体操協会の塚原夫妻のアレは別にしても、体罰に関してはコーチも猛省しろよ?

速見元コーチ、宮川への暴力「お尻を蹴ってしまったり」とも告白 体操協会の発表外(デイリー)

で、体操の宮川選手への体罰云々で物議を醸してるコーチが記者会見を開いたわけですが…体操協会や塚原夫妻の圧力は別にしても、こっちはこっちでちゃんと反省するように、と申し上げたい気分。

体操女子の宮川紗江を指導中に暴力を振るい日本体操協会から無期限の登録抹消処分を受けた速見佑斗氏が5日、都内で記者会見を開いた。自身が認めている宮川への暴力行為について、体操協会から発表されている「顔をたたく」、「頭をたたく」などの他、協会が「お尻を蹴ってしまったりだとか、そういうこともありました」と告白した。

 過去の宮川への暴力行為の詳細について、「過去を振り返ってみれば、頭をひっぱたく、そして髪の毛を引っ張ってしまったり、ほっぺたをひっぱたいたこともありますし、体操協会から出てはいないんですが、お尻を蹴ってしまったりだとかそういうこともありました」と質問に答えた。

 指導の一環だったのか、と問いただされると、「当時は、私自身、子供のころにそういう認識を持って今、大人になっているということがあって」と絞り出した。「はじめは、危険な場面だったり、気持ちの部分で、練習に身が入っておらずに危険な場面になってしまうんじゃないかと思う場面だったり、すごく自分自身、厳しくとらえていて、その当初はけがしてしまうぐらいだったらとか、命にかかわってしまうぐらいだったら、本当にたたいてでも分からせなきゃいけないと思っていました」と語った。

 会見冒頭の謝罪では、自身が宮川に暴力を振るうことで周囲の選手にも恐怖を与えてしまったと謝罪していた。「当初はそういうところまで考えられていなくて…」と反省しつつ、「どれだけまわりの人に迷惑をかけて、どれだけまわりの人が僕の指導によって嫌な思いをしたり、練習のさまたげになったり、宮川選手ももちろん、周りの選手・コーチの人達に対しても自分中心的な考えで、そういうところまで考えられていなかった自分というのが、振り返ってみると、そういう自分がいるなと今、感じていますので、申し訳ない思いでいっぱいです」と独りよがりなものであったと振り返った。

この部分だけを呼んでると、塚原本部長が宮川選手に関して「宗教みたい」と言ったのはわからんでもない…んですけどね。ただ、だからといってコーチと引き離して自分のチームに半ば無理やり勧誘していいのかどうかというのは全く別問題として。

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とにかくコーチは「猛省」しろ、と。

本来であれば、選手を最初に矢面に立たせて、その後にコーチかよ…という意味では「順番が違うだろ」的な気持ちはなくはない(それは日大アメフト部の一件の時もそう思いましたけどね。あの時も奇しくも「宮川」選手ではありましたが…)んですが、それ以上にコーチが、思った以上に自己保身に走らず、マスコミ報道されて「いない」部分の体罰にあたりかねない点も正直に「告白」した部分に関しては、一応評価はしてもいいんじゃないかな、とは私は思う次第です。もちろん、意見には個人差はありましょうが。

それと、ここからの文章は決して「体罰を容認および弁護しているわけではない」「雑学の知識の一環(いわゆる「そういう事もあった」と)」のを大前提として書かせていただくんですが…。

大相撲なんかでも稽古の際には「気を抜いてると余計にけがをするぞ」と、今も昔も「かわいがり」や三番稽古(延々と同じ対戦相手で相撲の稽古をすること。柔道でいうとこの「乱取り」に似ています)のような猛稽古で「体罰」のようなものは残っています。

それでも昔に比べると大相撲なんかでは「死ぬほど稽古させられて、しかも番付の下の連中は食べるちゃんこも残っていない→ハングリー精神も鍛えられて、競技人口が自然淘汰されていく」みたいなことは昔ほどはなくなったそうですが、どうも油断をしていると…というか、気を抜いていてると怪我をするどころかフツーに競技していても怪我に繋がりかねないスポーツ・競技には、こういう「気を抜いたプレーに手をあげる」ような指導者は昔も今も少なくないそうです。そういう意味では、いかにも落下事故が多そうな体操競技なんかでは昔からそういう指導者が多かったし、事実、才能は世界級のそれを持ってたのに怪我で選手生命を棒に振ったという選手も何人もいたんでしょうね。

