日本相撲協会曰く「阿炎よ。引退よりも「遥かに辛い」現役続行させてやる」と。

阿炎の引退届を受理せず…今後迷惑かけたら即引退(日刊スポーツ)

てっきり相撲協会はクビに近い形で放逐するのかなあと思ってたら。「むしろ今、引退するよりも5倍ぐらい辛い道を味あわせてやる。だから現役続行という罰だ」という選択をするとは驚いた(苦笑)

あー、阿炎関、引退届出しましたか。しかもキャバクラ通いでしたか(呆)

2020年8月5日

阿炎関、キャバクラを10回前後も通ってちゃ引退届も受理されないわな…。

2020年8月6日

日本相撲協会は6日、東京・両国国技館で理事会を開き、4日までに引退届を提出していた阿炎(26=錣山)について、引退届を未受理とし、出場停止3場所および5カ月50%の報酬減額の懲戒処分を決定し、本人に通知したことを発表した。

今後、程度を問わず協会に迷惑をかける行為を行った場合には、預かっている引退届を受理することと、またそのことを了承する旨の誓約書を提出すること、住居を錣山部屋に移し、師匠の錣山親方(元関脇寺尾)の監督下に入ることを条件とした。阿炎は当面日常生活に支障のある場合をのぞき、外出禁止とした。

師匠の錣山親方は指導監督に重大な不足があったとして、6カ月20%の報酬減額となった。

阿炎は不要不急の外出自粛が求められている中、7月場所中にキャバクラに出入りしていたことが発覚。師匠の判断で7日目から休場していた。阿炎はさらにコンプライアンス委員会の聴取に対して「場所前と場所中に2回」と報告していたが、実際は場所前から複数回出入りしており、虚偽の報告をしていた。また同席していた幕下以下の力士に、出入りした回数などについて口裏合わせを指示していた。

また、阿炎に同行してキャバクラに出入りした幕下極芯道(錦戸)には出場停止2場所の処分が決定した。極芯道は3日までに協会に進退伺を提出していた。師匠の錦戸親方(元関脇水戸泉)にはけん責の処分が通知された。

◆阿炎の不適切行動と発言 昨年11月に十両若元春の手足をテープで縛った動画を自身のインスタグラムに投稿。“悪ふざけ”動画はSNSで拡散され、ネット上で「暴力を連想させる」など批判を浴びた。協会から口頭で厳重注意を受け、反省文を提出。さらに今年2月の全協会員を対象とした研修会終了後、会場を引き揚げる際に報道陣の取材に対して「爆睡していた」「寝ていたので何も聞いていない」と発言。翌日に師匠と協会を訪れて謝罪し、鏡山コンプライアンス部長から厳重注意を受けた。

で、帯同してた幕下力士も実名が出て2場所出場停止と。こっちも「引退はさせん。死ぬ気で頑張れ」という事に。

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大相撲版「虎の穴」でも作って半死半生級の稽古を(以下略)

3場所出場停止で確実に幕下以下(もしかしたら三段目上位のあたりまで)番付は下がると思うんで、関取の特権や給料もなくなってしまうし(そして出場停止中に番付が十両以上でも減俸5割ですからね)、今場所、幕内最高優勝を果たした元大関の照ノ富士関をしても(ましてや照ノ富士関は怪我や糖尿病というやむを得ない理由で)「序二段まで陥落した際にはタニマチや後援者が離れていった」ような思いをしてたそうですから、まあ、3場所出場停止中は稽古もできないかもしれないし、おそらく相撲部屋で謹慎で気持ちの上では全く現役続行できるモチベーションには至らないでしょう。そして「屈辱も受けるだろうし、たぶんここで辞めたほうが何十倍もラク」な体験はしていくんでしょうね。

あの照ノ富士関だって5回も師匠に引退させてくださいって頭を下げたらしいじゃないですか。ましてや今回の一件で逆風も逆風、ふんばってないと一気にふっとばされかねないぐらいの大嵐の中、これが3場所、少なくても半年も続くわけで、これはやはり相撲協会はよく考えたなあって思いますね、はい。

ただ、ここで心機一転、稽古に励んで照ノ富士関のようなV字回復…ではないですが、三段目や幕下から「這い上がって」くればそれまた新しいファンやタニマチ・後援者はつくと思いますけどね。今よりも堅牢な、たぶん一生涯離れないような素晴らしい人たちが。なので「ここで離れていく連中は、むしろ人間関係の断捨離」だと思って、今は反省と基礎体力の維持ぐらいの稽古を頑張るしかないんでしょうね、これは。

と同時に思うのは、いっその事、相撲協会も素行不良とかトラブルメーカーをかき集めて、相撲教習所でもどこでもいいから、梶原一騎先生の「タイガーマスク」に出てきたような「虎の穴」でも作ればいいのに、と。まあ元ネタは「悪役レスラー養成機関」で、10年間の特訓期間で死屍累々となって生き残るのはほんのわずか、という凄まじいとこなんすけど(大汗)。

「集団脱走してカラオケボックスに」の式秀部屋の一件も話の続きが。

式秀親方とおかみさんに注意 脱走力士は部屋に戻る(日刊スポーツ)

で、こちらは昨日の阿炎関の話の記事の「余談」で紹介した話なんですが…一応、解決には向かってるようで。

茨城県龍ケ崎市の部屋から集団脱走した大相撲の式秀部屋の力士9人と師匠の式秀親方(元前頭北桜)、おかみさんが5日、東京・両国国技館で、日本相撲協会のコンプライアンス委員会から聞き取り調査を受けた。

