「なんで大阪桐蔭の一塁手、そんなに”厚く”ベースを踏んでるの?」

という技術的な部分で「は?(;゚Д゚)」って感じなんですけどね。

実は私、中学の頃までは右投げで一塁手をよく仲間内の草野球でやってたんですが、幼少期の怪我で右肘が曲がってくっついちゃった関係で、高校に入ってからの草野球は「左投げ」でやるようになったのです。となると、右よりも左のほうが遠投が心配なので、結局、一塁手しかできないので、ゆえに長らく、草野球やソフトボールなどでは左投げの一塁手をやっていたのですが…。

その経験から行くと、基本、一塁手というのは内野手からの速球を「できるだけ早くファーストミットに届けさせる」為に、ベースの片隅に足の踵(かかと)の部分「だけ」をちょこんとくっつけて、ベース上に足を置かないようにプレーするものだ、と思っています。

Out at First

↑こんな感じに。かかとだけでベースを踏むように俺は少年野球で教わったけどなあ…。

これが左投げの一塁手の場合はベースに付く足が反対側になるので左足がベースについて、右手を思いっきり伸ばすことになるんでまあよほど故意にやらない限り、バッターランナーが「蹴り上げる」ということはできないんですけども、右投げの場合は右足の置き方ひとつでバッターランナーと交錯する可能性は、ま、否定はできませんね。

というか、右投げでやってた時も正直、「一塁ベースの上で足踏まれないようにしないとな」と気をつけてやってたもんですわ。というか、「もっと体を伸ばして取れ。そうじゃないとランナーのほうが早くベースに来ちゃうだろうが」って少年野球では教わりましたけどね。

ランナーだってそんな事やってたら怪我するだろうに。

と同時に思うのは、バッターランナーの件なのですが…。率直に思うのは「野球のベースって予想以上に固いから、脚の着地方法を一つ間違えると、足首や膝を怪我してしまうだろうよ」ということなんですね。だって打者はセーフになるためだったら全速力で走るじゃないですか。それと同時に、審判が目の前にいて仮に「わざと」一塁手の脚を蹴っ飛ばしてるのを見れば守備妨害でアウトを取るに決まっているでしょうし、それ以前に判定がアウトだとしても、チェンジと同時に仙台育英ベンチに行って選手・監督に注意・警告の類は当然のようにするでしょうしね。

高校野球ではないですが、数年前にプロ野球で、阪神の西岡剛選手が「ちょっと内側に走った」のを審判はちゃんと見ていて守備妨害でアウトにしたぐらいですから。そこまで審判もアホではないでしょう。だって今年、どこかの地方大会で敬遠の時にプロだったら黙認されている「バッターボックスからちょっと離れた位置にミットを構えたキャッチャー」にボークを宣告してそれでサヨナラ勝ちで試合が終わってしまったという事もあったわけですし。

そこらへんは最も近いところで見ていた一塁の審判が「故意でやったわけではない」と判断したんだろうな、と思うわけです。

つーか、ただでさえ、全力疾走でバランスを崩してベース上で怪我をしかねない状況なのに、わざわざ一塁の足を蹴りに来ますかね。てめえが足や膝の靭帯やアキレス腱をやっちゃって野球ができなくなるかもしれないリスクをかけてまで。 なんかむしろ大阪桐蔭の一塁手の足が「そこ」にあって、左足の着地点がなくなって足をひっかけたような感じもするんだけど…。

↑大相撲で言えば相手の足首を蹴り飛ばす「蹴手繰り」という技もありますが、あれ、やられる方も痛いけど、やる方も結構痛いらしいです、ひどい後から痛みがじんじん来るとか…。

穿った見方をすれば「故意にやるんだったら、もうちょっと受け身をうまくなれ」ってツッコミもできるんですけどね。でもこの一塁手との交錯後の転び方を見ると、受け身が取れてるようで取れてないので、やはり「ハプニング」の域は出ないんじゃないかなあと思います。むしろ俺が一塁手だったら「ごめん。いつもより厚くベースを踏みすぎた」って謝るシーンでしょうしね。

一塁手ってのも意外に「奥が深い」んですよ?

実はさきほどTwitterで交流のあるはてなブロガーさんからこんな質問を受けました。話の「本題」は全く違うトコだったんですが…、

まあVALUについては今回はどうでもいいです(をい)。後日、「相撲部屋の後援会や、プロ野球チームのファンクラブが、そこだけで儲けようと思うほうが間違っとる。こういうのは固定客や間口を広げるための手段であり、損して元取れ、だろ?」という持論からつらつらと書いてみたいなあとは思ってるんですが…でもまあやんねえだろうなあ(笑)。

で、話を元に戻すと、この相田ケイさんという方から質問を受けたので、今回のブログに書いたような事を(かなりかいつまんで)持論を書いた次第でした。

それと同時に、「こういうのも参考資料になれば幸いです」と、リンクを貼ったのが、

少し前に、たまたまテレビを付けたら、NHK-BSで放送していた「球辞苑」という番組の「一塁手特集」、題して「ファースト守備の難しさ」という特集をやっておりまして、これを食い入るように見入ってしまったことがありました(笑)。

いや、私は正直言って昔から長嶋さんよりも王さんの方が好きなんですね(長嶋サンは佐倉、私は成田というほぼ同郷にも関わらず…)。 長嶋さんの現役時代には、引退試合が私が産まれる3週間前で間に合わなかったんですが、王さんはぎりぎり幼稚園の頃、祖父宅で巨人戦を見るたびに一本足打法をよく見たのを覚えてるんで…。

その王さん、そして王さんが監督時代に育て上げた巨人→横浜で活躍した駒田選手などが、一塁手の守備についておもいっきり語ってくれてます。

この動画を見ていただくと、一塁手って守備が「単に内野手のボールを受けるだけの気楽なお仕事」ではないのはよくわかると思います。というか、むしろ三塁手よりも難しいんじゃないのか?と思うぐらいに。

しかし何でも「炎上」するご時世、どうにかならんのか?

それにしても…なんでも「炎上」するんだな、最近は。そのうち、競馬のG1競争で、大本命の馬が突然心臓麻痺で急死して競走中止したりしたら、やれ騎手が、やれ調教師が、やれ馬主が…ってバッシングとかしそうな気もするし。そんなもん競輪場でやたらめったら野次飛ばしまくってるおっさん連じゃないんだからさ(呆)。

以上、へっぽこ草野球のヘボ一塁手の意見でした。なお意見には個人差があります(byさだまさし)。どうぞご了承ください。

ではまた。

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