・佐々木朗希は名演出家、同僚の誕生日サプライズ成功(日刊スポーツ)
今年はスーパールーキーと呼んでも差し支えない(?)佐々木朗希のおかげ…と言ってはなんですが、マスコミがかなりの数、ロッテキャンプに取材にきているせいか、こういう微笑ましいエピソードもニュースになるのはいいなあ、と(笑)。
記者紹介で選手たちの前で歌を歌い踊る日刊スポーツの記者団。(広報) #chibalotte #2020年マリーンズ春季キャンプ pic.twitter.com/C48hhnaoDB
— 千葉ロッテマリーンズ公式アカウント (@Chiba_Lotte) February 2, 2020
↑日刊スポーツの記者さん、なぜか選手たちの前で高らかに(?)熱唱しております、いやー南国だなあ(^_^;)
約2000人のファンが門出に駆けつけた。ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)が1日、沖縄・石垣島でキャンプイン。グラウンドでユニホームを着る、プロ野球選手としての“誕生日”を精力的に過ごし、フィーバーを招いた。直前には、同2位・佐藤都志也捕手(22=東洋大)にバースデー・サプライズ作戦を仕掛けたことが判明。名演出家でもあることが分かった佐々木朗が、華々しいプロ野球人生になるよう、自身をプロデュースしていく。
◇ ◇ ◇
プロ野球選手としての夜が明けた。佐々木朗は「とてもいい練習ができたなと思います」と充実の表情でキャンプ初日を振り返った。背中には「R.SASAKI」。大船渡高より少し細いストライプのユニホームが、似合っていた。約40メートルの距離でのキャッチボールに厚底シューズを履いての12分間走。快調な船出となった。
岩手を離れ、1カ月。すっかり新天地になじんだ。同期入団の6人には、特に感謝する。「今だけじゃなくこれからも特別な存在になる。ポジションが違うので接する回数も減りますが、なるべくコミュニケーションを取って、お互い一緒に活躍できたらいいなと思います」と思い描いている。
だからこそ大事な“儀式”があった。1月27日夜、石垣島のホテルで佐々木朗が秘密裏に動いた。
22歳の誕生日を迎えたドラフト2位佐藤のスマートフォンに、同4位の高卒ルーキー横山から連絡を入れてもらった。「トシヤさん、僕たちの部屋でトランプやりましょうよ」。横山は佐々木朗と同部屋だ。佐藤と同室の植田は「すぐに行くから、先に行っててよ」と佐藤を自然に送り出した。
佐藤は少し歩いて、高卒新人の部屋前に到着。しかし、部屋の中からは反応がない。今度は「やっぱりトシヤさんたちの部屋で」と連絡を入れ、戻ってもらった。佐藤が自分の部屋を開けると真っ暗だった。だが、すぐに「ハッピーバースデー♪」の歌。佐々木朗ら同期たちはショートケーキと一緒に笑って迎えた。
佐藤を一時的に部屋から出し、その間に舞台を仕込む高等テク。佐々木朗がプロデュースしたという。「全然分からなかった」と佐藤を喜ばせた。実は2年前の誕生日、佐々木朗は野球部仲間たちから似たような作戦のサプライズを受けている。“リベンジ”は、今の仲間たちを尊重している証しだ。
これからは野球人生の脚本を書く番だ。「早く1軍でチームのために活躍して、たくさんの恩返しをしたい」と誓う。それでも焦ることなく、逆算型で思い描くサクセスストーリー。「いつブルペン入り?」と騒ぐ周囲をよそに、じっくり礎を築き上げるキャンプになる。ただ、163キロを投げる規格外の投手でもある。いつサプライズがあっても、不思議ではない。
あ、そうそう。千葉ロッテの公式アカウントで動画がアップされていたんですが、
キャンプ直前、佐々木朗希の部屋にカメラが潜入【広報カメラ】 https://t.co/GS0hOAcnE9 #chibalotte #2020年マリーンズ春季キャンプ
— 千葉ロッテマリーンズ公式アカウント (@Chiba_Lotte) February 1, 2020
同期で高卒ルーキーの横山選手と同じ部屋だったんすね。まさかそういう「秘話(?)」があったとは…。
で、記事の続きに戻りますと、佐々木朗希のスケジュールが書いてありました。
<佐々木朗のキャンプ初日>
午前5時30分 起床。その後検温、朝食
午前7時25分 日の出
午前8時17分 球場到着
午前9時0分 ウオーミングアップ、その後キャッチボール
午前10時00分 投内連係
午前10時20分 吉井コーチが見守る中で再度キャッチボール
午前11時14分 練習合間に子どもたちにサイン
午前11時30分 12分間走、終了後昼食、ウエートトレーニングなど
午後2時50分 取材対応
午後3時30分 ホテルへ
その他の選手たちも同様なスケジュールなんでしょうが、これをルーキーがこなしてるんだから本当に大変っすわ。
たぶん身体作りが最優先でいきなりマウンドで全力投球…みたいな事は吉井コーチとかがさせないでしょうけど、それぞれ年は違えども同期として長い付き合いになっていく選手たちですので、仲良しこよしでも正直困るんですが一人でも一年でも早く1軍で活躍できるように、そして一年でも長くプロ野球選手を続けていけるように頑張って欲しいです、はい。
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ちなみに同期・後輩にも一応の「年功序列」はあるんだそうで…。
そうそう、昨日、YouTubeで里崎智也氏が興味深い事をしゃべってましたね。
基本的には、プロでの上下関係は「年功序列」なんだそうで、つまりは高卒入団してプロとしては先輩の種市投手は、1つ年上で今年大卒でプロに入った佐藤都志也捕手には基本的には「敬語」で接することになるんだそうですね…なるほどねえ(笑)。その代わり、メシとかは年上が(仮に年俸が後輩よりも低くても)おごるという一応の「不文律」もあるそうで。ゆえに新人選手たちは皆、プロ野球名鑑で「先輩の××さんは年上なんだろうか、年下なんだろうか」とチェックもしてる、そうです(^_^;)。
となると、例えば「千葉ロッテ正遊撃手の最大のライバル」でもある高卒で入った平沢大河と、その2年後に大卒・社会人経由で入った藤岡裕大だと、年齢的には4つほど藤岡裕大の方が歳上なんで…まあ同じ寮にいた時は(例えばZOZOマリンから浦和の寮に帰る時とか)散々、平沢大河はごちそうになったんだろうな、たぶん。もしかしたら藤岡裕大が運転する車の助手席とか後部座席で「いやー、先輩、ゴチになりますー」とか言って大河はふんぞり返って爆睡してたりして(爆)
ただ、大河はちょっと小生意気なとこもありそうだけど、人懐っこいキャラっぽくもあるから先輩や年上には「お前生意気だぞこのヤロー」とか言われながらも「みんなの弟分」としてなんやかんやでかわいがられてそうだし(笑)。
仙台育英高校の先輩後輩コンビ!(広報) #chibalotte #2020年マリーンズ春季キャンプ pic.twitter.com/54nFK4f3Pd
— 千葉ロッテマリーンズ公式アカウント (@Chiba_Lotte) February 2, 2020
さてプロ5年目になって彼にとっても年下や同い年の後輩が増えてくる昨今、ここらへんはどうしてんだろうな。安田尚憲とか藤原恭大はメシとかおごってもらってるんだろうか。
あ、↑のツイートの写真にも出てる(楽天から移籍してきた)大河の高校の後輩である西巻選手はいっそのこととんとん甘えちゃっていいと思うけどね(^_^;)
以上です。
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