・乾貴士にセレッソ大阪が6試合の出場停止処分 途中交代で暴言、試合後にチーム規律を乱す行動(日テレNEWS24)
こないだの試合でセレッソ大阪の乾選手が途中交代に怒っちゃっていろいろとやらかした…というニュースは知ってたが、これほどまでに大事になるとは(大汗)。
乾貴士選手の処分についてhttps://t.co/NOy04JuFep
— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) April 14, 2022
Jリーグのセレッソ大阪は14日乾貴士選手をクラブとして6試合の出場停止とすることを発表しました。
乾選手は5日の柏レイソル戦で後半途中に交代を命じられた際に、サポーターの前で暴言を吐くなど不服な態度を示したとのこと。さらに試合後にチーム規律・秩序を乱す行動が確認されたためによるものです。
出場停止期間は17日のJ1第9節のアビスパ福岡戦から5月14日のJ1第13節の名古屋グランパス戦までとなります。
セレッソ大阪は今回の行為を深刻に受け止め、再発防止に向けて選手への指導を徹底していくとコメントしています。
まあ過去にも、鹿島時代の金崎夢生選手とか、昨年引退したC大阪や神戸、川崎でプレーしていた大久保嘉人選手とか、その他外国人選手とかも途中交代にロコツに不服を訴えてふてくされたとか、試合中にキレていろいろやらかした…とか、こういう話はありましたけどね。
しかし試合でレッドカードを突きつけられてJリーグの公式的に数試合の出場停止を喰らったという例は聞いたことありましたが、チームから「お前、6試合は出さんから」と自発的に処分を喰らった例はあまり記憶にないですね。
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あー、これ2度目なのね。でも30歳を過ぎたらもう性格は変えられん(^_^;)
・【C大阪】乾貴士問題の全真相 極めて重い処分が下った複数の問題言動、興奮しスタッフらに暴言(日刊スポーツ)
と思ったら、日刊スポーツさんに詳報が。あー、かなり前に「お前、4試合は出さんから」というペナルティを喰らってたんスね、なるほど。
ベンチの采配などに不満の態度を示し、6日から謹慎処分中だったセレッソ大阪MF乾貴士(33)への最終処分が14日、発表された。
これまでの2試合に加え、今後6試合の出場停止が決定。同時に今後1カ月間はチームの全体練習に参加できない、クラブ史上前例のない極めて重いペナルティー。いったい、乾に何があったのか-。
◇ ◇ ◇
ガバナンス(管理能力)が問われたクラブは今回、極めて厳しい姿勢で処分を下した。問題発生から9日の時間を要したのは、乾が起こした今回の事案が複数あったからだという。各方面への聞き取り調査を重ね、ようやく発表に至った。
問題の発端は、5日のJ1リーグ柏レイソル戦。主将MF清武が欠場中で、副主将の乾が主将マークを巻いて先発した。
0-1で迎えた後半17分に途中交代を命じられると、ベンチ前で出迎えた小菊監督の右手を払いのけ、怒りを体全体で表した。
この日のクラブ発表によると「サポーターの前で暴言を吐くなど不服な態度を示した」とある。スタッフにも制止されるスター選手の言動を、本拠地ヨドコウに詰めかけた多くの観客が目にすることになった。
事態をより深刻化させたのは、その後の言動だったという。これもクラブ発表では「試合後にチーム規律・秩序を乱す行動が確認されたため」としている。
複数の関係者によると、興奮した乾はスタッフらに暴言を吐き、それは風呂場にも及んだという。これらの言動が決定打になった。現場は収拾が付かず、クラブが本人に謹慎処分を伝えることができたのは、当日の深夜だった。
翌6日からは練習場への立ち入りも禁じられ、10日J1神戸戦と13日ルヴァン杯鹿島戦も当然、ベンチ外になった。同時に乾とクラブの面談は行われ、本人は反省の態度を示したが、多くの選手やスタッフ、職員が目にした造反に、厳罰は既に避けられない状況だった。
乾は過去にも同様の過ちがあった。
11年5月24日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦、史上初めて同大会で実現したガンバ大阪との大阪ダービー。前半だけで交代を命じられた乾は、ハーフタイムに控室で激高。シャワー室のガラスを手でたたき割ってしまった。
当時のレビークルピ監督がこの造反に激怒し、謹慎処分こそ1週間で解除されたが、同年5月29日から6月18日までの公式戦4試合の出場禁止処分に。約1カ月に及ぶ厳罰だった。この件はクラブから公式な発表はされなかったが、今回はそれを上回るペナルティーになった。
あれから11年がたち、その間の乾はスペインなど欧州でプレーし、18年ワールドカップ(W杯)ロシア大会では2得点と活躍した。昨年8月に古巣に復帰し、今季からクラブのレジェンド、森島寛晃(現社長)の背番号8を自らの意思で引き継いだばかりだった。
競技への愛着が深く、あふれでる情熱を含め、多くの関係者は、乾のことを“永遠のサッカー小僧”と呼ぶ。今季の開幕前に、本人は「覚悟を持って挑戦し、プレーで証明していく」と誓っていた。
乾の出場停止処分が明ける最初の試合は、5月18日のルヴァン杯大分トリニータ戦になる。
あー、前科もとい前にも似たようなことをやったことがあったんすね。そりゃ余計に怒られるわ。しかも33歳になって「これ」では(いや、乾選手。個人的にはもっとお若い印象があったんですが、いつの間にかベテランの域に…)。
ま、本来であれば33歳にもなってこれでは「30歳を過ぎたらもう性格は変えられん」と私は思ってまして(これはとある友人から言われた言葉の受け売りなんですけども、まあ95%は事実でしょうね。自己陶冶の末に治せる人もごくまれにいましたけど…)。ましてやこのような「アンガーマネージメント」の域まで行くと、監督やフロントからすれば「ここまで荒れるんじゃ、怖くて使えねえな」ってなりかねないですしね。「いい仕事はするんだけどなあ」というフォローは勿論入るんでしょうけど。
さて今後はどうすんだろうな。乾選手も正直居づらいだろうし、後輩・若手選手とかも含めて「扱いづらい」存在になりそうだしで。先年、浦和レッズでプレーしていた柏木陽介選手が素行的な面でいろいろとやらかして事実上のチーム追放のような形で移籍していった一件がありましたが、あれと似たような話になるかもしれないですね。だとすると酷な言い方だけど、秋開幕の海外リーグの方に期限付き移籍でもいいから放出した方が実際にはセレッソ大阪のチームとしては「最大限の温情」になるのかも、と。
サッカーは超一流で一方で人格等はアレという選手は過去にも一定数いたようですが(まあ野球にもラクビーにも競馬競輪大相撲などなどにもどこでもいるようなあるあるなパターンですけどね)、チームに迷惑をかけるように熱くなるのに関しては程々にしないと。でもたぶん瞬間湯沸かし器的な感じになると視野も狭くなってどうしようもないのかもしれないね。
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