以前、JR立川駅のホームで身障者の電動車椅子に追突されたことがあった。


M. RothによるPixabayからの画像

東京都美術館 漫画家・峰なゆか氏が受けた館内トラブルの対応について謝罪「現在、事実関係を確認」(スポニチ)

今日の夕方にTwitterでこの話を知りまして、

「随分と理不尽な目に遭って気の毒に」と思ったもんでしたが…そういう話になりましたか。

 東京都美術館が16日、公式ツイッターを更新。SNSなどで拡散している館内トラブルについて謝罪した。

 「アラサーちゃん」で知られる漫画家の峰なゆか氏(34)が15日夜、自身のツイッターで、同美術館で展覧会を鑑賞中に「車椅子に乗った男に殴られた」被害に遭ったことを告白。峰氏は「今日は東京都美術館のクリムト展に行って絵を見てたら、急に車椅子に乗った男に殴られた。びっくりしすぎて固まってたら、さらに無言で2、3発殴られた。美術館の人に伝えると『常連のお客様で頻繁にトラブルを起こす方なんですけど、こちらでできることは口頭注意くらいです』とのこと」と説明し、さらに「追いかけて殴り返そうとしたけど『峰なゆか障害者男性に暴行』という見出しがよぎってやめた。何もできないわ痛いわ惨めだわで泣けてきて、とにかく私が泣きまくるので最終的に私が救護室に連れていかれて終了しました」とつづった。

 この書き込みに対して2万以上の「いいね」とリツイートがなされ、都美術館に質問などが殺到。美術館側はこの日「東京都美術館にいつも御来場、御支援いただき、ありがとうございます。昨日御来館いただいたお客様に、館内トラブル時の美術館の対応により、ご不快な思いをさせてしまいました。また、このことについて多くの方からお問い合わせをいただくなど御心配をおかけしております。誠に申し訳ございません」と謝罪した上で「現在、事実関係を確認しており、明日以降、できるだけ早く当館の対応につきまして当館ホームページ等でご説明させていただきます」と説明した。

まあ結果論からすると「そこはぐっとこらえて、やり返さなくてよかったですね」と思うのと同時に、「いやー、もうちょっと美術館サイドもしっかりした対応はできないもんなのか?」とそこは腹立たしさを感じた次第でした。

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少し似たような話(?)を立川駅のホームで経験したことがある。

で、この一件を見て、改めて思い出した話をひとつ。

もう10年以上前になるんですが、立川で勤務してた時に、通勤時の朝の電車で、青梅線の立川終点の列車を降りた際に、真横から電動の車椅子がいきなり出てきて「ぶつけられた」事がありました。

当時は仕事始まりが朝8時で、通勤は朝7時台の電車に乗ってたんですが、東京行きの中央線快速列車はどこの車両も混んでたんですが、立川止まりの青梅線の各駅停車は一番前の車両であればまずまず座れるか、座れなくても多少はドア横でのんびりと立っていけたんですね(ちなみに青梅線は今もそうだと思うんですが、朝に関しては中央線直通の快速列車に関しては1両目は女性専用車両ですが、青梅線の立川止まりの各駅停車には女性専用車両はありませんでした)。まあ当時はまだガラケーを愛用してまして、職場に30分ぐらい早く着いて、休憩室で缶コーヒーを飲んで気持ちを落ち着かせて、ヤフーニュースのスポーツ記事を読むのが日課でしたね(笑)。

で、この時は一両目(一番前の車両です)の一番前のドア横に立ってまして、立川駅到着と同時にさあ出よう、出ましたーというとこで、一両目の一番後ろ側のドアのとこから駅員さんのアシストを使って(板のようなスロープのようなものを使ってました)、電動車椅子を出そうとしてたようで、ところがこの車椅子の兄ちゃんは、頭もちょっと「…」な人だったようで、駅員さんの静止も無視してドーンと車椅子を発進しちゃったそうで、そこに急ぎ足の私がドーンっとぶつかった、という顛末でした。

いやあその瞬間は「何があった?」って感じになりましたが、まあ大人用の電動車椅子ってあれ、半端なく重いんすわ(泣)

なので最初、ちょっと起き上がれず、「ん、これは足をやったのか?」と嫌な予感がしたんですが、そのまま駅員さんに担がれる形で駅の事務室に運ばれて、手当てとかしてくれて、仕事には20分遅れで行った記憶がありますね。足は最終的には出血もなく「左足のすねの軽い打撲」で済んで、病院にも行かなかったし、駅員さんからは丁重に謝られて、でも仕事に行かないといけなかったので職場に電話してもらって事情を説明してもらって…から、職場に向かって、上司に説明をしてから仕事に入った次第でした。

