市原市は停電や酷暑で疲弊してる生徒の体調よりも陸上大会が大事らしい。


Christoph MeinersmannによるPixabayからの画像

停電中に陸上大会 熱中症で生徒2人搬送 千葉 市原(NHKニュース)

しかしこれよく「強行開催」したもんだな。陸上部の顧問=体育教師は脳筋でできてて融通が効かねえし、これにGOサインだした市原市の教育委員会もアホだしで。

台風15号による大規模な停電が起きている千葉県市原市で、今月11日、多くの中学校が休校となる中、部活動の大会が実施され、熱中症で生徒2人が搬送されていたことが分かりました。自宅が停電中の生徒も含まれていたほか、台風の影響で救急車の到着も遅れたということで、主催した教育委員会は「実施の判断は妥当だと考えるが、搬送者が出たことは申し訳ない」と話しています。

千葉県市原市は、台風15号の影響で最大6万5000戸余りが停電し、今も1万戸以上が復旧しないままです。

市内の多くの中学校は、休校や授業を短縮する措置がとられましたが、そのさなかの11日、市内の競技場で陸上の県大会の予選会が開かれ、延べ500人余りの参加者のうち、生徒2人が熱中症の疑いで病院に搬送されていたことが、教育委員会などへの取材で分かりました。

このうち1人は自宅が停電中で、救急車も台風の影響で市外から呼んだたため、到着に時間がかかりましたが、大事には至らなかったということです。

主催した市原市教育委員会は「前日に体育連盟から実施の可否を相談されたが、来月に本大会があり開催した。競技時間を短縮するなど配慮し、実施の判断は妥当だと考えるが搬送者が出たのは申し訳ない」と話しています。

災害時の部活動の大会運営について、スポーツ庁は「明確な決まりはなく、現場の判断に任せている」としていますが、部活動の実態などに詳しい学習院大学の長沼豊教授は「停電などで日常生活が送れていない中、大会を実施したことに驚いた。延期が難しい事情も分かるが、生徒は学校を代表する気持ちで一生懸命頑張ってしまう。教育現場は、生徒の体調面などをもっと考えるべきだ」と話していました。

ま、「そもそも論」として、たかが「陸上の県大会の予選会」ごときを授業サボらせて平日にやろうっていう日程配置も「おかしい」んですけどね。ま、それはあえて触れないでおいても(^_^;)

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生徒たちの体調管理よりも自分らのメンツを大事にしたのね。

市原市とかだと、市内のほぼ全域が停電したり、下手すると断水までして、近隣のスーパーやコンビニなんかも営業してなくて、「暑すぎて夜も寝れない」し「水分補給の為の水やスポーツドリンクすら手に入りづらい」中なのに、よく強行したねえ、陸上大会。おそらく主催者側は「毎年恒例だから」「ここを逃すと県大会に出れなくなって生徒が不憫だから」とかで強行しちゃったんでしょうけど。さすがに現地にはなかなか売ってないだろう、遠くまではるばる訪れて大量にスポーツドリンクとか飲食類とかを買い出しに行って「当日に備えた」んだろうな?(たぶん何も考えずに当日を迎えたんだろうけども)。

で、結果として救急搬送される生徒が出て、おまけに救急車がなかなか到着せずに…という「誰もがわかりきってるオチ」になっちゃって。いやあ、陸上部顧問=体育教師ども、「こんな中、親御さんから生徒をお預かりしてる」感覚ゼロだろう、お前ら(爆)。

結局、市原市も「生徒がぶっ倒れた事は申し訳ないけど、許可を出したのは妥当だった」って逃げる気まんまんだし、この台風が想定してた以上の被害が出ちゃった…とはいえ、組織って硬直化すると融通がきかなくなって「子供でも考えれば0.5秒でわかる理屈」が全く通らなくなるんだから怖いわーと思いますわ。そりゃ70数年前に無謀な作戦に国民を徴兵してじゃんじゃん人をつぎ込んで、無駄に戦死者を出して国じたいを滅ぼした精神至上主義・根性至上主義の悪弊そしてDNAはここらへんに残ってんだなーと(苦笑)。

え、来年これぐらいの酷暑の中で東京で夏季五輪なんかやるの?バカじゃね??

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