たぶんこのコーチは現役時代、そういう流れの指導者に指導されていたからこそ、自分が指導者に回った時に「経験則」でこれをやってしまった…んじゃないかな、と想像するわけです。もしかしたらそのコーチ自体が怪我で選手生命を絶たれていた経歴があったのかもしれないしで(←そこは確認はしてないのですが、実際、スポーツアスリートで「怪我もなく順分満帆に」現役を終えた選手は本当に少ないんだそうです)。

…ただ、それを踏まえても「今はもう時代が違うぞ?」というのは認識すべきでしょうね。

そういうのはもはや許されないし(ましてやSNS全盛の時代、誰がどこで見て、それをアップして、世界中で見られるかもわからん時代に)、それで選手が強くなるとは限らないぞ、と。その点はもしコーチとして「復帰」できて宮川選手を再び指導できる日が来るにはもうちょっと時間がかかると思うんですが、その間に、いろいろと指導の勉強や、人とのコミュニケーションのとり方などの勉強・研究はぜひともした方がいいな、とは強く思いますね。今までの指導方法から体罰をなくしてどうやって行くのか。まあできれば、このコーチの世代の「指導者」でそういう体罰主義のようなそれは根絶しないと、そろそろ「スポーツ」としての体裁も取れなくなってくるんじゃないのかなあとは考える次第です、はい。

ただそれと「塚原夫妻のやりたい放題」は別な(爆)

速見元コーチ、宮川とセットで朝日生命への入部要請受けたと明かす(スポニチ)

一方でこんな話も。

体操女子の宮川紗江(18)に対する暴力行為で日本協会からの無期限の登録抹消処分を受けた速見佑斗元コーチ(34)が5日、都内で会見を行い、宮川への暴力行為について「深くお詫び申し上げます」と謝罪した。会見では、宮川とともに朝日生命体操クラブへの入部要請を受けたと明かした。

 暴力問題を発端に、宮川が日本協会の塚原千恵子女子強化本部長(71)、夫の光男副会長(70)からのパワハラを告発し大騒動に発展。8月29日に行った会見で宮川は、塚原夫妻に関係が深い朝日生命への移籍を関係者から勧められたこともあったと主張していた。

 速見元コーチはこの日の会見中、報道陣との質疑応答で、朝日生命からの勧誘については「宮川選手が中学3年の秋から冬ごろに、朝日生命のコーチの方から電話で連絡をもらった。“宮川と(速見)コーチといっしょに来てくれないかという話をしたいので、一度食事に行きませんか”と誘いを受けた」と答えた。

 食事の場での遣り取りについて「朝日生命のコーチから“宮川選手と私とセットで朝日生命に入ってほしいと塚原光男先生から頼まれたので食事に誘った”と聞いた。その時は、私が思い描いている今後のプランがたくさんあったので、お言葉は嬉しいですが、お断りさせていただきますと伝えた」と説明した。

 引き抜き行為の2回目は、昨年の世界選手権が開催されたモントリオールで塚原強化本部長の付き人から「宮川選手がウオーミングアップをしているときに“今後の五輪とか海外派遣とかについて誰が決めるか知ってる?”と聞かれた。わかりませんと答えたら“強化本部長が決めるんだよ”と言われた」といい、3回目は宮川が会見で明かした内容と語った。

 圧力を感じたかという質問には「相手側がどういう意図で言ったのかは読み取れない部分があるが、私自身は『2020東京五輪特別強化選手』に入ってないことで味の素ナショナルトレセン(NTC)の利用制限もかかったし、強化本部長から海外遠征も“だから派遣しなかった”と言われたので」と認めた。

…で、それは別として、塚原夫妻とかの「権力者としてのやりたい放題」についての一件の追求とか、体操協会の刷新とかもとにかく頑張れ、と言いたいですな。

 

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