でもまあ、あん時は腹たちましたね。そのぶつけた本人、「ぽかーん」として何も言わねえでやんの。

さすがに「おいおい、お前、今の状況わかってんのか?」って怒鳴りつけようかなと思ったんですが、相手が車椅子の上にちょっと精神的にも「あれ」な人なのはひと目みてわかったのと、駅員さんが明らかに「この人、またやったよ…」という顔をしてたので。ぐっと言葉を飲み込みましたね。

その後、この電動車椅子の兄ちゃんとは仕事の行き来の途中の青梅線のホームや、立川の手前の昭島駅のホームなどでたまに顔を見かけることがあったのですが、その兄ちゃんの「正体」を知ることになります。この数年後に。

息子が通う療育支援センターに、その兄ちゃんが(爆)

この立川で勤務してた数年後に、うちの息子が生まれることになるのですが、もともと早産(予定よりも2ヶ月早く、1200gちょっとで生まれました)だったのと、それらに伴う多少の発達障害があり、1歳までは生まれた(家から車で1時間ちょっとかかる)都内の国立のこども病院へ、1歳からは「もう少しご自宅の近所の方がいいでしょう」と紹介状を書いていただいて隣町の療育支援センターに通うことになりました。で、今は幼児向けの車椅子(「バギー」って呼ばれてます)に乗り、来年から学童に達する年齢になるので子供用の車椅子をサイズ寸法などをして作ってもらっているところです。

1歳の頃の最初は理学療法・作業療法が月2回ずつ程度から始まり、現在は幼稚園の代わりの母子クラスの通園で週4-5ぐらいのペースまで増えました。実際、うちの息子も車椅子に乗って、母親(=うちの妻)と一緒の行動ではありますが、教室で他の母子さんとお遊戯をしたり、たまにバスで公園にピクニックに行ったり、こないだはジャガイモ掘りなんてというのもやってました(笑)。基本的には私は日々、所用をこなしつつ、家の車で妻子の送迎をたびたび仰せつかっている今日このごろだったりしますが…。

その療育支援センターにある日、息子の理学療法のリハビリのために行くと、理学療法室の入り口のとこに「あれ、この人、どこかで見たことがあるなあ」と思わしき電動車椅子に乗った兄ちゃんがちんまりと止まって待ってたのでした(リハビリルームのそばには診療所の先生が常駐している診察室もありますので)。

で、すぐに私は「ああ、立川駅で俺にぶつかってきた、あの!!」と(苦笑)。

そしたらその理学療法の先生曰く、この兄ちゃんはこの界隈ではちょっとした「有名人」なんだそうで、自由に車椅子を操って青梅線界隈の複合施設に遊びに行ったり買い物に行ったり、その複合施設の中にあるスタバやエクセルシオールカフェみたいなとこに入ってお茶をすることもたびたびなんだそうです(なので最低限の金銭のやり取りやコミュニケーションは取れるぐらいのあれはあるそうで)。

で、私、理学療法の先生との会話の中で、「実は何年か前に、出勤時に立川駅のホームであの人にぶつけられた事がありましてねー」と言い、状況をお話すると、「あらそれは本当大変だったですね、本当に大丈夫だったんですか?」とちょっと先生、顔色を変えてまして、「本当に?…というのはなぜです?」と思って話の続きを聞いてみると、あの車椅子、ただでさえ半端ない重さでしかも電車から降りる時は下り基調で傾斜がかかってるんで、まともにぶつかったりすると、ちょいとした軽トラとぶつかったような交通事故級の怪我(例えば足腰の骨折等…)も珍しくない、んだそうで。

「うわー、あぶねー(;゚Д゚)、てか、あの兄ちゃん、そんなあぶねー乗り物で前後確認しねえで発進してきたのか」と(爆)

その後も、なぜか息子のリハビリのたびに待合室(ここはリハビリルームの隣に診察室もあります)のとこにちんまりしているこの兄ちゃんをよく見かけるんで、私は一方的に「こんちわ」と挨拶するようになりました。無論、あっちは何で挨拶されてるのかは気づかないまま、ではありますが(苦笑)。

私の方は「笑い話」で済んだけど、こっちの方はさすがに…。

…ま、私の方はあくまでも「後日談は笑い話」で済んだんですが(しかし足とか骨折してなくてよかった…)、この漫画家さんの方は、明らかに「殴られてトラウマが残りそうな」一件ですし、それに対しての美術館サイドの対応は最悪手に近いしで。本来は毅然とした対応はするべきだと思うんですけどね。仮に「犯人」の方が心神耗弱みたいな刑事事件に問えないような知能しかないとしても、そこから「出入り禁止」みたいな対処はできるはず(=身障者は別にしても、一般客は有料入場でゲートがあるハズだし)でしょうから。

何よりこういうのは「やられ損」は駄目ですわ…と、今から思えば”一歩間違ってたら足腰を骨折してたかもしれない、しかも加害者すっとぼけて泣き寝入りしてたかもしれなかった”私も、あえてこれには同情を禁じ得ない…って書いておきますわ、はい。

以上です。

 

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