海外大会挑戦の渋野日向子プロに罰金100万円←随分とケツの穴が小さい協会だ。

渋野日向子に100万円の罰金 前回大会覇者としての出場義務違反(ALBA.net)

なんか何年か前に男子ゴルフの松山英樹選手でも似たような話を聞いた記憶があるのだが…なんつーか、海外挑戦をズル休み、組織から見て「利敵行為」と見ている感じで気分が悪い。

<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 事前情報◇5日◇茨城GC東C(茨城県)◇6630ヤード・パー72>

今年初のメジャー大会を前に日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が会見を行った。今季好調の選手など132名が出場するなか、前回大会の優勝者、渋野日向子は米国女子ツアー出場のため欠場となっている。

これについては、JLPGAの規定どおり出場義務違反として100万円の罰金が科されることに言及。罰金についてはチャリティ活動に充てられることもあわせて発表された。

なお、渋野は6日からタイで開催される「ホンダLPGAタイランド」に出場予定となっており、6月までの海外転戦を表明している。

つーか、この新型コロナ禍で、海外に行ってゴルフやってすぐに帰ってきて国内の大会に参加…なんかできるわきゃないし、少なくてもそれぞれの入国・出国時を含めて何度もPCR検査はあるわ、隔離期間はあるわで実に大変なのに、日本女子プロゴルフ協会の時代錯誤と現実を見てない感がなんともひどすぎる。つーか、渋野選手だって全英女子オープンに勝ったことがある選手なのに。

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スポンサーを納得させるのが「協会」の仕事だろうに。

欠場の渋野日向子に罰金100万円 前回王者の出場義務違反 小林会長も理解示す(デイリー)

で、デイリースポーツの記事では、協会の会長氏のコメントも入ってるんですけども。

「女子ゴルフ・ワールド・サロンパス・カップ」(6日開幕、茨城GC東C=パー72)

 今年国内メジャー初戦は6日、茨城県つくばみらい市の茨城GC東Cを舞台に無観客で開幕する。前回19年大会の王者だが、米ツアー参戦のため欠場する渋野日向子には、規定に従い100万円の罰金が科される。

 森本多津子大会実行委員長は「トーナメント規定通り、ディフェンディングチャンピオンの出場義務違反ということで、100万円の罰金を支払っていただくことになっております」と説明した。100万円はプレーヤーズ委員会に入り、チャリティーに寄贈される方向。

 渋野の欠場について、小林浩美大会会長は「全員が楽しみにしていましたが、本人がアメリカで頑張りたいという気持ちが強く、今は向こうで頑張ってくれていますし、仕方がないなという感じです」と理解を示した。

なんか「こんな時期に国外に行くほうが間違っとる」みたいな杓子定規的な規定の運用はいかがなものなのか。

というのは、先日の松山英樹選手がマスターズを制覇した際に「日本人プレイヤーでは初(実際はアジア勢でも初めてだったそうですが)、日本ゴルフ界の快挙!!」と、ゴルフ雑誌のほぼ全部が特集号を組むぐらいに盛り上がって、その海外で揉まれた経験やテクニック、トレーニング方法、育成メソッド…などなどが最終的に、国内の「将来を担う」若手プレイヤーにフィードバックされればなおさら好い話でしょうし、これがきっかけで海外志向なプレイヤーが増えていけば、もっとゴルフ人口、またはゴルフはやらないけど「見る専」のファンが増えていけば、それが男女を問わず日本のゴルフ界が盛り上がっていくハズなのにねえ、と。

で、よしんば、大会のスポンサーが「顔」である前年優勝者が欠場したとしても、それがはっきり言って仮病とかのズル休みでない限り、「今回は海外大会に出場するそうなので、ご勘弁ください」と筋を通せばまた新しいスター・ヒロイン(←女子ゴルフですので)が誕生するかもしれないし、それでまた話題を呼べば誰もがWin-Winになるというのに。そしてそれを責任もってやるのが「統括団体」たる協会の仕事でしょうに。海外挑戦する選手たちの「障壁」になってどうするんだか。

これが例えば「仮病」でいえば、10数年前に大相撲の巡業を病気か怪我かなにかで欠場して母国のモンゴルに帰って、チャリティーのサッカー大会に出てた横綱・朝青龍のようなケースだったら「罰金100万円だ!」は多少の説得力はあるかもしれませんが(確かドルジ氏は2場所出場停止と減俸を喰らってた記憶があります)。それは大相撲の普及イベントたる「巡業」の意義をないがしろにしたんで、相撲協会の言い分もわからなくはないんですけども、今回の渋野選手のはねえ…。

ま、逆に言えば「100万円」をくれてやれば好きに海外に(以下略)

ただ、逆に言えば、渋野選手ぐらいの、賞金および各種スポンサー料などで億の単位も稼げる女子ゴルフのトップ選手であれば考え方を変えれば「あ、100万円払えば、自分の好きにできるのね。じゃあいいや、こんな端金くれてやるよ。」という事も言えなくはないんですけども(苦笑)。

これまたかなり昔、落語協会から円楽一門会と落語立川流が離脱した際に、両会の落語会や、落語家の真打昇進パーティーとかに落語協会の幹部だった林家こん平師匠や橘家圓蔵師匠が出席・参加した際に、当時の落語協会の会長だった柳家小さん師匠から叱責を受けて「寄席3ヶ月出演停止」という処分を受けたんだそうですね。

ところが両師匠、もともとテレビ・ラジオで全国区の人気があり「売れっ子」だったんで、それを聞いてその場で「しめた!これで(他の仕事が入れられて)儲かる!!」と喜んじゃって、他の幹部連から「だめですよ、会長。売れっ子からすれば、むしろ寄席に出続ける方が(ギャラが死ぬほど安いんで)ペナルティなんですからって窘められた…って逸話があったそうで。まあ保身ばかりで大局を見失うみじめな統括団体の下でプレーする選手たちが気の毒ですな、ええ。

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