力士らはおかみさんの生活指導に不満を募らせ、4日に集団脱走して協会の通報窓口に連絡。鏡山コンプライアンス部長(元関脇多賀竜)は、式秀親方とおかみさんの指導を注意し、力士らは部屋に戻った。関係者によると、部屋には不満を募らせる力士が他にもおり、同委員会は引き続き聞き取り調査を実施するという。

   ◇   ◇   ◇

集団脱走した9人の力士は、この日正午ごろに両国国技館を訪れた。外出する際の服装は浴衣が決まりだが、Tシャツに短パン姿で館内へ。力士らは4日夕方、部屋を飛び出して千葉県内のカラオケボックスに逃げ込み、協会の通報窓口に連絡。浴衣に着替える余裕がないほど、緊急を要するものだったとみられる。

関係者によると、力士らはコンプライアンス委員からの聞き取り調査を受けた。その後、師匠の式秀親方とおかみさんが聞き取り調査に応じた。力士らの思いは伝わり、鏡山コンプライアンス部長は式秀親方とおかみさんに対して過度な指導を注意。脱走した力士は5日中に茨城県龍ケ崎市の部屋に戻ることになった。部屋に戻った式秀親方は弟子らに対して「今後は俺がしっかり指導していく」などと決意を話したという。

脱走の理由は、おかみさんによるモラルハラスメントだったという。式秀親方が今年に入って体調を崩し、おかみさんが師匠代わりに力士への生活指導を行った。部屋のグループラインにおかみさんの長文指示が相次ぎ、返信が遅いと「厳重注意」。実家から仕送りなどの荷物が届いた時は、開けて写真を撮り、グループラインに投稿することが義務付けられた。

おかみさんにしてみれば、熱心に指導していたつもりだが、力士には受け入れられず、集団脱走騒動に発展。今回の事態を受けてグループラインは廃止になったという。日刊スポーツは式秀親方の携帯電話に連絡して取材を試みたが、電話に出たのはおかみさんで「ご迷惑をかけられないので、協会にお聞き下さい」と詳細は明かさなかった。

脱走した力士以外にも不満を募らせている力士がいるという。同委員会は脱走せずに部屋に残った力士にも聞き取り調査を実施して、再度全員から聞き取り調査を実施する予定。親方の処分などは未定で、問題の解決にはまだ時間がかかりそうだ。

あくまでも個人的には…という意見を書かせてもらうと、「おかみさんも良かれと思ってやって、やりすぎた行為」だったと思うんで、相撲協会から注意以上の処分をするのは酷だなあと思うんスけどね。本来は親方が監督をすべき力士の稽古および私生活が、親方が病気でそれができなくなっちゃって、部屋付きの別の親方(大きな相撲部屋、または両国界隈の部屋だとそういうとこも多いです)がいつもはコーチ役として陣取ってるけど、ここでは「監督代理」みたいな立場で…となるんでしょうけど。

それとこれは力士側に対して少しきつい事を言わせてもらえば「一人前の口を叩くんだったら、強くなって関取になるしかないんじゃないの?」と。勿論、パワハラとか体罰はダメですよ。稽古の一環のしごきはグレーゾーンですけども(たぶん竹刀で殴る、拳で殴るとかはもうダメなんでしょうね、表向きは)。

でも力士って本来は稽古して強くなってひとりでも関取を目指すのが本筋というもので、これがボクシングジムみたいに世界チャンプからボクササイズ目当ての月謝払のおばちゃんまで混在しているような世界だったらまだしも、しきたりを守って、怪我とか病気は仕方ないけども稽古して強くなって一番でも番付を上げていくのか「力士の本懐」だと思うんで…それを思うと「ヌルい環境で満足してんだったら、今のうちに角界から足を洗って別の仕事に就いたら?」って思うんスけどね。

※ちなみにたまに趣味のクイズの話で「クイズ論」になる時は私は昔っから真逆の論法をとってます。「クイズ界は相撲部屋じゃないんだ、ボクシングジムみたいなもんなんだ」と。つまりは「クイズ王からなぞなぞ好きな子供まで、本当にいろんな人がいろんな形で出入りしてんだから、ひとつの方向にまとめるのは無理だし無茶。自由闊達にやらせろ、バカ。」みたいな話になりますね、ええ(笑)

昔、今は大相撲解説でおなじみの北の富士さんがまだ幕下以下の力士だった頃に所属していた出羽海部屋に関取にもなれないのに態度のでかい、いつも弟弟子をぶん殴ってばかりだったという怖い兄弟子がわんさかいたそうで、ちょうど出羽海親方が先代が亡くなって次の師匠になった際に「お前ら、うちは下宿屋じゃねえんだぞ」とそういう古参の怖い幕下力士を全てリストラして(ただし無理やり辞めさせる代わりに持参金は多く積んだそうですけどね)、若手力士を目一杯稽古させてそれまで幕下・三段目・序二段でうろうろとした力士たちを十両、幕内、大関・横綱まで鍛え上げたんだそうですね。

まあ本筋的には「集団脱走してカラオケボックスへ」というのは可愛げがあるし、これで厳罰は厳しいかなあと思う反面、むしろこれでリストラされる力士が出てきても仕方ないかなとは思ってますが…なんかここの相撲部屋の師匠、そこらへんはやさしそうだからなあ。だったらせめて皆で強くなっていけるように創意工夫していくのがいいのかもしれないですね。

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