・爆問・太田光、TVから消えたら「おれが『ご愁傷さま』」選挙特番を反省(デイリー)
先日の総選挙特番で爆笑問題の太田氏が大いに毒吐いて政治家諸氏と視聴者を大いに不快にされた件ですが、あれはもう一言しかないですね。「相棒の田中氏も緩衝材として出せばよかったのに」と(^_^;)
爆笑問題の太田光が3日未明に放送されたTBSラジオ「火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ」に出演し、10月31日のTBS系選挙特番「選挙の日2021」での態度を反省した。
太田は、小選挙区での苦戦が伝えられていた自民党の甘利明氏に「ご愁傷さま」、二階俊博氏に「いつまで政治家を続けるつもりですか」とコメントするなどして、ネット上で炎上していた。
選挙後初の放送で太田は「怒ってるね、日本中が」と受け止めた。ネットの反応も「ちょっと見た」ことを明かし「非難ごうごう。おっしゃるとおり、いちいちごもっとも。何の反論もできない。『とにかく態度が悪い』とか」と素直に反省した。
「テレビから消えろ」という意見もあったことを受けて「おれを許せないっていうなら、テレビから消えるしかない。そのときは『ご愁傷さま』っておれが甘利さんに言われちゃうよ」と“ブーメラン”の可能性にも言及。相方・田中裕二も「『いつまで続けるんですか』ってな」と二階氏に対する太田のコメントを引用し、笑いを誘った。
番組冒頭の約40分をかけて、笑いもまじえつつ思いを語った太田。政治家は落選したら、タレントは出演依頼がなくなれば、どちらも「ただの人」になるという共通点も指摘し、態度の悪さは反省した。最後は「怒らせようと思ってるわけじゃない。おれなりに真摯(しんし)に全員に向き合った」と番組に込めた気持ちも伝えた。
ま、実は私は選挙特番は5分(さすがに見ていて痛々しくてチャンネルを替えました。そしたらNHKで京王線の事件の一報が入ってびっくりしたわけですが…)、「カーボーイ」はradikoのタイムフリーで聞きましたが、ラジオで一応釈明かつ反省の弁を言う場があってよかったね、とは思いますね。
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あの談志師匠も「相方の田中氏の重要性」は太田氏に説いてたのにね。
ただまあ、あの選挙特番については太田氏のキャラクターとか言動とか、それ以前の話で「そういうこともあろうかと」「むしろそういう方向を狙って」、太田氏をピンで起用して田中氏を呼ばなかったTBSの選挙特番の番組プロデューサーとか腹を切れ、って感じですけどね。まあそう言っても三島由紀夫よろしく(?)本当に切腹されても困るのは言うまでもないわけで、「次は気をつけろ」としか言いようがない次第ですが(失笑)。
しかしマジな話、田中氏は本当に「爆笑問題」がここまで売れた要因としては本当に重要だと思いますね。たぶん太田氏がピンだったらそれこそ(太田氏とどっちが先輩後輩でその呼び方で一悶着が遭った)ぜんじろう氏のようなキワモノ扱いで終始されかねんとこでしょう。太田氏が毒を吐いたとこに的確なツッコミを入れて見る側を中和させて、そこでアクセントをつけている「技術」のようなものは、あれはパッと見よりもかなり難しくかつ重要なファクターを占めてると思うんスけどね(ま、それを思えば、そのぜんじろう氏の師匠にあたる上岡龍太郎氏も漫画トリオ解散後、ピンであそこまで社会も斬るみたいなキレっキレなキャラで行けたのも「凄い」の一言に尽きるんですけどね。そして自らリタイアして身を引いたのも)。
で、仮にあの選挙特番で、甘利幹事長とか二階前幹事長あたりに太田氏が毒を吐いたとしても、あそこで田中氏が「やめろよ」「そうじゃねえだろ」と一発、的確にツッコミ入れつつ肩を殴って、そこで両氏に田中氏が画面ごしに(仮にそれがポーズだけかもしれないけど)「すんません」の一言を入れれば、「ああ、そういうコンセプトで尋ねてるのか」って、あの自民党幹事長までのぼりつめた両氏も一応、大人な対応で矛を収めることもできたんじゃないのかな…とは思いますです。つまりは「何もかも全方位的にフォローが足りなさすぎた」これに尽きるでしょうね。
で、爆笑問題の太田氏、若い頃に立川談志師匠に「お前ら、天下取っちゃえ」って言われたことがあるんですね。ただそこには「しかし相方は切るなよ。こう出来た奴も、なかなかいないもんだ」とも釘を差されているわけで。むしろ田中氏の方が太田氏のやんちゃぶりに「ふざけんな、解散だ!」って激怒することはあるそーですが(^_^;)。だからまあ、所属事務所の「タイタン」さんもこの手の仕事は、まあ当面は来ないかもしれませんが、より真面目なテーマであればあるほど、太田氏には田中氏をつけて番組を出すようにどうぞよろしくお願いします(苦笑)。
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