・「緊急事態宣言」「まん延防止等重点措置」 対象拡大決定 政府(NHKニュース)
というわけでここしばらく、五輪期間中から全国の患者数が増えまくり、政府としても「一応、手は打ってますよー」というどう見てもアリバイっぽいやっつけ仕事的な感じが否めないのだが…本当に効果あんの、これ?
新型コロナウイルス対策で、政府は、緊急事態宣言の対象地域に、茨城、栃木、群馬、静岡、京都、兵庫、福岡の7府県を追加し、13都府県に拡大することを決定しました。また、まん延防止等重点措置を、宮城、山梨、富山、岐阜、三重、岡山、広島、香川、愛媛、鹿児島の10県に新たに適用し、16道県に広げることを決めました。期限はいずれも来月12日までです。
そしてさきほどネットに入ってヤフーを見たら、
↑トップに物々しい表示がされてました(^_^;)
幸いにも私自身は地元の集団接種および持病持ちだったので優先接種の形で2回、コロナワクチン接種が済んでいるのですが(本来は40歳以上は先週から1回目の接種が行われることになってたそうです)、他の自治体に住む友人知人の中にはクーポンも来ないでどーなってるんだが、と困惑している人も何人もいまして、そもそもまず先にそれをどーにかしろよと思うんですけども…まあ縦割り行政と、政府の無能無策っぷりでもうこれ以上何もできないんでしょうね。
・分科会 尾身会長“一般の人々への行動制限の仕組みづくりを”(NHKニュース)
しかし分科会の尾見会長あたりもこんなに密なとこでいろいろと打ち合わせやったり会見やったりで感染リスクとか大丈夫なんだろうかね。
「基本的対処方針分科会」の尾身茂会長は会合のあと報道陣の取材に応じ、緊急事態宣言に関する政府の方針を了承したと述べました。
その上で「これまで飲食店など、事業者に対していろいろな制限をかけてきた一方で、一般の人々に対する行動制限は完全にお願いベースで行ってきた。感染状況がここまでくると、分科会のメンバーの一致した見解として、個人についても感染リスクの高い行動を避けてもらえるよう、保障するようなことが可能になるような新たな法律の仕組みをつくることや、あるいは現行の法律で対応できるならその活用をお願いしたいと考えている。これまで医療機関や医療従事者にお願いベースで行ってきたコロナ対応への協力要請も同じだ。単に協力をお願いするだけではこの事態を乗り越えられないことを想定し、法的な仕組みの構築や現行の法律のしっかりした運用について、早急に検討してほしいという強い意見が出た」と説明しました。「首相や大臣 知事はわかりやすく伝えるメッセージの発信を」
また、尾身会長は「ワクチンがコロナ対策の強力な柱の一つであることは間違いないが、それだけではこの状況を乗り越えられない。総理大臣や大臣、知事には、ワクチンや抗体カクテル療法など、一つのことだけですべてが解決するかのようなメッセージではなく、医療体制や検査体制の強化、人々の行動制限への協力すべての手段をパッケージ、総力戦として使わないといけないんだというメッセージを出してほしい。また、この2週間は最低でも人流を5割減らしてもらうようお願いしているのだから、個人のレベルで例えば週4回外出しているならそれを2回にしてもらうなど具体的にどうすればいいのかわかりやすく伝えるメッセージも発信してほしい」と述べました。
「単に協力をお願いするだけではこの事態を乗り越えられないことを想定し」←まさにそれなんでしょうけど、ガースー宰相、思った以上に権限とリーダーシップがないようで、まあ結局お願いベースでやっていくしかないんでしょうね。頭の中は総選挙のことでいっぱいなんだろな、たぶん(失笑)。
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二階幹事長、そういうのはうまくリモート会議とかを(以下略)
・二階氏ら自公幹部が5人で昼食 公明「会食ではない、黙食」(毎日新聞)
バカだねえこの人。「メシ食いながら打ち合わせをしたい」んだったら、ネットにも精通している衆議院や自民党とかの若いスタッフ捕まえてネット環境をセットしてもらって、今流行の(?)リモート会食とかやりゃいいじゃん。議員会館も無線LANぐらいはつながってんだろう、今どき?
自民党の二階俊博、公明党の石井啓一両幹事長ら自公両党の幹部5人は17日、東京都内のホテルで昼食を共にし、食後に新型コロナウイルス対策などに関して意見交換した。新型コロナ感染が急拡大する中、政府は国民に対し、家族同士または4人以下での会食を求めている。参加した公明党の高木陽介国会対策委員長は、「会食ではない。打ち合わせの前にそれぞれ昼食を『黙食』でとったということだ」と記者団に説明した。
昼食会が行われたのはホテル内の日本料理店の個室で「換気の良い広い所でスペースを取って『黙食』をした。その後、マスクをつけて意見交換した」(高木氏)という。自民党の森山裕国会対策委員長、林幹雄幹事長代理も参加した。高木氏によると、参加者全員がワクチンを2回接種済みだという。
ただ国内では、ワクチンを2回接種した後に陽性となる「ブレークスルー感染」が相次ぎ、死者も出ている。また、会食によって感染が広がった事例は民間企業や行政機関などで続発。1人で食事をとる「個食」を社員らに求める動きも広がっている。自民の森山氏は、昼食会で「食べながらしゃべることは全くなかった」としたうえで、政府の要請については「そういうこともよく理解しながらやっているつもりだ」と述べた。
国会議員の会食を巡っては、2020年12月にも菅義偉首相や二階氏ら8人程度が東京・銀座での「ステーキ会食」に参加して批判を招き、菅氏が「大いに反省している」と釈明していた。
あえてそこで喰らうのはどこかの高級料亭の仕出し弁当とか、ホテルのケータリングのステーキ定食とか、そこらへんは別にぜいたくなもんを喰っても構わないから、各人の議員会館の部屋でネットつなげてリモートでやりゃいいのに。で、ネットに精通してるスタッフにスマホで各人のリモート昼食の様子を写真で撮ってもらって「我々はこんぐらい対応してます」ぐらいのアピールをしろよ、と。
そうじゃないとわざわざ顔を合わせて黙食で…ってお前ら、なんだそんなリスク背負ってまで集まったん?とか、ウソついてんじゃねえよ…って話がおかしくなるだけじゃないの。もっともここでしっかりリモート会議兼昼食会(?)をしたとしても「てめーら、いいもん食いやがって」のやっかみ系の批判はあるかもしれないけど、そこらへんは各人で自腹を切れば問題なしでしょう。いやー、アイデアが足りないな、一事が万事(苦笑)。
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